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紡ぐ夢 綴る夢

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タロット占い師ASのブログです。

カテゴリ:SFサウザンドアイランド( 135 )

異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第九十四話 「  逆転につぐ逆転  」


レゼンダが執事に言った。

「キングがロキを呼ぶなんて・・・執事、あなたはロキについての知識はあるかしら?」
「ゲームについての知識では少々。」
「神話よ、神話。 
さすがのキングも、ロキを投入するしかなかったのね!」
「ラグナロク、でございますね。」
「そうよ、ラグナロクよ!」

執事は淹れていた紅茶を飲んだ。
「なるほど。」


エリックはおばけに叫んでいた。

「だめだ!!!!リリアは僕が助けるんだーーーーーー!!!」


ーーーピカッーーー

エリックの体から、激しい電撃が空へと向かった。


「キングを押しつぶすんだ!!!ウロボロス、召喚!!

オーディーンも召喚、ロキと戦って!!恐竜もみんなみんな召喚!!!

リリアを助けるんだーーーーーーーーー!!!」


れぜんだちゃんが驚いて言った。

「え~~~~~~~~~~~~????

エリック、そんなに呼んだらこの島沈んじゃわない???」

おばけはエリックを止めようとしていた。

「まじか・・・  えりっく  」

「リリアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」



そのリリアは今完全に無意識の領域で漂っていた。

カードに表されたリリアも、同じだった。

連絡を受けたワインバーガーは、雷が落ちたという状況に理解ができなかったが
そこからひとつの確証を得た。

ワインバーガーがサカマキに話をした。

「これは完全なシンクロとみていい。どういう仕組みかは後で検証するとして
リリアがカードで具現化した途端に、現実のリリアと同化したのだ。

・・・ありえない・・・  常識では!

助ける為には、敵から奪い返さなければならないが。」


ロキは雷と炎の攻撃で、マジック達を追い込んでいた。

「魔法合戦というのも悪くないな!」

マジックはロキの魔法力が自分達の10倍はありそうだと、珍しく
泣き言を言った。

「お師匠様~~~~!!ゼウスの雷が吸収されちゃう!」
「どうにかしたいんだが、今はいかづちから逃げるしか方法がない!」

エリックが呼んだオーディーンが現れると、ロキと対峙した。

「ほほう、オーディーン!貴様はキングの駒ではなかったのか?」
「ほざくな!!

どういう理由であれ、お前の側に立つ私ではないわ!」

「はっ!!

巨人族の怒り、今更だが思い出させてやろう!!
覚悟しろよ、オーディーン!!」

オーディーンは愛馬に乗って、空を翔るとロキにその巨大な剣を向けた。

「いつにもまして、ふてぶてしい顔だな、ロキ!!
貴様をこの大地に沈めることこそ、わが悲願よ!!」

ゼウスはろぼっちに乗っているエリックを助けて、共にキングの方へ
攻めていこうとしていた。

「キングを攻撃だと?

わらわがそのようなことを赦すとおもうか。」

ヘカテがゼウスとエリックをその暗黒の魔法で動けなくした。
ヘカテはその黒いマントを広げると口元を歪めて魔法を唱えていた。


「いつもいつも、同じような攻撃。

そこで、貴様の大事な機械人形が破壊されるのを、見ているがいい。

指をくわえてな。」


「うううっ!!!」

エリックは呪縛の魔法にかかって動けなくなってしまった。




おばけのニーソックスが叫んだ。

「おれの なかまたち  もういちど ちからを かしてくれ !

かいぶつから みんな ででこい !」

怪物を操っていたお化け達がその言葉に応えた。


  
ひゅ~~~~~~~~~~~~~ううううう!!
 
空を飛ぶおばけたちは、一斉に集まると 巨大なおばけになった。

ヘカテは動じない。

「そのようなアンデッドにわらわが 怖気づくと思うのか。」

巨大おばけは、目にも留まらぬ速さで皆の周りを飛び回ると

べえええええ~~~~~っと舌を出して、笑った。

へっへへへへへへへ!!




「えりっく を はなせ。

へかて  きんぐ が どうなってもいいのか」

ヘカテは振り向いた。

キングの後ろにリリアが立っていた。

その手には、キングの銃が握られていた。


「  お前は!? 」


クイーンが言った。

「大きなお化けで全員の気をひきつけたのね、ニーソックス!

