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紡ぐ夢 綴る夢

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タロット占い師ASのブログです。

異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百三十五話 「 キング城。 」

キングの城ー

それはエリックがこのサウザンドアイランドのゲームに初参加した時に、入った最初のダンジョンだった。
リリアはその全てを記録していたが、エリックはこの城をおばけのニーソックスを味方につけるという、普通ではありえない方法で攻略していた。
「ここは入ってすぐの部屋ね。
でも、これはエリックの時とは違うわ。
このダンジョンは入る度に変わるトラップゲームということでいいかしら。」
その問いに応える声はなかった。

「それじゃ、いくわ。
まずは探索用小型ロボット兵サーチ、召喚。
飛行形態ですぐに城の中央への道を見つけて。」

リリアの足元に小さなロボット兵が沢山現れて、次々に飛行タイプに変化した。
「OKそのまま、テイクオフ!すべての通路を録画・記録して私に送って。」

手のひらサイズの飛行機が、瞬時にリリアの元から飛び立った。
リリアの脳には、それぞれのロボットから送られてくる数十枚の映像が浮かんでいた。

「レゼンダ、ひとつだけ訂正するわね。
私はロボットに興味がない訳ではないわ。
ゲームの中でなら私がロボットを扱えるから必要ないだけよ。」

リリアは1体のロボット兵が中心に向かう道を探し当てたのを感知して、駆け出した。
「こっちね!」
リリアはすぐに他のロボット兵を集結させて自分の進む廊下を進撃させた。

何回か廊下を曲がると、ロボット兵が飛行形態から戦闘モードに切り替えて、敵と戦っていた。
「エネミー発見、エネミー発見。敵は巨大ゴーレム。
リリア、緊急回避せよーー」
ボン!!
ボン!!
次々に破壊されるロボット兵。
レゼンダが用意していたゲート・ゴーレムだとすぐにわかった。
リリアの銃はゴーレムには効かなかった。
ゴーレムは広い通路一杯のサイズで、威圧感は中ボス並みだった。

「石でできた古代兵器ゴーレムね!城のゲートキーパーとしては上出来だけど。」

リリアはすぐにカードから召喚した。
「石でもなんでも砕く、ダイヤモンドの歯がついた掘削機とそれを操るロボット5、召喚!」
5体のロボットが現れ、それぞれに掘削機のドリルがついたものを持ってゴーレムに向かっていく。

「いけっ!1号!」
ドッカーーーーーーン!!うわあああ~~~~~!!
「2号、続けっ!!」
バッコーーーーーーン!!うぐっ!!
「3号、4号!!」
ドスドスドス!!!!きゃあああああ~~~~~!!ぎゃああああ~~~~~!!

うっ・・・
「5号、どうしたの?」
「あのう・・・早退してもいいっすか?」
「まだ終了の合図は鳴らないわ。」

「・・・5号、いきますっ!!」
涙目だ・・・

「まって、それじゃあこれを!」

ボンッ!!!

煙幕で周りが見えなくなった。

ゴーレムは煙をかき混ぜているが、何も見えなくて壁を叩いている。
やっと煙が消えたが、5号とリリアの姿はなかった。
2人はゴーレムの足元をすり抜けて、通路を曲がっていた。
ゴーレムは敵がどこにもいないので、壁を壊し始めた。

「ダメよ、ゴーレム!!戻れ、ゴーレム!!」
レゼンダはゴーレムが暴れるのを見かねてカードに戻した。

5号は階段のところまでリリアを先導していた。
リリアはロボット兵サーチがこの先にまた敵がいると言ってると5号に告げた。
5号は煙にむせたのと、仲間がいないことに動揺しつつ、うなずいた。
「おばけ屋敷みたいですね!」
「そうね、確かに。」

角を曲がる前は必ずしゃがんで、銃撃にそなえるリリアに、5号は従った。
「あのう・・・これ、本当にゲームですよね?」
「そうよ、あなたはゲームキャラでしょ。」
「いやあ・・・リリアって本物の銃撃戦、知ってるみたいだから。」
「あなたも頭、いきなり吹っ飛ばされたくないでしょ?」
「・・・じゃ、俺、ちょっと試してみます。」

5号はポケットからペンを見えない通路へ投げてみた。

トントン・・・

しゅ~~~~ん・・・

のぞきこんだ5号が言った。
「あれ?・・・ペンがない・・・」
「ありがとう、そこに落とし穴がある可能性が大きくなったわ。」
「落とし穴~~~~~~!!」
「キングの城なのよ、なんでもありなの。」
「だって・・・ええええええ??石の床なのに??」
「驚きすぎ。」

5号は思った。
(リリア、驚かなさすぎ!)

