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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

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異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第九十七話 「  夢の先  」


リリアはあの意識が飛んだ状態をワインバーガーに知られた。

それもあってワインバーガーがPCを通じて完全なメンテナンスに

入るように厳命してきた。

「リリア、今回だけは君の異議は無しだ。

すぐに我々の研究所に来るように。」

PCが映し出す研究所の様子は、いつも以上に慌しかった。

それはあの、絶海の孤島を特定し研究所が動き出したことを

意味していた。

「ですが、エリックがまだ目覚めていません。」

「それについては、サカマキとカネムラがしっかりサポートする。」

サカマキは答えて言った。

「はい、それは勿論。もし異常があれば、病院に運びますから。」

リリアは納得せざるを得なかった。

サカマキ達はエリックの状態を見ながら言った。

「多分、あれだけのゲームだったから、まる二日は寝ているんじゃないか?」

「その辺も曖昧だけどね。」

ワインバーガーが、リリアは二日で帰れるからと言った。

一緒に行きたいと言うサカマキからリリアはバイクを借りて

ひとり研究所へと急いだ。

外はそろそろ朝日が東の空を染めていた。

リリアは何かがまだ解析できずにいた。

それが自分の意識(人工頭脳)が停止したせいなのかどうなのか

わからないのだ。

今は研究所に戻って解析を頼むしかないと思うのだった。


眠っているエリックには、自分が寝ているという意識はなかった。

それは、夢の中でも完全な姿のふたりを観ていたからだった。

ただ、そのふたりが、エリックの声に気がつかないという、大きな疑問は

あるにはあったが。


サカマキもカネムラも見落としていることがあった。

クイーンとキング、そしてエリックが戦ったあの世界は、立体の映像は

部屋から消えていたが、

その世界はPCの中の映像では消えていなかったのだ。



エリックは夢の中でカードを持ったまま、まだふたりを見つめていた。

もうふたりは何も話をしていない。




どん!!



「えっ?」



「なーーーーーにぼんやりしちゃってんのよ!!

はやく、あたしたちとゲームしようよっ!!」


後ろを振り向いたエリックは、思わず目をこすった。

「れぜんだちゃん? 

消えてなかったんだねっ!!」


れぜんだちゃんは帽子の顔をくるくる変えながら、言った。

「あのねえ!

えりっくはキングに勝ったんだよ?

勝ったんだから、この世界のキングになったの!

えりっくがこれから、世界をつくるんでしょ~~~~~!!」

エリックは驚いた。

「ええええええええええ???」



レゼンダは、うーーーーーんと首をひねりながら言った。

「・・・・・・・・・・・・・そうなるのよね。」
「そうなるんですか。」
「キングは何故、あそこで負けを認めたの?!」
「何故でしょうか。」


レゼンダはうなずいた。

「よし。

私がエリックと戦ってー」



「それはない。」



PCの中から、声が響いた。

レゼンダがズザザザザーーーーーっと後ろにひいた。

「き、 キング???」

PCの中にキングとクイーンが並んでレゼンダを観ていた。


「どういうことなんですか?」


「・・・クイーンが考えたのだ。

エリックは、見たままをそのまま再現できる特殊な能力を持っている。

この孤島は絶滅へと向かっている。


それを、エリックの力で他に移すことが可能かどうか。

それができるなら・・・

クイーンの見つけたこの失われた世界は、復活するだろう。」






れぜんだちゃんはエリックに言った。

「きっとさあ、おばけもろぼっちも、あたしに会いたがっているよ!

はやく~~~~!!エリックが呼べばいいんだよ!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)
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by f-as-hearts | 2016-03-06 08:53 | SFサウザンドアイランド
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by f-as-hearts | 2016-03-02 22:11 | 祈り
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by f-as-hearts | 2016-03-02 15:50 | 祈り
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by f-as-hearts | 2016-03-01 15:28 | 祈り