その間に、リリアに憑依するなんて!!」


キングは微動だにしなかった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)


「え、ええええええ???ここで続くって何????」
「全くですね。 作者は一体どれだけ休めば気が済むのでしょうか。」
「執事。


たまには意見が合うのよね。


たまにだけど。」
「御意にございます。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続くので。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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by f-as-hearts | 2015-12-24 16:30 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第九十三話 「  その神の名  」


エリックはろぼっちの中で驚きの声をあげた。

「わあああーーーーー!!凄いやっ!!!雷があんなに!!!」

サカマキとカネムラの二人は、あまりの閃光に眼を腕で隠した。


クイーンは上空へと両手を上げていた。

「ゼウスよ。どうかそこで我々の戦いを見届け給え。」

れぜんだちゃんがきゃーーーーと悲鳴をあげた。

「きゃ~~~~~~!!英雄達がああああああ!!!」

マジックとマジックガールが空を見上げながら怖ろしそうに言った。

「・・・神の鉄槌だ。これでは敵陣もぼろぼろだな!」
「こ、怖い~~~~~~~~!!ゼウスって雷を操るんですね!!!」


執事は棒立ちでその様子を見つめた。
レゼンダの、持っている水の入ったコップが震えていた。
それでも何か言おうとした。
「こ、これはあれね、そう、だから冥界の神がゼウスのお気に入りの
英雄を、ぶんどったから、そうよね。

・・・私は、関係ないわよっ!」
「・・・左様にございますね。わたくしも、バトルには参加できず
とても残念にございます。」
「執事。
お互い、まだ修行が足りないということかしら。」
「修行とは見て覚えることから始まると申します。」
「・・・たまに意見が合うのよね。」「そのようでございますね。」

うなずくふたり。



冥界の女神ヘカテはゼウスの雷を見つめながら言った。

「昔っからそうだった。どんな英雄にもゼウスは雷を落してた。

神と人の子の間に生まれた英雄であろうと。」

青白く激しいいかづちが容赦なくキングの陣営を崩している。

その稲光を瞳に映し、キングがヘカテに言った。


「ヘカテよ。

私が持つカードは、これだけではない。


・・・巨人と怪物どもの父である者。

そして今はオーディーンもいない。

現れて、この混乱の戦いを愉しむがいい。



・・・破壊と混沌の神、ロキよ現れよ。

      そなたならどう戦う?」


クイーンの顔色が変わった。

「破壊神 ロキ?!」


激しい竜巻が起こり、その中心に大きな影が現れた。

その姿は巨人のように大きく、神話のように立派な鎧と北欧の兜をかぶっていたが、

それをキングに投げてよこした。

竜巻を消すと、ロキは大笑いした。

「は~~~~~~~~~はっはっはっ!!

こりゃあいい!!!戦場じゃないか!!王様、あなたにはその冠をくれてやろう。

冥界神やら巨人やら、なじみの顔ばかりかと思ったら、機械人形までいるのか!!

混乱と破壊を呼ぶのに、これほど相応しい舞台はないな!!」

ばさっとマントを脱ぐと、鎧の姿はあっという間に魔法使いのような姿に変化した。

「おもしろい、何が望みだ?」


ロキは大きな杖を手にすると、空にその杖の先を向けた。

「雷で声も聴こえん。」

雷は突然止んだ。

「ロキ、ひとつだけ私の願いを叶えてくれるなら、あとは好きにしてよい。

あの、機械人形を捕えて、こちらに連れてくるのだ。

アンドロイド・リリアという・・・」

エリックが叫んだ。

「リリア、逃げて!!!」

ろぼっちを飛ばして、リリアの方へ急ぐエリックを、バハムートが阻んだ。

ロキはじっと見つめた。


「ふふん。  あとは好きにしてよい、というのが気に入った!!

機械人形はアンドロイド・リリアというのか。

リリアよ。お前は今すぐキングの下に来い!!!」

ロキの杖は、さっき止めた雷を集めていた。杖から放たれた雷はリリアの乗る

鉄巨神兵を襲った。

「きゃあああああ!!」「リリアーーーーーーーー!!」

リリアの機械の体は一瞬にしてオーバーヒートし、ロキの魔術によって

敵本陣へと連れ去られた。

ロキは魔術で炎の攻撃を仕掛けてきたマジックとマジックガールに言った。

「それじゃあお前達と遊ぶことにしよう!!魔術合戦でもいいぞ?」

マジックとマジックガールは、二人で力を合わせて魔法を掛け合わせた。

ロキはその魔法をことごとく消し、または反射して二人の魔力を消費させた。

キングは意識を失ったリリアを鉄巨神兵から降ろすと、玉座に座らせた。

エリックが大声でリリアを呼んでいる。

「リリアーーーーーーーーーーー!!目を覚まして!!!」



カネムラとサカマキも、現実のリリアが動かなくなったのにショックを
受けていた。

「リリア??どうしたんだ、しっかりして!!」
「どうしたんでしょうか?!あのロキが現れて、いかづちがリリアを襲った
ようにみえましたけど?!」
「まさか・・・過電流が流れた??」「えええええ??現実にも、ですか??」


