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紡ぐ夢 綴る夢

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タロット占い師ASのブログです。

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異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百三十五話 「 キング城。 」

キングの城ー

それはエリックがこのサウザンドアイランドのゲームに初参加した時に、入った最初のダンジョンだった。
リリアはその全てを記録していたが、エリックはこの城をおばけのニーソックスを味方につけるという、普通ではありえない方法で攻略していた。
「ここは入ってすぐの部屋ね。
でも、これはエリックの時とは違うわ。
このダンジョンは入る度に変わるトラップゲームということでいいかしら。」
その問いに応える声はなかった。

「それじゃ、いくわ。
まずは探索用小型ロボット兵サーチ、召喚。
飛行形態ですぐに城の中央への道を見つけて。」

リリアの足元に小さなロボット兵が沢山現れて、次々に飛行タイプに変化した。
「OKそのまま、テイクオフ!すべての通路を録画・記録して私に送って。」

手のひらサイズの飛行機が、瞬時にリリアの元から飛び立った。
リリアの脳には、それぞれのロボットから送られてくる数十枚の映像が浮かんでいた。

「レゼンダ、ひとつだけ訂正するわね。
私はロボットに興味がない訳ではないわ。
ゲームの中でなら私がロボットを扱えるから必要ないだけよ。」

リリアは1体のロボット兵が中心に向かう道を探し当てたのを感知して、駆け出した。
「こっちね!」
リリアはすぐに他のロボット兵を集結させて自分の進む廊下を進撃させた。

何回か廊下を曲がると、ロボット兵が飛行形態から戦闘モードに切り替えて、敵と戦っていた。
「エネミー発見、エネミー発見。敵は巨大ゴーレム。
リリア、緊急回避せよーー」
ボン!!
ボン!!
次々に破壊されるロボット兵。
レゼンダが用意していたゲート・ゴーレムだとすぐにわかった。
リリアの銃はゴーレムには効かなかった。
ゴーレムは広い通路一杯のサイズで、威圧感は中ボス並みだった。

「石でできた古代兵器ゴーレムね!城のゲートキーパーとしては上出来だけど。」

リリアはすぐにカードから召喚した。
「石でもなんでも砕く、ダイヤモンドの歯がついた掘削機とそれを操るロボット5、召喚!」
5体のロボットが現れ、それぞれに掘削機のドリルがついたものを持ってゴーレムに向かっていく。

「いけっ!1号!」
ドッカーーーーーーン!!うわあああ~~~~~!!
「2号、続けっ!!」
バッコーーーーーーン!!うぐっ!!
「3号、4号!!」
ドスドスドス!!!!きゃあああああ~~~~~!!ぎゃああああ~~~~~!!

うっ・・・
「5号、どうしたの?」
「あのう・・・早退してもいいっすか?」
「まだ終了の合図は鳴らないわ。」

「・・・5号、いきますっ!!」
涙目だ・・・

「まって、それじゃあこれを!」

ボンッ!!!

煙幕で周りが見えなくなった。

ゴーレムは煙をかき混ぜているが、何も見えなくて壁を叩いている。
やっと煙が消えたが、5号とリリアの姿はなかった。
2人はゴーレムの足元をすり抜けて、通路を曲がっていた。
ゴーレムは敵がどこにもいないので、壁を壊し始めた。

「ダメよ、ゴーレム!!戻れ、ゴーレム!!」
レゼンダはゴーレムが暴れるのを見かねてカードに戻した。

5号は階段のところまでリリアを先導していた。
リリアはロボット兵サーチがこの先にまた敵がいると言ってると5号に告げた。
5号は煙にむせたのと、仲間がいないことに動揺しつつ、うなずいた。
「おばけ屋敷みたいですね!」
「そうね、確かに。」

角を曲がる前は必ずしゃがんで、銃撃にそなえるリリアに、5号は従った。
「あのう・・・これ、本当にゲームですよね?」
「そうよ、あなたはゲームキャラでしょ。」
「いやあ・・・リリアって本物の銃撃戦、知ってるみたいだから。」
「あなたも頭、いきなり吹っ飛ばされたくないでしょ?」
「・・・じゃ、俺、ちょっと試してみます。」

5号はポケットからペンを見えない通路へ投げてみた。

トントン・・・

しゅ~~~~ん・・・

のぞきこんだ5号が言った。
「あれ?・・・ペンがない・・・」
「ありがとう、そこに落とし穴がある可能性が大きくなったわ。」
「落とし穴~~~~~~!!」
「キングの城なのよ、なんでもありなの。」
「だって・・・ええええええ??石の床なのに??」
「驚きすぎ。」

5号は思った。
(リリア、驚かなさすぎ!)

