サウザンドアイランド 140

異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百四十話  「 消えたリリア 」


レゼンダはナイトにここまでは想定内だと言った。
ナイトは腰を上げると、レゼンダにゲームに参加すると宣言した。
「いいわよ。
もうこっちの思い通りだから。」

ナイトは何も言わずに、PCの中に自分の分身を出した。
「さあて、お手並み拝見といくか。」
大きな兜をかぶったオーディーンは、二匹の狼と二羽の鴉を呼び出した。
レゼンダはその4匹を見て、うなずいた。
「さすがにあの通路に軍馬は出せないものね。」

慎重に進むリリアとサーベルタイガー。
そこに闇が天井から降りてきた。
「来たわ、今度は誰?」
サーベルタイガーは天井を見上げて唸り声をあげた。
鴉が鳴く声が怪しく響いた。
サーベルタイガーが真っ暗な闇の中で鴉に襲われた。
唸り声が咆哮に変わった。
リリアは目を暗視カメラに変えた。
ズダダダダッダダダッ
銃で天井の鴉を撃ち落そうとした。
サーベルタイガーも敵だとわかって戦っていたが、鴉の攻撃は素早く、
サーベルタイガーの爪の攻撃も銃撃も空を切っていた。
ギャンッ!
タイガーの目が鴉に狙われた。
「クイーンの鷲、召喚!鴉を撃退して!」
大鷲が通路に舞い降りると、すぐに鴉を追った。

グルルルルル・・・・・・・
のそりと大きな獣の影が近づいてきた。
サーベルタイガーの背がその獣を隠してしまい、近づいて初めて2頭の巨大な狼だとわかった。
「狼?!
しまった、銃はタイガーに当たってしまう。」

サーベルタイガーは片目になりながらも、果敢に飛びかかろうと構えた。
ガツガツガツ・・・
狼の後にオーディーンが現れると、リリアに言った。

「私は魔女レゼンダの同士として彼女の助太刀をする。
私の狼と鴉よ、お前達の方がスピードは上だ!」

2頭の狼はサーベルタイガーを瞬殺した。
しかし鴉2羽は大鷲の一撃で消えた。
リリアは大鷲を手元に呼ぶと、狼の襲撃をかわす為にカードを引いた。
途端にリリアの姿が消えた。
大鷲は天井ギリギリを猛スピードでオーディーンがいる方と反対へ飛んだ。
オーディーンはリリアが透明化のカードを使ったと考え、自分の全面にトラップカードを出した。
「トラップ発動。
魔法の檻よ、消えたリリアを逃すな!
そして狼達よ、大鷲を追え!」

リリアはオーディーンの目からは消えていたが、その場で次の手を考えていた。
「この城はキングの城、レゼンダがここで戦うと言ったのは、向こう側の計画としてはベスト。
なぜならこの状況、環境を変えられない、キングとレゼンダがこの城で戦うというのを変えない限りは。」

リリアは床や天井、壁を見つめた。

その頃。

5号は城の周りでどうやったら中に戻れるかと大きな声でリリアに呼びかけていた。
「おおーーーーーーい!!リーーーーリーーーーアーーーーーーー!!!
入り口がないよ~~~~~~~~~!!この城、どーーーーーーなってんのさああああ!!!
おおおお~~~~~~~いい!!!聴こえてるううううう???
おーーーーーーーーいおーーーーーーーーーい!!!
なーーーーーーー!!城の中のひと~~~~~~~~~~!!!
俺、俺、ゲームの中のひとなんですけどおおおお~~~~~~~~!!!」

ひゅううう~~~~~~~ん・・・

「お~~~~~~~いいいい!!誰かあああああ~~~~~~!!!」

「おまえ  なかの ひとなのか・・・」

「おおーーーーい・・・え?

お、応えてくれた??そーーーーだよ、俺5号。
さっきまで中にいたのに、ゲームで死んでないのに、外に追い出されて・・・


あれ?おおーーーい、どこにいるんだ?」


「おまえとおなじ だ  げーむ まだ つづいてるんだ・・・

りりあ どこにいる ・・・ りりあ しろの なか なのか」

5号は恐る恐る振り向いた。

「ひ! ひえっ!!おばけ????」
「そうです」

ひーーーーーーーーーーー!!!!!
逃げ出す5号。

「おお  このはんのう  ひさしぶり だな・・・
 まて まて おまえ ・・・
5ごう 5ごう か  いいな おもしろいぞ

おおーい えりっく

ここに りりあが いるぞ・・・」





・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)






(・・・あれ? おでかけですか?
では、また・・・)





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by f-as-hearts | 2018-01-14 09:51 | SFサウザンドアイランド

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