「つまり、ね。
以前エリックがふつーにキングの城を攻略していれば、ここまですることもなかったの。
ここにはエリックはいないから、正攻法でいくのよ。」

つまりトラップだらけ。
「うわあああああ・・・リリアさん~~~~!!」
「さ、ここには兵隊や敵はいないようだわ、落とし穴をうまく回避して進みましょう。」
びびりな5号を見ながら、リリアはちょっと笑った。

レゼンダは、中心と言ったけど、上か下か・・・
「サーチしながら進むから大丈夫よ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)

「ねえ、これってさあ、恐竜型のロボットじゃないかな?」
「説明書はそう書いてありますね。」
「恐竜、は本物がいるからいらないだろ。
それより戦車なんて、この森の中では使えないんじゃないか?」
「おもしろいからいいじゃん~~~!」

(そろそろ、いいですか?
フィクションでした。)







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# by f-as-hearts | 2017-11-08 09:37 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語


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ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百三十四話 「 レゼンダとリリア 」

レゼンダは、皆がロボット造りに夢中なのを笑いをこらえて観ていた。
皆の様子をじーーーっと見守っているのは、キングだけではなかった。

レゼンダがさっきれぜんだちゃんをつかまえた時、その姿を後から見つけすぐに隠れた男、サカマキ。
なにしろエリックがゲームしようと言い出した時、ずっと離れて遠巻きにしていたのだ。
皆がロボットの工場に夢中になっていても、隠れたままだった。
リリアもサカマキが隠れているのに気がついていたが、黙っていた。
サカマキはレゼンダが、ただエリックに贈り物をしにきたとは考えていなかった。

(何か、ある。エリックがマスターになったのを良く思っていない筈だし、何故か笑顔なのもおかしい。
でもこの状況はエリックに有利な状況ではないか?
なによりロボットをカスタマイズできると言うのは、こちら側の優位に違いない。
どういうことだろう?)

レゼンダはエリック達が完全にロボット造りにはまっているのを見届けると、リリアに言った。

「リリア、あなたはロボットには興味なさそうね。
私も同じよ。

どうかしら、暇なら私と2人でゲーム、しない?
勿論、エリックには内緒でね。」

リリアは確かにこのまま待っているのは意味が無いと考えていた。
それではと、リリアはレゼンダに条件を出した。

「私が勝ったら、キングに何でも答えてもらえるというのなら、やってもいいわ。」
「キングを引っ張り出そうというのは無理よ。
あくまでも私とのゲームなんだから。」
「それならやらないわ。」

表情は変わらず。
今度はレゼンダが困る番だった。

「・・・まー、そうね。

そうね、じゃあ私に勝ったら・・・ここから帰してあげてもいいわ。」
「それはエリックを説得すればいいだけだから条件にはならないわ。」

(む~~~~!やっぱりその手には乗らないわねっ!)

「・・・じゃあ仕方ないわねっ!特別に・・・

あなたが私に勝ったら、あなたにもマスターの称号を



・・・あ、あげてもいいわよ?」

リリアがにこっと笑った。
「いいわ。」
「あなたが勝つ訳ないんだから、そんないい笑顔したって無駄よ!

それじゃあ、ここじゃ目立つから、こっちにきて!」

リリアとレゼンダが2人で森の奥へと移動していく。
サカマキはゆっくりと2人を追った。

リリアは辺りの様子をうかがっていた。
恐竜やレゼンダの仲間が襲ってこないともかぎらない。
それに気がついたのか、レゼンダが言った。

「不意打ちなんてしないわ、私はゲームマスターなんだから。
それじゃ、リリア。
あなたに先攻か後攻か、決定権をあげるわ。」
「では、後攻で。」

レゼンダはカードを持つと、すぐにかざした。

「ゲーム開始。

フィールドはサウザンドアイランドのキングの城。
あなたとは城の中で戦うわ、いいわね?」

キングの城・・・
リリアが驚くのも無理はなかった。
フィールドを変化できるのも、このゲームの特徴、まさかここにきてまた城が・・・
そう思っているうちに、2人は高い城壁に囲まれた城の中にいた。

「ふふ・・・キングの城は難攻不落。
あなたは制限時間内に私を倒すか、城を脱出するか、どちらかを選ぶのよ。
制限時間は1時間。
もしも、あなたが負けた場合は、この城から永遠にでられないわ。」
「もしも、勝ったら、私をゲームマスターにしてくれるのよね。」
「勝ったら、ね、勝てるかしらね?」