クイーンがエリックに呼びかけたが、エリックは聴こえないようだ。

クイーンにニーソックスが話しかけた。

「くいーん えりっくは ぱにくってる ・・・こわいものしらずの えりっくも

りりあ が いないと ・・・おれ えりっくとめにいってみる・・・」

ひゅんっ・・・怪物から離れると、ニーソックスはエリックのところへ行った。

「えりっく おちつけよ ・・・ りりあは すぐにおれたちが たすけにいく」

「だめだ、すぐに僕がいかなきゃリリアが、リリアが死んじゃうよ!!!」

「だいじょうぶだ・・・ えりっく  くいーんも まじっくも いるんだから」


おばけの言葉はエリックを説得できなかった。


「だめだ!!!!リリアは僕が助けるんだーーーーーー!!!」


ーーーピカッーーー

エリックの体から、激しい電撃が空へと向かった。


「キングを押しつぶすんだ!!!ウロボロス、召喚!!

オーディーンも召喚、ロキと戦って!!恐竜もみんなみんな召喚!!!

リリアを助けるんだーーーーーーーーー!!!」


れぜんだちゃんが驚いて言った。

「え~~~~~~~~~~~~????

エリック、そんなに呼んだらこの島沈んじゃわない???」




現実的にカネムラとサカマキも、アンドロイド・リリアの再起動はどうすれば
いいのかわからずにいた。

「ワインバーガー氏に連絡を!これは緊急事態だ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)
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by f-as-hearts | 2015-10-04 00:40 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
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イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
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第九十二話 「  星座  」


星の英雄のひとり、ペルセウスは、その手にメデューサの首を掴み
アマゾネス軍団を石に変えながら戦っていた。また狩人で凄腕のオリオンは
モンスター軍を次々と狩っていった。半神ヘラクレスは、モンスターもアマゾネスも
ケルベロスも戦ったことがあると言いながら、大刀を軽々と振り回し、敵を倒していた。

リリアは鉄巨神兵を操りながら、ヘラクレスに戦いを挑み、また巨人達にもその剣を
ふるっていた。
お化け軍団が憑依しているモンスター達も、大勢でアマゾネスを助けながら応戦。
今まで数で上回っていたのが、オールスターズの参戦で、段々倒されていく方も
多くなっていった。

エリックはろぼっちを操り飛ばしながら、フェニックスを傍に呼んでバハムートとの空中戦を
戦い、西龍はクイーンの命令でヘカテを攻撃し、その魔法を防いでいた。

星座の英雄達に炎や雷の魔法で足を止めているのは、マジック達だった。

「お師匠様~~~~!!これじゃ、きりがないよおお~~~~!!」
「確かに・・・」

パシャッ パシャッ

「きゃ~~~~~~~~~!!かっこいい~~~~~~!!
ペルセウスさま~~~~~~~!!シャメとってもいい?」

その様子を、マジックガールは口をあんぐりと開けて観ていた。
「お師匠様~~~~!!わたし、まずれぜんだちゃんを倒すべきじゃないかって
ときどき思うよ~~~~~~!!」
「それはどうしましょうねえ(笑)」

・・・・・・・・・・・てんてんてん。

「マジックガール、その通りよ!!敵ながら、そこに気がついたあなたは
なかなかだわっ!!!
私が許すから、やっちゃって頂戴!!!」

「レゼンダ様。あの写真は、絶対に価値が出ますので、このまま撮らせるのも
よいアイディアではないかと存じます。」

「・・・執事。録画があるじゃない。」
「いえいえ。直接あのオールスターズを写真に撮れるなんて!
なんていいポジションなんでしょう!!できれば私が代わりたいくらいです!」
「代わってきたら?」「できるものならば。」

レゼンダがはあっとため息をついた。
「執事。あなたのカードを作れば、あなたがあの世界に入ることも出来るけど
・・・その前に、あなたの技は?職種は?」
「そうですね、職種は執事で、技は有能な助手で策士、というところでしょうか。」

「・・・暗黒ダークソウルバトラーがバトラーだなんて、世も末だわ!」
「おおっ!!!!