「つまり、ね。
以前エリックがふつーにキングの城を攻略していれば、ここまですることもなかったの。
ここにはエリックはいないから、正攻法でいくのよ。」

つまりトラップだらけ。
「うわあああああ・・・リリアさん~~~~!!」
「さ、ここには兵隊や敵はいないようだわ、落とし穴をうまく回避して進みましょう。」
びびりな5号を見ながら、リリアはちょっと笑った。

レゼンダは、中心と言ったけど、上か下か・・・
「サーチしながら進むから大丈夫よ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)

「ねえ、これってさあ、恐竜型のロボットじゃないかな?」
「説明書はそう書いてありますね。」
「恐竜、は本物がいるからいらないだろ。
それより戦車なんて、この森の中では使えないんじゃないか?」
「おもしろいからいいじゃん~~~!」

(そろそろ、いいですか?
フィクションでした。)







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by f-as-hearts | 2017-11-08 09:37 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百三十四話 「 レゼンダとリリア 」

レゼンダは、皆がロボット造りに夢中なのを笑いをこらえて観ていた。
皆の様子をじーーーっと見守っているのは、キングだけではなかった。

レゼンダがさっきれぜんだちゃんをつかまえた時、その姿を後から見つけすぐに隠れた男、サカマキ。
なにしろエリックがゲームしようと言い出した時、ずっと離れて遠巻きにしていたのだ。
皆がロボットの工場に夢中になっていても、隠れたままだった。
リリアもサカマキが隠れているのに気がついていたが、黙っていた。
サカマキはレゼンダが、ただエリックに贈り物をしにきたとは考えていなかった。

(何か、ある。エリックがマスターになったのを良く思っていない筈だし、何故か笑顔なのもおかしい。
でもこの状況はエリックに有利な状況ではないか?
なによりロボットをカスタマイズできると言うのは、こちら側の優位に違いない。
どういうことだろう?)

レゼンダはエリック達が完全にロボット造りにはまっているのを見届けると、リリアに言った。

「リリア、あなたはロボットには興味なさそうね。
私も同じよ。

どうかしら、暇なら私と2人でゲーム、しない?
勿論、エリックには内緒でね。」

リリアは確かにこのまま待っているのは意味が無いと考えていた。
それではと、リリアはレゼンダに条件を出した。

「私が勝ったら、キングに何でも答えてもらえるというのなら、やってもいいわ。」
「キングを引っ張り出そうというのは無理よ。
あくまでも私とのゲームなんだから。」
「それならやらないわ。」

表情は変わらず。
今度はレゼンダが困る番だった。

「・・・まー、そうね。

そうね、じゃあ私に勝ったら・・・ここから帰してあげてもいいわ。」
「それはエリックを説得すればいいだけだから条件にはならないわ。」

(む~~~~!やっぱりその手には乗らないわねっ!)

「・・・じゃあ仕方ないわねっ!特別に・・・

あなたが私に勝ったら、あなたにもマスターの称号を



・・・あ、あげてもいいわよ?」

リリアがにこっと笑った。
「いいわ。」
「あなたが勝つ訳ないんだから、そんないい笑顔したって無駄よ!

それじゃあ、ここじゃ目立つから、こっちにきて!」

リリアとレゼンダが2人で森の奥へと移動していく。
サカマキはゆっくりと2人を追った。

リリアは辺りの様子をうかがっていた。
恐竜やレゼンダの仲間が襲ってこないともかぎらない。
それに気がついたのか、レゼンダが言った。

「不意打ちなんてしないわ、私はゲームマスターなんだから。
それじゃ、リリア。
あなたに先攻か後攻か、決定権をあげるわ。」
「では、後攻で。」

レゼンダはカードを持つと、すぐにかざした。

「ゲーム開始。

フィールドはサウザンドアイランドのキングの城。
あなたとは城の中で戦うわ、いいわね?」

キングの城・・・
リリアが驚くのも無理はなかった。
フィールドを変化できるのも、このゲームの特徴、まさかここにきてまた城が・・・
そう思っているうちに、2人は高い城壁に囲まれた城の中にいた。

「ふふ・・・キングの城は難攻不落。
あなたは制限時間内に私を倒すか、城を脱出するか、どちらかを選ぶのよ。
制限時間は1時間。
もしも、あなたが負けた場合は、この城から永遠にでられないわ。」
「もしも、勝ったら、私をゲームマスターにしてくれるのよね。」
「勝ったら、ね、勝てるかしらね?」

リリアはレゼンダの思惑を理解した。
「つまり、私をエリックから引き離すのが目的だった訳ね。」
「その通り。

さあ、どちらがいいの?」

ジャキンッ!!
リリアは持っていた銃を構えた。

「勿論、戦うわ。」

レゼンダは笑い声を残して消えた。
「私はこの城の中心にいるわ。
時間内に倒しにきてね。」

ほほほほほ・・・・・・


目の前の城に驚いたのはリリアだけではなかった。

「なんだこりゃあ??」

サカマキはいきなり空中から現れた巨大な城に行く手を阻まれた。

「・・・??えーと・・・何が始まったんだ??」




・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・

「ねえ、ろぼっち、これねろぼっちのこどもだよ。」
「かーーーーわいーーーーー!!なにそれなにそれ!そんなの作れたんだ!」
「エリック、そのロボットの性能は?」
「うーーーーん、応援してくれるの。」

(このお話は フィクションです。)

「ねーーーー、ちょっと一緒に作ってくれない?」
(フィクションなので。)









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by f-as-hearts | 2017-11-03 02:18 | SFサウザンドアイランド