リリアはレゼンダの思惑を理解した。
「つまり、私をエリックから引き離すのが目的だった訳ね。」
「その通り。

さあ、どちらがいいの?」

ジャキンッ!!
リリアは持っていた銃を構えた。

「勿論、戦うわ。」

レゼンダは笑い声を残して消えた。
「私はこの城の中心にいるわ。
時間内に倒しにきてね。」

ほほほほほ・・・・・・


目の前の城に驚いたのはリリアだけではなかった。

「なんだこりゃあ??」

サカマキはいきなり空中から現れた巨大な城に行く手を阻まれた。

「・・・??えーと・・・何が始まったんだ??」




・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・

「ねえ、ろぼっち、これねろぼっちのこどもだよ。」
「かーーーーわいーーーーー!!なにそれなにそれ!そんなの作れたんだ!」
「エリック、そのロボットの性能は?」
「うーーーーん、応援してくれるの。」

(このお話は フィクションです。)

「ねーーーー、ちょっと一緒に作ってくれない?」
(フィクションなので。)









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# by f-as-hearts | 2017-11-03 02:18 | SFサウザンドアイランド
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第百三十三話 「 ゲームマスター・レゼンダ 」


ナイトはキングに、これから始めるゲームの概要を連絡した。
キングはイムズがまだすぐには動けないということもあり、ナイトとレゼンダの共闘に期待すると言った。
「こちらでも、エリック達がサウザンドアイランドに移動したのは確認した。
では健闘を祈る。」

・・・・・・サウザンドアイランド・・・・・・・

深い森の中の神殿に、カネムラは圧倒された。
「なんだよ、これ??それに、恐竜の声が鳥の声に混じってないか??」
「そーだよ、あ、どこで戦う?
僕、この神殿もいいけど、山の上がいいな~~♪」

ピクニック気分だ。

絶望的な気分で、カネムラの顔色はみるみる真っ青になった。
機関銃を背負って、山の上に行くって??いやいやいやいや、俺はそこまで本格的なゲームを望んでいないっ!!
「大体、リリアと約束しただろ、昼には帰るぞ!!だからここでいいのっ!!」
リフもそれに賛成だと言った。

れぜんだちゃんがPCから出てこれて自由に走り回っている。
突然その背中を掴んでひっぱる人物が現れた。

「れぜんだ、あなたは私の分身なんだから、いう事を聞くのよ!

久しぶりね、エリック。
リリア、それに・・・誰だっけ?」
「・・・カネムラですけど。」
「そうそう、それにアンドロイド・グランドクロスのリフ。

ふふ、驚いてるようね。」

「おどろいてなんかないも~~~~~~ん!!
あんたのぶんしんなんかじゃないんだからああああ!!
なにしにきたのさレゼンダああああああああ!!じゃまじゃまじゃま!!
はなせっこのっこのっ!!」

ばんっ
レゼンダの鼻にパンチが当たった。
鼻血。

「ふ、     ふっ  おふっ!




・・・・・・・・私が、    鼻  血  ・・・鼻 血ですって・・・・
鼻血 ・・・・・・・



もう絶対、許さない~~~~~~~~~~~~~~!!」

れぜんだちゃんが首をすくめると、レゼンダが手で叩こうとした。
「わああ~~~~!!レゼンダ、叩かないで、可哀想だから!」
「うんそう。
痛いからやめてよおおお~~~~!」
オホンッ

どこからか声が響いてきて、レゼンダが気を取り直した。
鼻血をハンカチで拭うと、涙目をきっ!とエリックに向けた。

「・・・ま、まあいいわ。

そう、そうだったわ。
そうよ。
れぜんだは分身なんだから。

まあね、この私が、ゲームの面白さを教えてあげてもいいのよ、エリック。
そこの、壊れかけた城壁を覗いてごらんなさい。」

エリックとリリア、他の皆が城壁から中を覗きこんだ。

「わっ?!