レゼンダ様、ダークでブラックなジョーク、戴きました!ありがとうございます。」

「ふっ・・・」(レゼンダ、ゲス顔)



ー一方、こちらは遠く離れたワインバーガーと科学者達のいる研究所。

科学者メラニーは、ワインバーガーに現在のアンドロイド・リリアの状況と進捗について
話をしていた。

「リリアは研究員カネムラとサカマキの二人に、バックアップを取ってもらって
一時的に回復しました。危険領域は脱した模様です。」
「リリアのことだ、それぐらいは判断できるだろう。それに、PCも最大限協力している
のだろうしな。それにしても、これを吸収、解析しろというのか・・・」
「はい、情報量はリリアの今までのどのデータよりも、多い・・・というか・・・」
「レベル、10・・・いや、10を超えている、か。」
「これを、キングとクイーンがもしも・・・」
「・・・・・・・・・・我々は、もう気がついているが。

どうしようもない。
エリックとリリアに全て、任せるしか・・・」





ーそして再びエリックの陣営。

「クイーン!!こんなに敵が多くちゃ、全部見れないよ~~~~!!」

クイーンはエリックのろぼっちに手を振った。

「そうね。

では、私のカードを出すわ。

我は召喚する。


いでよ 全知全能の神 ゼウスよ。

我々と共に戦うのです。    敵陣営に、神のいかづちを!!」


星空が一瞬歪むと、そこに巨大な星雲が現れた。

姿はないがその上空から声が轟いた。

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・・・・



「我を呼ぶは クイーンか。

おう・・・

敵は、冥界の女神ヘカテ、それに冥界の神ハデスか。



・・・ハデス、ヘカテ、そして巨人族よ。

神の認めし英雄、古の神の戦士軍を    よくも、使役したな。


・・・よかろう。

         いかづちよ、あれ!」


神のいかづちが閃いた。

次々と敵を撃破してゆく。

キングは、冷静なままその様子を見つめていた。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は、フィクションです。)
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by f-as-hearts | 2015-09-22 10:14 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
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エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
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マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
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ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
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マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
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ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
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キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
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第九十一話 「  星に願いを。   」


カネムラとサカマキは、この狭い筈の部屋に現れた宇宙空間を観て
今 腰が砕けたように座り込んだ。

「メテオ、だって????」
「リリア?!こんな魔法、ここで炸裂したらーーー」

―――味方の軍は全滅ですね。―――

「PC~~~~~~~~!!そういう時だけ、無感情で言うかな?!」

「エリック!!!逃げても間に合わないわ!!」
「魔法でも防げません!あれは、防御不可の魔法なんです!!」
「お師匠様~~~~~!!でもでも、魔法でなんとかしなきゃ!!!」

お化けのニーソックスが、ケルベロスの眼で空を睨んだ。
「 みんな すぐに  くいーんのもとに にげるんだ 」
お化け達が憑依したモンスターは急いで逃げ始めた。

飛べるフェニックスや西龍は、すぐに味方を乗せてその場から退避した。
だがその背中に乗せられる人数は限られていた。
空高く飛んでいた飛空挺は、真っ先にメテオの空気圧で粉砕し燃え尽きた。
れぜんだちゃんの口撃。

「めてお~~~~~~~????くっちょおおおおおお!!!!

そーーーーーーーんな、つよい魔法、ずっるいぞおおおおお~~!!!」

冥界の女神ヘカテは口元を歪めた。

「私に、言っているのか?その口もすぐにきけなくなるがな。」

月の女神アルテミスが、メテオを見上げながら、言った。



「れぜんだちゃん。あるでしょ、あれ。あの魔法。
私が使うから、早く渡して。」


「ぶ~~~~~!!!なああんで、渡さなきゃならないのおおお?!」

「だってね、あんたは魔法力、もうゼロでしょー?はい。」

カードがアルテミスの手の中で踊った。

「ヘカテ、あんたには悪いけどお!!!!

               ・・・ 私、負けたくないのw

 ブラックホール、招来!!!!メテオを吸い込め!!!」


月の女神はブラックホールをメテオの上空に呼び出すと、自分も空へと飛んだ。

「・・・そして、このブラックホールは、月が覆い隠すことにするわw

メテオを粉々に吸い込んだ後で、ね!

エリック、れぜんだちゃん、絶対、勝ってよwwwそうしたら私も宙から戻れるしぃ!

クイーン!あとよろしくね~~~♪」

メテオがもの凄い音を立てて、ブラックホールに吸い込まれていった。
そこに、月の女神が、重なるように立つと・・・

・・・それはまるで、皆既月食の反対のように、暗い空間に空いた穴を
   
 声高く笑う月の女神 が・・・   満月になって 閉じたのだ。

「 アルテミス、月を犠牲にしただと?!」

冥界の女神ヘカテはその成り行きに憮然としていた。

月に向かって、ケルベロス達が一斉に咆哮した。


真昼のように明るい満月は、化け物達のエネルギーを満タンにした。

ヘカテは冥界の神ハデスに赦しを乞うた。

クイーンはお化けに言って地上から遺跡の上に移動させてもらっていた。

「ありがとうニーソックス。」

「 ありがとう ?? くいーん が おれに ありがとう??

