サウザンド・アイランド 43
2013年 07月 02日
異世界の島の物語。
サカマキ・ショウゴ ・・・28歳 検査員
カネムラ・オクトー ・・・19歳 研究員
能力者
エリック・ジェイントン ・・・5歳 S級会員
能力者
マーマレード・リリア ・・・20歳 保護委員
アンドロイド
ワインバーガー ・・・60歳 ???
メラニー ・・・33歳 科学者
長老 ・・・?? ???
レゼンダ ・・・29歳 オーズレーン国
カードマスター
能力者
イムズ ・・・47歳 リドル帝国将軍
能力者
マドックス ・・・26歳 リドル帝国空軍兵士
能力者
第四十三話 「 次の一手? 」
・・・・・再び ワインバーガーの発表会場。
ワインバーガーはリドル帝国次期総帥に、アンドロイド・グランドクロスが
すぐに製作できることを明言した。
それによりリドル帝国側は、今後実現可能な科学実験、及び帝国側の
提示する宇宙開発へのアンドロイド事業の参入の構想を、早期に計画書
にして送る様、発言をまとめた。
会場を後にした次期総帥キングは、側近に話しかけた。
「・・・・先程の、ワインバーガーの発言、記録は保存してあるな?」
「はい。」「では、あの世界に関する言動の、その真意を調べて、早急に
私に知らせるように。」「わかりました。」
カツン カツン カツン・・・・・・・・
通路の端に、イムズ将軍が立っていた。
「・・・・・イムズ、何か掴めたかね?」
「いえ。
・・・・どうやら、こちらの考えている、異次元空間の利用の
ことではないようです。」
キングは振り返らずに歩き出した。
少し後ろを歩きながら、イムズはキングが何か思い当たることがあるのだ
・・・・と、漠然とそう思っていた。
( あの話を聞いた時、あきらかに不機嫌になられていたからな。
・・・・しかし・・・・それじゃあ、一体どんな世界のことだ?
異次元なら、少しは理解できるが。
だが、人間皆が、利用するなんてことは、あっちゃいけない場所だからな)
キングは少しだけ、イムズの顔を見た。
「・・・・心配するな。
イムズ将軍の異次元能力、それが皆に理解される日が来ることなど
天地がひっくり返ってもありはしない。
君は、その能力を隠していていい。・・・・そして、我われの為に働いてくれ給え。」
「はっ!」
イムズはまた壁の中に消えた。
キングは電話をかけた。
「・・・・・・そうか。・・・・・・ナイトはどうしている?・・・・・・・・・・・それはシステム上の
不備として 報告するように。・・・・・・すぐに直るかどうかだ。
・・・・・・そうだな。フールのことだ、それぐらいのことで済めば まだ・・・・・・・・・・・
ナイトに戻るように伝えろ。・・・・・・・だめだ。・・・・・・・・・・・・・では・・・・・・・・・・・・・」
執事がキングを待っていた。
「・・・・・・さすがに、私1人では手にあまりそうだ。」
「左様でございますか。では・・・・御呼びになられますか?」
「・・・・・・いや・・・・・もう少し。 あれを呼ぶと、おおごとになるからな。」
・・・・・・・・そしてこちらエリック。
マジックの番である。
「・・・ドローカード!
わたくしは バハムートに このカードを装着させます!
フルメタルボディのロボットへ変身!!
シルバーメタルドラゴン召喚!!!!
飛空要塞を、攻撃!!!!!」
「 うそっっ?!!
うわああっ!!!!!!かっこよすぎる~~~~~!!!!」
「・・・・・エリック・・・・・・
困ったわ。あの子、本気で見とれてる。」
「うわあ・・・・・・・・・・・・・絶対、見たい対戦だっっ!!!!!」
「あのう・・・・サカマキさん???」
「 !マジック!! 本気ね?」
「・・・・・・・・・・・」
「 次よっ!!!次の攻撃がっ!!!!!」
「・・・・・・・お時間のようです。」
「え?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
( 「時間って?」「はい、レゼンダ様は次のご予定がありますが。」
「キャンセルしておいて!!」「・・・・・・・・・・・・・」
このお話は フィクションです)
サカマキ・ショウゴ ・・・28歳 検査員
カネムラ・オクトー ・・・19歳 研究員
能力者
エリック・ジェイントン ・・・5歳 S級会員
能力者
マーマレード・リリア ・・・20歳 保護委員
アンドロイド
ワインバーガー ・・・60歳 ???
