永遠に咲き続けるバラという名の 31
2026年 01月 25日
第31回 「 しじょうくうぜんぜつごとかゆう 」
エターナルローズ
イース博士 ・・・世界科学機構人文学学会博士
ノース博士 ・・・宗教哲学学会博士
ウエス ・・・予言者の一族の末裔
サウス博士 ・・・宇宙科学学会博士
アイス ・・・エターナルローズのAIプログラマー
アル・イクシール ・・・ウエスの師匠
アル・コンコード ・・・ウエスの1番弟子
テル・ミリオン ・・・ウエスの2番弟子 天気の予知能力者
ザンザーハウゼン・ビビアンローゼズ財団現当主
カレン・ビビアンローゼズ
子犬のガーディ
エイト ・・・ガーディと対になっている犬(アンドロイド・ESP)
キリン ・・・???
ドラド隊長(x) ・・・ナガング国軍所属 超能力者
クレピオス医師 ・・・不老不死の研究を生涯続けている医師。超能力者
ドラド隊長は、周りが驚くほど慎重だった。
「ザンザーハウゼンを捕まえたことは、評価できる。
だがここからだ。
伯爵が何か情報を漏らしたりしないか、常に監視しろ!」
兵士が手を挙げた。
「隊長!先ほど2人が車の中で目覚めたそうです!
その時に、気になる発言があったそうです。」
「なんだ?」
「・・・予知の通りだ、と。」
ふふんっ!
ドラド隊長は笑った。
「それぐらいは想定内だ。
引き続き、見張りを怠るな、いいな!」
あいつらをやり込めようとするには、それぐらいは当たり前だと、ドラドは思っていた。
なにせ、この俺を出し抜いた奴らだ。
こんどこそ、俺はあいつらの上をいく。
ウエスはザンザーハウゼンの自衛団と共に行動を始めていた。
自衛団は伯爵直下の軍隊だけあって、統率がとれていた。
「ウエス殿、言われた通りの車を用意させました。」
ウエスと軍曹はやたらと目立つ車に乗り込んだ。
「この車は、別名カメレオン。
乗っていただければわかります。」
自衛団は似たような他の車3台に分かれて移動、しかし・・・
「この車だけ、風景に溶け込む特殊塗料の車になっています。」
「ありがたいね。これで心置きなく逃げることができそうだ。」
「また、この車はステルス仕様になっています。」
「つまり?」
「人工衛星であっても、この車は追えません。」
「完璧だ。」
ウエスは師匠の自信の一端を理解した。
「私達にはザンザーハウゼンの後ろ盾と、ノース博士、いやノース大僧正の大運がついている。」
そうか、これなら・・・クレピオス医師に会えるかもしれない。
(さあ、史上空前の鬼ごっこをしようじゃないか!
・・・うん、このフレーズなら師匠も笑ってくれるなっ!)
「なにいってんの、師匠???」
「アル、どうしたの?」
「あ、ああ、うん、つまりね・・・
史上空前の鬼ごっことかウエス師匠が言ってて。
ぜんぜん緊張感がないんだよ!!」
キリンは、はあ?と言って笑った。
「鬼って、誰?」
「はあ~~~~っくしょん!!~~~うええい!!」
ドラド隊長が目の前の兵士におもっくそ、くしゃみをかました。
周りの兵士は勢いよく横っ飛びして、まるでボウリングのピンのように倒れた。
「・・・面白いな、おまえら。」
兵士たちは心の中で毒づいた。
「し、しつれいいたしました!!!」
「緊張感がまるでないな!」
あ、あああああああんたにいわれたくねえよっ!!!!!
「確かに。」
ドラドはしれっと笑った。
・・・・ああ、おれらもうドラド隊長に殺される・・・・
涙目の兵士達に、ドラドは言った。
「問題はない。
そんなことより、伯爵ご一行をお迎えしろ。」
「イエッサー!」
・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・
(このお話は ふぃっくしょ~~~ん です。)
(やめんかっ!!!)
by f-as-hearts
| 2026-01-25 00:27
| SF小説