・・・うそだろ   まじか まじかよ まじ?? おれ しんじゃうんじゃない? 」

れぜんだちゃん、ニーソックスにも絶好調な口撃炸裂。

「な~~~~~~~~~~~~~~~に ばっかなこと

いってんのよっっ!!!もともとしんでるっちゅーーーーーのっっ!!」

エリックはアルテミスがメテオを消してくれたことに、大声で感謝した。

「ありがと~~~!!アルテミス!!」


キングは月を見上げた。

「月の加護は消えた。これからアレスの攻撃が始まる。」

満月で力を得たのは怪物達だけではなかった。

冥界の女神ヘカテは言った。

「軍神アレス。

怪物は、ケルベロスばかりではないだろう。伝説の戦士も神々の進軍も

全てがそなたの思いのままだ。

星座に讃えられし神の軍よ、現れてアレスと共に戦うのだ。」

星が真っ直ぐにアレスの元へと落ちて来た。





れぜんだちゃんの 悲鳴が轟いた。

「きゃ~~~~~~~~~~~!!ヘラクレスうううう~~~~~!!

きゃ~~~~~~~~!!美形の双子戦士カストルとポルックスうううう~~~~!!!

きゃ~~~~~~~~!!ライオンキング~~~~~~!!!きゃ~~~~~!!」

星座になっていた英雄達が一斉に、ずらりと怪物とアマゾネスに剣を向けた。


執事がうなずいた。

「非常にわかりやすいご説明でした。」「・・・なんだか頭痛がするわ。」
「それはいけませんね。お薬をお持ちしましょうか?」「お願い。」
「これぞオールスターということでしょう。」




「・・・・・・・・・・・・・・うまいわね。」
「ええ、やっとこの世界になじんでまいりました。」
「やっとって・・・・・・・・・いたたた。
私、あのれぜんだが消えてくれるなら、オールスターズに期待したいわ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は、 かなりフィクションです。)
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by f-as-hearts | 2015-07-24 10:25 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第九十話 「   最大最強の敵   」


こちら孤島のイムズ達。
なにやら雑草の中で腰を落として探し物の最中である。

「・・・なあおい。

ねずみってえのは、何を食べてるんだったか?」
「ええっと・・・雑食じゃなかったですか?パンとか肉とか・・・」
「ねずみを探すのに、まずねずみの食べ物を探すっていうのが、とんでもない
大問題だったわけだ!ミミズはどーだ?ミミズ」
「ミミズ、いけそうですけど。そーですねー・・・あ、そこにある根っこなんて
ねずみ食いませんかね。」
「・・・・・・・・・手元にあるのは飴玉くらいだからな~~!!
ここの島に着くまでに、あらかた食っちまったし・・・

アメが好物だっていう、文化的なねずみはいねえのかよっ!」
「食物連鎖っていうのが仕方ないですねー・・・
あ、これ、果物っぽくないですか?

そーだこれ、逆に大鷲にどうでしょう?」

「おおっ!!
それはいけるかもしれんな!!大鷲にねずみを差し出すより、そっちの方が
断然早いぞ!!よしっその果物集めるぞ!!」


大鷲はその様子を観ながら、ゲップをした。
・・・実はさっき小動物を食べたばかりだったのだ。

(大鷲が、そんな小さな木の実を食べるわけないじゃない・・・まあいいわ。
あれでも私を捕まえる為に頑張ってくれているのだから。)

・・・とクイーンは思っていた。


目の前の岩山には、大勢のアマゾネスが陣取って、迫力ある姿でクイーンを
守っていた。

エリックはクイーンに大きな声で礼を言った。

「クイーン!ウロボロスで門を閉じてくれてありがとう!!」

クイーンもうなずくと返事をした。

「まだこれからよ。冥界の女神の攻撃に備えてね。」

お化け達が憑依したケルベロスやヘカトンケイル、フェンリルらが、アマゾネス軍の
前で、その背中を見せながら言った。

「俺達に乗って戦え!」

アマゾネス一の女戦士がさっと一番大きいケルベロスに乗って叫んだ。
「みな、戦闘態勢!!これから化け物に乗って戦うぞ!!」

おおーーーーーーーーーーーー!!!!