メラニー ・・・33歳 科学者
長老 ・・・?? ???
レゼンダ ・・・29歳 オーズレーン国
カードマスター
能力者
イムズ ・・・47歳 リドル帝国将軍
能力者
マドックス ・・・26歳 リドル帝国空軍兵士
能力者
第四十三話 「 次の一手? 」
・・・・・再び ワインバーガーの発表会場。
ワインバーガーはリドル帝国次期総帥に、アンドロイド・グランドクロスが
すぐに製作できることを明言した。
それによりリドル帝国側は、今後実現可能な科学実験、及び帝国側の
提示する宇宙開発へのアンドロイド事業の参入の構想を、早期に計画書
にして送る様、発言をまとめた。
会場を後にした次期総帥キングは、側近に話しかけた。
「・・・・先程の、ワインバーガーの発言、記録は保存してあるな?」
「はい。」「では、あの世界に関する言動の、その真意を調べて、早急に
私に知らせるように。」「わかりました。」
カツン カツン カツン・・・・・・・・
通路の端に、イムズ将軍が立っていた。
「・・・・・イムズ、何か掴めたかね?」
「いえ。
・・・・どうやら、こちらの考えている、異次元空間の利用の
ことではないようです。」
キングは振り返らずに歩き出した。
少し後ろを歩きながら、イムズはキングが何か思い当たることがあるのだ
・・・・と、漠然とそう思っていた。
( あの話を聞いた時、あきらかに不機嫌になられていたからな。
・・・・しかし・・・・それじゃあ、一体どんな世界のことだ?
異次元なら、少しは理解できるが。
だが、人間皆が、利用するなんてことは、あっちゃいけない場所だからな)
キングは少しだけ、イムズの顔を見た。
「・・・・心配するな。
イムズ将軍の異次元能力、それが皆に理解される日が来ることなど
天地がひっくり返ってもありはしない。
君は、その能力を隠していていい。・・・・そして、我われの為に働いてくれ給え。」
「はっ!」
イムズはまた壁の中に消えた。
キングは電話をかけた。
「・・・・・・そうか。・・・・・・ナイトはどうしている?・・・・・・・・・・・それはシステム上の
不備として 報告するように。・・・・・・すぐに直るかどうかだ。
・・・・・・そうだな。フールのことだ、それぐらいのことで済めば まだ・・・・・・・・・・・
ナイトに戻るように伝えろ。・・・・・・・だめだ。・・・・・・・・・・・・・では・・・・・・・・・・・・・」
執事がキングを待っていた。
「・・・・・・さすがに、私1人では手にあまりそうだ。」
「左様でございますか。では・・・・御呼びになられますか?」
「・・・・・・いや・・・・・もう少し。 あれを呼ぶと、おおごとになるからな。」
・・・・・・・・そしてこちらエリック。
マジックの番である。
「・・・ドローカード!
わたくしは バハムートに このカードを装着させます!
フルメタルボディのロボットへ変身!!
シルバーメタルドラゴン召喚!!!!
飛空要塞を、攻撃!!!!!」
「 うそっっ?!!
うわああっ!!!!!!かっこよすぎる~~~~~!!!!」
「・・・・・エリック・・・・・・
困ったわ。あの子、本気で見とれてる。」
「うわあ・・・・・・・・・・・・・絶対、見たい対戦だっっ!!!!!」
「あのう・・・・サカマキさん???」
「 !マジック!! 本気ね?」
「・・・・・・・・・・・」
「 次よっ!!!次の攻撃がっ!!!!!」
「・・・・・・・お時間のようです。」
「え?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
( 「時間って?」「はい、レゼンダ様は次のご予定がありますが。」
「キャンセルしておいて!!」「・・・・・・・・・・・・・」
このお話は フィクションです)
by f-as-hearts
| 2013-07-02 00:00
| SFサウザンドアイランド