すごいっ!!これ、全部ロボット???」

そこはまるでスクラップ場で、また他にも新しい部品の見本市のように、大きなロボットが作れるキットまであった。
リリアもリフも唖然として言った。
「機械工場??」

「そうよ、ロボットになる部品やパーツ。
あらゆる物が探せばあるわ。

ここのゲームの世界では、エリックが無意識に望むものが、隠されているのよ。
知らなかったでしょう!」


さっきまでレゼンダとナイトは、サウザンドアイランドにエリックが行ったとして、どうなるかを話していた。
勿論、ゲーム世界として。

リリアがそれを見て驚いたのは、今ある事に気がついたからだった。
「これはとてもまずいことになったわ。」
カネムラがリリアに聞いた。
「まずいって、何が・・・」
「いつ帰れるかわからなくなったということよ。」



その通り。
レゼンダは心の中で勝利宣言をしていた。

(うわああああ、実は俺もこういうの・・・こういうのずっと憧れていたんだよな~~~!!)
「そうだね、ほんとに困るよね。レゼンダ、君、とても卑怯だよ。」
「カネムラさん、目が笑ってるわ。
リフ、あなたも作ろうとしないで。」

「さすが、リリア。
冷静ね、アンドロイドだから。
でもね、彼らはロボット作る気満々みたいよ。」

いそいそ。
「ねえ、ろぼっち~~~!これね、ロボット用の剣みたいなんだけど。
それとね、これつけたら、絶対かっこいいよ!!」


じゃじゃ~~~~~~~ん!!


「なんだよ、ハンダまであるじゃないか・・・うん、このロボット、ちゃんと命令で動くんだ、すごいじゃないか。
それで何、ロケットで飛べるの、いいね、そうかそうなるか。」
「私はよくわからないのですが、これで戦車が造れそうですね。
キャタピラーがあります。
設計図、ああ、これでしょうか。
装甲が分厚くていいですね。」


ばば~~~~~~~~~ん!!


おばけがエリックの周りで飛び回っている。
「すごいなえりっく・・・そんなの つくれるんだ

おれ それいらないけど  また それで あそべるんだな」

れぜんだちゃんは呆れて言った。

「えりっくううううううう~~~~!!

そんなのつくってたら、あそぶ時間なくなっちゃうじゃん!!」


その通り。

キングは椅子に深く座ると、肘掛に置いた手を口元に持ってきた。

「まあそうなるな。

レゼンダ、今度こそ、期待してもいいんだな。」



・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)

「わかってるよ~~~~!!ねえ、そんなこといいから、ネジ探して~~~!!」
「エリック、この工場は何でもあるのですか?」
「あるよ~~~!」

(・・・フィクションです。)



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# by f-as-hearts | 2017-10-16 02:18 | SFサウザンドアイランド | Comments(0)
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第百三十二話 「 マスター2人 」


レゼンダはキングの塔から出て、すぐにナイト(オーディーン)に相談があると持ちかけた。
「キングは私達の計画をあげるようにと言ったでしょ?
ナイト、あなたもこのままじゃ嫌よね?」
「レゼンダ、共闘は難しいだろう。」
ナイトはレゼンダの能力を下に見ている、それがありありとわかる表情だった。
「君の手の内は、読まれているからな。」
「でも、私達はゲーム・マスターよ!あなただって本気は出していない、
そう思っているんじゃないの?」
「だが、イムズ将軍の能力にキングは期待しているのだから、我々がどうこうできる
問題ではないだろう。」
「異次元空間、でしょ?私は、イムズの戦闘を見てるから知ってるわ!」
「知ってる??知ってるもなにも、イムズ将軍はキングを助けることができたんだぞ?
あの沢山のグランドクロスから!我々には出来なかったじゃないか!」

レゼンダは首を振った。
「現役の将軍としてね!
でもイムズはゲームの経験値がほとんど無いのよ!
だから、キングは私達にも計画を立てるように言ったんだから!」
「だが実際の戦闘経験なら、ある。」
「それでもエリックには通じなかったわ!」

それにはナイトも反論しなかった。

2人は別々の車で着ていたが、ナイトはレゼンダを自分の車に乗るように言った。
「・・・どうやら、言い争っている場合じゃない、か。
イムズ将軍がすべてのゲームを掌握してしまう前に、動くしかないな。
レゼンダ、それじゃ、私のオフィスで計画を練ろう。」
「ありがとう、わかってくれて。」

ナイトは貿易会社の経営者だった。
表向きは、役職についていないが、実質的に社長として海外へ外交として
出かけられるだけの自由があったのだ。
この国の支社は、キングの塔から車で3時間の距離にあった。
支社のナイトのオフィスへは、誰にも会わずに入ることが出来るエレベーターが
設置されていた。
秘書がすぐにお茶を淹れて、持ってきた。
ナイトは秘書にここには入らないようにと人払いをすると、鍵をかけた。

