サウザンドアイランド 142

異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百四十二話  「 カオスでお茶タイム。 」


リリアは階段を急いで上がっていた。
この先が、レゼンダのいる階だった。
階段の上に大きな緋色のドアがあった。
ドアから声が響いてきた。
「どうぞ、お入りくださいな。」

リリアは銃を構えたまま、そのドアを開けた。
部屋は豪華絢爛という言葉がぴったりの、金銀で装飾された大広間だった。
長い蝋燭の火が揺れる蜀台がずらりと壁に立ち、まるでこれから王族の宴が開かれるかのようにみえた。
ドアは音も無く閉じると、鍵がかかる音がした。
「玉座に座るのは、悪くないわね。」
緋色のドレス、盛り上げられたヘアは貴族趣味のアクセサリーまで沢山埋め込まれている。
「たまには、いいわよね。
折角、お城で戦うのだから。」
リリアは銃を構えたまま、レゼンダに言った。
「生憎、私は興味がないので。
さあ、レゼンダ、このまま銃を乱射してもいい?」

ふふふっ
レゼンダは笑ったが、目は笑っていなかった。
「そんなあなたにプレゼントするわね!
ここは、私の貴族フィールド!
ここでは直接攻撃は無効よ!!
あなたにも貴族になってもらうわ!!」

リリアは一瞬まばゆい光で何も見えなくなった。
「何が・・・」

リリアは純白の光るドレスに着替えていた。
着替えさせられていたのだ、強制的に。

「残念ねえ、直接攻撃じゃなければどう戦ってもいいのよ?
さあ、不思議なお茶会にご招待しますわ。

メイドに給仕、執事に小姓、お茶会の道具をすぐに揃えて!!」

うさぎが給仕のスタイルでお盆を持ってやってきた。
あっという間に、可愛い召使い動物達に取り囲まれてしまったリリア。

「この子達は、休息やヒットポイント回復用のカードよ。

さあ、どうぞ。
ゆっくりお茶でもいたしましょう。」

リリアは長いテーブルの前の椅子に座らされた。
紅茶のカップを持って、小さなハツカネズミがリリアの顔を覗き込んでいる。
「お、お、おちゃ  おもちしますか?」
ハツカネズミはタキシードを着ている。

なんてこと・・・
リリアはくらくらしていた。

「いいえ、いいわ・・・

いえ、泣かないで。




わかったわ、紅茶くださいな。」



・・・その頃・・・


古びたドアが開いたのを、オーディーンは聴いた。
「エリック!!!!」

ドドドドドドドドドドーーーーーーーーーーーー!!!

「ははは、ほんとに戦車で駆け上がるかな~~~~!!
リフ、大丈夫か??」
「ええ、カネムラさん、大丈夫です。通路は広いですから。」
「むちゃくちゃや~~~~~~~ん!!!!
えりっくうううう~~~~こいつほんとにアンドロイドなのおおおおお???」
「れぜんだちゃんもろぼっちで入るでしょ?」
「 ・・・あのさ  いくらなんでも  ろぼっちも はいるのか

  いいのか それで やっぱ えりっく たちは みんな おもしろいな」

がんばれ~ がんばれ~ ろーぼーっ ちい!!
がんばれ~ がんばれ~ ろーぼーっ ちい!!

「 こいつら も つれて いくの か ? 」

    
目の前に、オーディーンが現れた。
そして猛烈に怒っている。

「おまえは、馬鹿か?????

なにそんなやつら連れて歩いてるんだよっ!!!!!」





・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・

執事 「 この回も永久保存版に決定ですね。」
キング「 1時間のうち、もうすでに残りが20分を切ったな。」
執事 「 そうですねえ、紅茶が美味しいです。」
キング「 そうだな。
     じゃあ、君も今度呼んでもらったらどうだ?」

(このお話は、フィクションです。)

キング「 案外、戦闘力は必要ない場合もあるな。
     フィクションもお茶でもどうだ?」
(ありがとうございます、では今度。
 おやすみなさいませ。)


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by f-as-hearts | 2018-01-20 01:40 | SFサウザンドアイランド

タロット占い師ASのブログです。


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