ろぼっちの中でエリックも命じた。

「いっけええええーーーーーーー!!アマゾネス軍ーーーーーーーー!!!」

冥界の門が消えて、戦力が増えたことでエリック側はいよいよ勝負を賭けてきた。

冥界の女神ヘカテはそう判断した。

夜の闇に雷鳴が轟いた。

「キング。

こちらも兵隊を出しますが、よろしいですか?

・・・アマゾネス軍を掃討するに相応しい 軍神をここに召喚しよう。

     軍神 アレスよ。

     このヘカテが召喚す、キングの下に多くの兵を率いて現れよ。」

巨大な馬が牽く戦車が現れた。その中央には銀でできた兜をかぶり、同じく銀の
見事に磨き上げた鎧をつけたアレスが、片手で手綱を操り、キングに手を上げた。

そしてその戦車の周りには、冥界のエレボス山に住むと言われる復讐の女神達と
巨人が数十体、アレスの不死の軍隊も数千体現れた。

アマゾネス軍はその姿をみるなり、激しい戦意を見せ、怒涛の攻撃を仕掛けていった。

軍神アレスも、軍隊に激を飛ばした。
そこにバハムートとリバイアサンが加わったので、鉄巨神兵とろぼっちは、マジック達
と連携してアマゾネス達を、空と地上から援護した。

軍神アレスは巨人を砦の城壁のように前へ動かすと、その手に持たせた鉄球を
振り回させ、地上のアマゾネスを押し潰そうとした。

「あ~~~~~~!!ずるいずるいっ!!ろぼっち、返してよっ!!」
「れぜんだちゃん、大鷲の上でそんなに暴れたら落ちるわ!」
「う~~~~~~~!りりあにしんぱいされたくない!
そーだ!じゃあそのりりあの鉄巨神兵に乗せてよっ!!」
「それはだめよ。
それより、れぜんだちゃん、あなたが呼び出した月の女神アルテミス、凄いわね!」
「えっ?えっへっへっへ~~~~~~!!ふふん♪そうよ~~~~!!」

リリアの鉄巨神兵は、リバイアサンの首に斧で斬りかかりながら
れぜんだちゃんに言った。

「ねえ、もしかしてアルテミスの他にも、すごいカードあるんじゃないの?」


それを聞いたレゼンダは、はっとして自分のカードを見た。
「リリア、何を言っているの?!それって・・・」
「あるんですね。」
「執事。

少し黙っていてくれないかしら。」
「あるんですね。」

執事ドヤ顔。


れぜんだちゃんドヤ顔。

「あるよ!!!あったりまえじゃん!!!
でもやだ!!!!わたしがその鉄巨神兵に乗れないんだったら、
出っさないよーーーーーーーーーーーーだっ!!」



その間にも、アマゾネス軍は美しい弓や大刀で巨人と戦いながら、敵陣へと
斬り込んでいた。バハムートの火炎攻撃を、マジック達が防ぎ、敵のアンデッド
兵士とケルベロス達に乗ったアマゾネスが戦っていた。
そしてフェニックスと西龍も、冥界の女神ヘカテと軍神アレスに向かっていった。

「えりっく  ろぼっちでたたかうのか

・・・こわいものしらず だからな  えりっく へかてこわくないのか・・・
  ほんとうに なんにも こわくないんだな  すごい な  

  みんな けるべろすは つよいぞ  へかとんけいる ばかぢからあるぞ
  だいじょうぶだ  まけるもんか  」

「ありがとう、おばけ達!!!

うん、ぼくは 新しいカードを作ろうっと!!

ーーー飛空挺、出撃!!巨人を爆撃!!---」

皆が驚いた。

爆音の中、以前オーディーンが呼び出した飛空挺が、皆の背後から
爆弾を激しく落としながら現れたのだ。
マジックがその姿を見て、言った。

「エリックの、能力ですか!!やはり・・・エリックはクイーン様やキング様と
同じーーー」

アンデッド兵士は爆撃によって粉々に吹っ飛んでいた。
軍神アレスはヘカテに魔法であれを撃墜してくれと頼んだ。

「いいでしょう。

その前に、味方を退避させるように。」

軍神アレスは号令をかけた。

「全員、退避!!!全員このアレスの元に集まるのだ!!」

ヘカテは呪文を唱えた。

「   巨大隕石 招来!!  メテオ!! 」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2015-06-14 16:32 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語。


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
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キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
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クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第八十九話 「  You know  」

ー絶海の楽園ー

クイーンの孤島・・・

イムズとマドックスの二人は、長い時間船に揺られて、やっとその孤島に到着した。
情報と言えば、唯一テレパシーで得ることが出来た、島の様子と、そこに行ったことが
あるという兵士から収集した、おおよその距離や他には類を見ない絶滅した動物が
多数存在するという、雲を掴むような話だけだった。