ナイトとレゼンダは、キングがグランドクロスを手に入れたがっていることは
十分すぎるほどわかっていた。
しかしグランドクロスのコピー能力に対抗する手段は、異次元世界だけなのか、
自分達ができること、言えることがないのか、という事の方が大問題だという
意見で一致した。

「エリックがマスターになったとしても、あの状態じゃ、キングすら
エリックの手綱がとれない。
まだ、イムズは様子を観てる。
そこで、だ・・・」

レゼンダはナイトの戦略に頷いた。


・・・・・・・・・・エリックとリリア達のいる部屋・・・・・・・・・・

PCから声がした。
「え~~~~~~りっ~~~~~~く~~~~~!!
なあにしてるのお?もうきょうりゅうも、おなかいっぱいだってよ~~!」

PCの方に近寄ると、エリックはれぜんだちゃんに話しかけた。
「あのね・・・ゲームしていい時間が、きめられちゃったんだ・・・」
「うっそおおおおおおおん??なになに、えりっくって、そんなおばかちゃん
だったっけ??」
「・・・ん~~~~!僕も遊びたいんだけど~~~~!!」
「れぜんだ、あなたはずっと遊んでられるかもしれないけど、エリックは
これだけではないのよ。」
「でたなリリア~~~~~!!
えりっくはマスターになったのに、なんでこんなとこにいるのさあ!!」

「えっ僕マスターになったって??」
「そんな訳無いわ!」
「あああああっ!!うっそ、しんじらんな~~~~~い!」

カネムラがやってきて、れぜんだごとPCを閉じようとした。
「うわっもう信じられな~~~~~い!!
カネムラ~~~~~~!!」
「れぜんだ、あんたに言われたくない!!」
必死でPCを掴んで閉じさせないように頑張るれぜんだ。

サカマキがやってきて、その様子を見て言った。
「なんか・・・シュールだな・・・」
「それよりさ、れぜんだちゃん、どうして僕がマスターなの?」
「だってキングに勝ったじゃん!!!!」


はあああ??????
リリアがなるほどねと言った。
「そうなの、マスターになったから、あなたたちが消えなかったのね!」
「リリア、わかってるんだったら、カネムラ止めてよおおおおお!!」

リフがリリアに言った。
「キングはゲームマスターでしたね。
エリックもマスターの称号が貰えたということですか?」

「それじゃあ、僕、みんなでゲーム始めたいな!!」

うわああああああ~~~~~~????

その場の皆が、突然濃い緑の匂いの中にいた。
「ここは・・・またサウザンドアイランドに来てしまったの??」
「なんで私まで・・・」
がっかりしているカネムラが、いた。
サカマキはリリアに、これは映像ではないのかと尋ねていた。
リフは理解できないのか、自分のコピー能力が発揮できるか試していた。

「次の昼食時間には帰るのよ、エリック。」
「やだ~~~~~~~!!

じゃあ、リリア、僕に勝ったら、いうこと聞いてもいいよ。
負けたらずっとここにいるんだ!!」

「うわあ・・・なんていうことを決めたんだよ?!」
「カネムラさん、やるしかないわね。

それじゃあ、ここに残りたい派と帰りたい派でチームを組むわ。
リフ、サカマキさん、カネムラさん、一緒に戦って下さい。」

ジャキーーーーーーン!!

リフが機関銃と銃を大量にコピーしたのを、3人は貰った。
「まさか・・・こんな展開が待っていようとは・・・」
「・・・帰りたい・・・」

れぜんだは、顔文字帽子で大笑いしている。
「やったやった!!ばんざーーーーーーーい!!

ほらっ言った通りじゃ~~~~ん!!おばけ~~~~~!!」

おばけのニーソックスがひゅるんっと ろぼっちの影から現れた。

「あ~~~~あ、ひっくりかえったんだあ・・・

おれってふこう・・・

でもえりっく やっぱり げーむ おもしろいな」

エリックはおばけがやってきたので、跳ねてふざけて楽しそうだ。




・・・・・・・・・・ナイトのオフィス・・・・・・・・・・・

ナイトがPCの映像で、エリックがサウザンドアイランドにいるのを確認した。

「早速、動き出したぞ。

レゼンダ、あんたの腕とやらの見せ所だな!」

「ナイト、あなたこそさっきの計画、実行してよ?」

2人は、PCの前で準備をしていた。

「さあ、ゲームに入りましょう。」



・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)











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# by f-as-hearts | 2017-07-25 00:52 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百三十一話 「 異世界とのリンク? 」

