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永遠に咲き続けるバラという名の   36

第36回「 問い 」


エターナルローズ
イース博士         ・・・世界科学機構人文学学会博士
ノース博士         ・・・宗教哲学学会博士
ウエス           ・・・予言者の一族の末裔
サウス博士         ・・・宇宙科学学会博士
アイス           ・・・エターナルローズのAIプログラマー
アル・イクシール      ・・・ウエスの師匠
アル・コンコード      ・・・ウエスの1番弟子
テル・ミリオン       ・・・ウエスの2番弟子 天気の予知能力者
ザンザーハウゼン・ビビアンローゼズ財団現当主
カレン・ビビアンローゼズ
子犬のガーディ
エイト           ・・・ガーディと対になっている犬(アンドロイド・ESP)
キリン           ・・・動物の守護を司る超能力者
ドラド隊長(x)       ・・・ナガング国軍所属 超能力者
クレピオス医師       ・・・不老不死の研究を生涯続けている医師。超能力者



ドラドに電話をするようにジュリアに言われたリーダーは、首を振った。

「捕虜、で結構だ。
 ドラド隊長には連絡しない。」

ジュリアは、リーダーの言葉に、一瞬固まった。
「・・・・・命が、惜しくはないの?」
「ふん。」

ジュリアの周りの仲間たちは、ジュリアを安心させようとして言った。
「この男は、忠誠心が強いんですよ、兵士ですから。」
「ジュリアは兵士の教育なんて知らないだろうから、無理もない。
 あなたはショックかもしれないが、こいつ、拷問にも耐えるだけの精神力はある。」

ジュリアはうつむいていた。

「・・・ごめんなさい、みんな。
 少しだけ、この部屋から出ていてくれる?」
「ジュリア、大丈夫か?
 何かあったら、すぐに声をかけてくれ、ドアの外にいるから。」

仲間たちは外に出た。


ジュリアは顔をあげた。

「・・・また、私は試されるんですね。」

リーダーの顔が歪み、影が部屋を覆いつくした。

「もうそろそろ、わかってもいい頃だろう。
 おまえの囚われの正体に」



ジュリアの瞳から涙がこぼれた。


「・・・ザンザーハウゼン・・・・・・・・」




「希望の女神よ。

 諦める時は来た。

 人間は己のプライドの為に死を選ぶ。

 果たして おまえは その人間を どうやって救うつもりだ。」


ドアの前にアルが駆け付けた。
見知った面々を見て、何が起こったか、聞いた。
「ジュリアがこの中に残ってるんです。」
「ーーどういうこと?」
「捕虜にした兵士達が、こっちの条件をきかなくて」

アルはしまったと思った。

ドアを開けようとしたが、びくともしない。
ドンドンドンドン!!!!
「ジュリア!!!ここを開けるんだ!!」
仲間もドアを開けようと、躍起になったが、取っ手はまるで石になったかのように動かない。
「ジュリア!!!!」
皆が大声で叫んだ。

(ウエス師匠~~~~!!!ジュリアがっ!!!)

ーーーああ、だめだ、師匠は今聴こえないんだ!

どうすればいい、どうしたらジュリアは戻ってこれるんだ?!

  1 % 

 やめてくれ、ジュリア!!!



・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・
(このお話は、フィクションです。)






by f-as-hearts | 2026-02-19 00:26 | SF小説

タロット占い師ASのブログです。


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