だがそこに、キングからテレパシーが入り、クイーンがなんらかの理由で、その島を
探すように仕向けているのではないかという。
クイーンは今はそこから動く気配がないのだ、というのだ。

・・・それが何故なのか、イムズ達には理解できなかったのだが。
キングのイメージの中の女性が、妙に若いのも気になっていた。
そしてキングがクイーンとゲームで戦っているということにも、イムズは愕然としていた。

マドックスは島を指差しながら言った。
「・・・キングがテレパシーで送ってくる映像が本当なら、あの島だと思います。
かなりクイーンのイメージが鮮明になってきました。」
「俺はな、マドックス。

レゼンダっていうゲームマスターを知ってるからまだいいが、仮想空間を可視化するって
いう、ふざけたゲームを創った天才どもの、頭の中を見てみたいよ。」

マドックスはくすっと笑った。
「あのう・・・異空間移動できるあなたが、そんなこと言いますか??」
「能力的にはな、移動ってのがゲートをくぐるようなもんだとすると、だ。

・・・仮想空間を創り出すっていうのは、神の領域だと俺は思う。
それは、人が想像したものを、全人類が見えるようにできるってことだぞ?!
そしてその中で、出てくるモンスターを操れるし、戦うことも出来る。

クイーンが、どうしてこんな孤島を選んだんだか、俺は是非その理由を知りたいね!」

海風は時に激しく船を揺さぶった。
「こんな小型の漁船しかないのがくやしいですけど、イムズ将軍の言う通りに戦闘機
も入れない孤島では、時間がかかるって仕方ないですね。
それから、ここって絶滅危惧種の宝庫だそうですよね?だからわざわざ世界規模での
規制がかかって、衛星からでも探知できないようにダークゾーンにしたっていう・・・」

「それなんだが・・・さっきからキングのテレパシーが時々乱れているように感じる。
恐竜なんてもんを、クイーンが呼び出したからなんだろうが。」
「それに、神話のウロボロス!あんなものも、現実に出されたら、大笑いですね!!」
「いやそこ笑うところか?!」
「笑っちゃいませんか?生で観てみたいです!!」
ふたりはキングがテレパシーを繋ぎ、感覚を共有させてくれていることに感謝していた。
「ゲームにしても、迫力が違いそうですね!」

とうとう二人はその島に上陸した。

漁船の持ち主は、待機してくれると言うので、海岸をざばざばと二人は歩いて行った。

ギャーーーーーーギャーーーーーーーーーー!
上空を大鷲が飛んでいる。

気がつけば海岸からすぐのところに、海の風にも強いマングローブの木や松などの
林が、そのまま森の奥へと続いていた。
「植生からみて、このマングローブは後から漂着して育ったみたいですね。
奥の森の木は、熱帯地方のものとは明らかに違います。」
「そうだな。いかにもこの海岸線は波に削られてつくられたようだ。
それにいきなり森が広がるっていうのもー」

見上げた森は、とても深い緑で、ジャングルのようだった。
ふたりは兎に角森の奥へと進んで行った。

そして、同時に声を上げた。

「あれが、神殿か?!」
そこにあったのは、エリック達が見上げたのと同じ、遺跡だった。
イムズはすぐに、キングにテレパシーで神殿を発見したと伝えた。

キングはうなずいた。
(よくやってくれた。イムズ、すぐにクイーンらしき人物がそこにいないか
見つけてくれ!)
(わかりました。)
マドックスが質問した。
(キング、クイーンは精神のみ移動しているんですよね?そのう・・・
ここに人間がいるなんて、想像しづらいんですが・・・)
(人がいないということか?)
(いえ・・・その、なんていうか・・・人間に移っているのかな、と・・・)
(探してくれ。どんな小さな証拠でもいい。)

二人は神殿の中と外に分かれて探した。
イムズはマドックスの言っている意味に気がついた。
確かに・・・こんな状況で、普通の人間がここで住めるだろうか?!
水もなく、火を焚いた形跡も、ないぞ??

(やっぱりここじゃないのかな?)
(いや・・・キングのイメージと同じだったらしいぞ。間違いない。)
(ですが・・・さっきから人間の声は一切入ってこないんですよ?
テレパシーに・・・)

イムズもそれは感じていた。
人間の声か・・・テレパス能力のある者なら、拾うことができるのだが。

(?変だな・・・確かに人間がいない??)
(もしかして、予知能力で逃げられたんでしょうか?)
(いや、そうじゃなくて・・・テレパシストだというのを知ってるから、ブロック
してると考えた方がいい。それができるから、今まで誰にも見つけられなかった
んだろう。予知がどこまで完璧なのか、俺は知りたいね。)

ギャーーーーーーー・・・

「大鷲・・・


大鷲・・・?