・・・・・・・・・キングの研究施設・・・・・・・・・・

キングがイムズにゲームに参加するように言ったことで、いままでキングが避けていた異世界
・・・多次元世界への扉を開けようとしていた。

イムズがアンドロイド・グランドクロスについて、ただのロボットだと思うと言うのを
キングは心の中では否定していた。
あのワインバーガーがリリアをずっとエリックの傍につけていたのも、今となっては
あのグランドクロスの為だとわかっていたからだ。

「今度はあのグランドクロスを交えての、戦闘だ。
アンドロイド5原則をどうにかしてクリアする方法と、君達とエリックの関係に期待している。」

会議室のキングへ緊急の連絡が入った。
「・・・わかった、映像を送ってくれ。」

3人の前に、3Dの映像が現れた。
「ゲーム画像ですか? これは・・・さっきのプラントの?」
イムズが驚きながら言った。
「翼竜と・・・グランドクロスが戦ってる??何が起こったんだ?」

声だけの報告者が言った。
「どうやら周辺の人々には、映画の撮影と3D映写だと言ってあるようです。
ワインバーガー側からの正式な発表はありません。」

キングが言った。
「エリックが・・・コピーしたのだろう。
ゲームを続行しているんだ、マスターとして。
れぜんだとろぼっちも彼の駒ということだな。」

マドックスが頭を掻きながら言った。
「まさか、そんなでかいものまで??」
イムズが呆れた顔で言った。
「異次元能力と、かわらないな、こいつは!!」

キングはエリックをマスターにできたからこそ、だと言った。
「このまま、彼をこちらとの架け橋にできるかどうか、君達にも
考えて動いてもらうしかない。
レゼンダもナイトも、他のアプローチをするだろうが。」


その様子を観て、イムズは納得していた。
「確かに、エリックはキングと対極にいる能力者だと思いますが。
さすが子ども。
状況をみることが出来そうもないですね。
あんなところで、ありえないものを出してしまうんですから。

わかりました。
エリックが遠慮なくコピー能力を発揮できる場所で、戦います。」

キングが言った。
「先程のプラントに、偵察をしておいてくれ。」
「わかりました、いくぞ、マドックス。」
「はい。」

2人は塔を出ると、そこから異次元空間を使って、プラントへと飛んだ。


・・・・・・・・ワインバーガーの研究所敷地・・・・・・・・

リフは他のアンドロイド達へ指令を出しながら、翼竜を攻略しようとしていた。
「さすがに地上からの対空ロケットは他の施設のことを考えると危険ですから
小型戦闘機が必要ですね。」
リリアが冷静に言った。
「リフ、これは本当の戦闘じゃないから、戦闘機はここに呼べないわ。」
「軍は協力できないんですか?」
「できないでしょうね。」

「なあに話してるのよおおおお~~~~♪
そんなのろぼっちで攻撃すればいいのよおおお~~~♪」
リフが冷静に言った。
「攻撃命中率6パーセントでは、無理です。」
「そうね。」
「翼竜の弱点は大きな動きです。
でも高度から言ってこれらの火器では届きません。」
リフはエリックがろぼっち2達を攻撃の盾にして、上空からゲームをつくって
いるのをいい戦略だと言った。
リリアは言った。
「今度小型戦闘機を実際に動かして、リフが記憶すればコピーできるでしょう。」
「でもそこまでの容積のものをコピーしたことがありません。」
「そうね、内部はもっと複雑だものね。」

「えええ~~~~い!!ろぼっち、翼竜にボール攻撃~~~!!」
「何を投げているんでしょう?」
リリアが言った。
「あれは野球のボールだと思うわ。」
「・・・ずい分ありますね。」
「あ、一個当たった。」

イムズとマドックスはそれを眺めながら、腕組みをしていた。
「・・・なあ、あれ、どう思う?」
「え?なんか・・・空中で野球やってんですかね?」
「弾切れなんじゃないか?」
「ああ、銃弾が。」

2人はうーーーーーんと唸った。

「俺、あれの中で戦うの自信ないです。」
「まあ、いつものあれだから。」


ワインバーガーはそれを眺めながら言った。
「リリア、戦闘機を出すからなんとかしてくれ。」
メラニーは首を振った。
「エリックに休憩するように言ってもらった方がいいと思います。」
「休憩、するわけないと思うが。」

PCを通してメラニーが言った。
「リリア、お願い。
休憩してもらって。」
「わかりました。

エリック、ご飯を食べないと倒れてしまうわ。」

皆がやっと解放されたのは、ゲームが始まってから10時間後だった。
エリックはワインバーガーにゲームの時間を厳しく決められてシュンと
なっていた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は、フィクションです。)


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# by f-as-hearts | 2017-07-21 18:15 | SFサウザンドアイランド
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# by f-as-hearts | 2017-04-15 09:17 | 祈り
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# by f-as-hearts | 2017-04-12 23:53 | 祈り
朝7時ごろ起きて、窓から外を見てびっくり😲
雪だよ!✴寒

午前11時23分は雨です。
桜はまだですね。

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# by f-as-hearts | 2017-03-27 11:18 | 徒然 | Comments(0)
只今練習中ですが、スラスラ書けるように頑張ります。
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# by f-as-hearts | 2017-03-26 02:09 | お知らせ | Comments(0)
異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百三十話 「 不思議空間?  」


エリックとリリア、それにカネムラは、ワインバーガーの研究室に通いながら
アンドロイド・グランドクロスらと交流をするようにワインバーガーに言われた。
ほぼ、それは命令に近く、特にリリアにはリフが常に張り付いていた。
メラニーはそのことに不安を感じているとワインバーガーには伝えたが、リリアや
エリックには、不安自体がないと思って、何も言わなかった。

戦闘があってから数日後。
リフとリリアが訓練と称してカードゲームを始めた時、エリックはカネムラと
ゲームをしたいと言った。

「え?リリア達とゲームすれば?」
「ぼくは、カネムラとゲームしたいんだ~~~!」
リリアは笑いながら言った。
「リフはゲームの初心者だから、よ。
カネムラさん、お願いね。」

エリックがゲームを始めると、いきなりPCから声が響いてきた。

「わ~~~~~~!!ずるいずるいっ!!
エリックううう~~~~!!あたしとゲームするって約束だよおお~~~!!」
顔文字がぐるぐる動いている。
「いいよ、カネムラの方についたらさ、ぼくと戦えるよ~~~!」

ひょこっ!!
れぜんだちゃんがPCから飛び出してきた。
カネムラが驚きながらも聞いた。
「前から思ってたんだけど、れぜんだちゃんってどうしてゲームの外へ
出てこれるようになった?」
「ええええっ??
何いまさらあ??
だって、あのゲームでみいんなげんじつに出てこれるようになったじゃん!!」
「いやいやそれは、ゲームが終わったら終わり、じゃないの??」
「ええええええ~~~~~??

こいつ、あたしのことデスってるのおおおお???
やだやだっ!!
あたし、ここにいるじゃん!!」
「いるんだよなあ・・・だから悩んでいるんだけど」
「いいからさあ、ゲームしようよっ!れぜんだちゃん、空中戦、負けないからねっ!」
「はっは~~~ん!!にせろぼっちなんかに負けるわけないじゃん!!

こい、ろぼっち!!!」
ろぼっちのカードがエリックの陣営に攻撃を始めた。
エリックはそれに対抗するように同じくろぼっちのカードを出した。

リフはカードの意味とゲームの方法に戸惑いながらも、すぐにカードの組み立てを
始めた。
リリアもカネムラと同じことを考えていたと言った。
「そうなのよね、だってキングが関わったゲームから、こんなおかしなことが
起こるようになったわけだから。」
「だってキングはゲームを創ったんだもん、当たり前でしょ!
いっけえ~~~~~!!ろぼっちあたっく~~~~!!」

エリックはむずむずしながら言った。
「ぼく、あのサウザンドアイランドでまたゲームがしたいな!」

その言葉にカネムラはぎょっとした。
「ま、まて。
そういうことを口にだしたら・・・」
「だってさ、本物の恐竜とかでてきたんだよ!
凄かったんだ、みんなもみたよね?」
「そーーーーだ!!
エリック、ここにアイランド出したらいいよお!!」

その言葉に今度はリリアが反応した。
「れぜんだ、それはできないのよ!」
「どーーーーーーしてえ?」
「だってこの敷地は・・・」


ズドドドドドドドドドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

ギャアアアアアアーーーーーーーーース!!!

「あれは、翼竜ですね。」
リフはカードを出しながら言った。
「恐竜って、10万年前くらいでしたっけ、この星にいたのは。」


全員が、真っ青な顔で、窓へと駆け寄った。
「えっ

エリック??????

やめろよ、何の冗談だよっ!!」

「あれえええ??

そっか、ぼくゲームで恐竜を出そうと思ったんだった。」

リリアが困ったわと言った。
ワインバーガーから電話が入った。

「はい、そうです。
エリックがゲームしていて、恐竜のことを考えてました。
・・・すみません、では恐竜をハンティングします。」
ピッ・・・

「さあ、現実の恐竜をハンティングできるわよ。
リフ、データを仲間に送ってね。
さ、みんな、行きましょう。」
「あ、あのう・・・俺は?」
「カネムラ~~~~~!!ろぼっちに乗ろうよ~~~~!!」
「嫌だ、俺は行かないぞ!!」
カネムラは椅子にしがみついた。
「なあんだああああ~~~~~!!案外怖がりなのね~~~~~~!!」
「れぜんだあ~~~~!怖いもの知らずの君にだけは!言われたくないぞっ!」

リリアはリフに言った。
「ハンティングは、現実の戦闘モードでね。
今回の翼竜、力は、最上級クラスに設定ね。」
「OK、リリア。」

「ろぼっち~~~~~~!!さあ、恐竜と戦うよ~~~~~!!」
「そっちのろぼっちは、二番目なんだからっ!
そっちはろぼっちつーってことで!!」
「じゃあ、ツーだけでいいや。
ツー、いくぞ~~~~!!」

ひゅーーーーーーーん!!!

ギャーーーーーーーーーー!!

翼竜はエリックを待っていた。
そして、エリックの前で背中を見せて、れぜんだやリリアに対して
威嚇するように大きく鳴いた。

「ええっ??何よ~~~~?エリックのカードだからってことおおお??」
「あ、そうか!!」
エリックは嬉しそうに笑った。
「じゃあさあ、エリックと恐竜を倒せばいいんだね~~~~!!

よおしっ!!ろぼっち、攻撃開始~~~~~~!!」

「じゃ、リフ、こっちは研究所の屋上から狙撃しましょう!」

リリアとリフは外の階段から屋上へと駆け上がって攻撃を始めた。

ワインバーガーとメラニーはその不思議な光景を観ながら、記録を取る様に
研究員にてきぱきと指示を出していた。
「リアル・恐竜ハンティングですね。」
「まあ、エリックの能力ということで、国の上層部には伝えておく。
それにしても、はでな映画用パフォーマンスにしか見えないな。
それもゲームそのもの、のだ。」
「ええ。
一般の方々には3D映像ですと流してもらいましょう。」
「ここの広大な敷地が初めて役に立ったな。」
「そうですね。」


・・・・・・・・・キングの研究施設・・・・・・・・・・

キングはイムズに今度はゲームの中に将軍として参戦して欲しいと言った。
「さっきは仲間達がいたので言えなかったが、実際の戦闘能力の高さや
特殊能力である異次元移動は、今度私が構築するゲーム空間で必要不可欠
なんだ。
イムズ将軍、それにマドックス。
2人をゲームマスターとして招待したいが、いかがだろうか?」

イムズはゲームのことはわからないが、キングが新ゲームを創ると聞いて
興味を示した。
「もしかして・・・アンドロイドが活躍する世界のゲームですか?」
「・・・それについては、後ほど話すが。」
「わかりました。
私は参加させていただきます。」
「私も喜んで!」


・・・・・・・・再びワインバーガーの研究所敷地・・・・・・・・

「うわあっ!!みんな強いなあ!!
翼竜、頑張れ~~~~~~!!」

「エリック~~~~~!!
ろぼっちの操縦へぼへぼ~~~~~~!!
いえ~~~~~いっ!!ぱんちぱんちぱんちいいいい~~~~!!」
「へぼじゃないやっ!!えいっ!!」

「リフ、機関銃は出せる?」
「はい、今コピーします。」
「わああああ!!翼竜逃げて~~~~!!」


メラニーはカメラで何枚もの写真を写しながら言った。
「ワインバーガー氏。





その機関銃は、何ですか?」
「え?


特に、意味はないが。」
「それじゃあそのヘルメットもおとり下さい。」
「もしかしてあの翼竜がこちらに来るかもしれないからね。」
「きません。」
「ゲームじゃないんだから。」
「いよいよとなったら、ゲームを止めさせてください。」
「大事なデータが取れなくなる。」
「真面目な顔でおっしゃらないでください。」
メラニーの怖い顔にワインバーガーは渋々機関銃を置いた。
「お願いしますよ。」


・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・
(このお話は フィクションです。)



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# by f-as-hearts | 2017-02-12 01:57 | SFサウザンドアイランド