まてよ?!  キング、大鷲が、クイーンの傍にいましたよね?!」

キングは再び頷いた。
(そこに大鷲がいるのか?・・・それが、もしかしたらクイーンが乗り移った・・・)

マドックスがあっけにとられて言った。
(ええええええ??クイーンは、大鷲に乗り移ったんですか?!)
(へえ?すげえな!!
そりゃあ、想像もできない能力だよ!!動物にまで精神だけ乗り移れるなんて!!)
(どうします?!あんな高いところ飛んでる鳥、捕まえられる気がしないっすけど?)
(同感・・・・・・・・・・・・・はああ~~~~~!!

仕方がない・・・大鷲が腹減らして、食い物を襲うところを、捕まえるしかないだろう。)

大鷲は悠々と空から二人を見下ろしていた。
クイーンはテレパシーを感受して悟られないようにブロックまでしていた。そして・・・

その時、まさに現実に大鷲の眼で、イムズとマドックスを捉えていたのだ。
ゲームとリアルとが、今交錯し始めていた。



月の女神はクイーンにあなたならできるでしょと言った。

冥界の門は開き始め、アンデッドのドラゴンゾンビが今、吸い込まれようとしていた。



クイーンは自分の持つカードを握った。

「ウロボロス!!

大地を司るもう一頭の大蛇よ、現れてあの冥界の門を閉じるのだ。

2つの蛇の その永遠にして永劫の標の名の示す通りに!」


エリックが驚きの声をあげた。

「ええっ ウロボロスが、2つもいる?!」

キングが唸った。

「・・・・・・!そうか、そんな手があったか!」

2頭の大地を取り巻く大蛇は、冥界の門をぐるりと囲み

互いの口で互いの尾を呑み込む形で、ギリギリと門を閉めた。


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・

ウロボロスはそのまま冥界の門を大地へと沈めていき、姿を消した。


女神ヘカテはじっとクイーンを見つめた。

「・・・クイーン。

そのようなこどもの為に、大地の神ウロボロスを消してもよいのか。

そなたはいつから、勝負を捨てるような愚か者になったのだ。」


月の光が、クイーンの頭上を明るく照らした。

「ヘカテ~~~!!残念だったねwww

ウロボロスぐらいいなくてもいいじゃん!そーだ、れぜんだちゃん、あの娘達を
呼んでよ!!」

れぜんだちゃんが大声で言った。

「え??もしかして、これ??

     女戦士 アマゾネス軍団、でてこーーーーーーい!!」


ザザザザーーーーーーーーーーーー!!

女戦士達は、大弓や大剣を携えてクイーンの前に城壁のように現れた。
その数、数千。揃って、皆が剣を振りかざして雄たけびをあげた。

その様子を観ながら、アルテミスがクイーンに言った。

「女だからって、負ける気はしないわw」


レゼンダは自分の、アマゾネス軍団のカードを見つめた。
「これを、ここで使うの??れぜんだ~~~~~~~!!」

「月の女神アルテミスは、戦士のようにみえますが、月の女神、ですよね?!」
「執事。 神話ではね、アルテミスは狩りや自然を司る女神なのよ。
弓の名手で、おまけに処女神なの!

・・・アマゾネスだなんてっ!!クイーンにアルテミスにリリアでしょ!!

     女だらけじゃないっっ!!!」

「れぜんだちゃんもいますし。」
「アレを数にいれないで。」
「アレですが、アレはアレで有能ではないでしょうか。」
「ゆ う の う~~~~~~You know????意味知ってて言ってる???」
「有脳とも言いますね。」
「執事。おつかれ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は  「ちょっと、今のは執事に言ったのよっっ!!」

・・・お疲れ様でした。フィクションです。)
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by f-as-hearts | 2015-05-31 01:34 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語。


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
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ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
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                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第八十八話 「  冥界の女神と冥界の神 」


れぜんだちゃんの召喚によって、天空の月が輝いて、降りてきた。
月の光が弱まると、れぜんだちゃんの上空に、月の女神アルテミスが現れた。

アルテミスは眩い白いドレスで、冥界の女神ヘカテとは対照的な姿。
そして揺れる何重にもなった細い銀のネックレスと、それとお揃いのブレスレットを
星のように煌かせて、銀色の髪を手で触りながら、物憂げな水色の瞳を向けた。

「れぜんだちゃんじゃないの。ちょーひさしぶり。 それでー何のご用?

えっ?なにこの重力wwwあっヘカテにやられたのね、笑えるんですけど~~!」

「笑えな~~~~~~い!!あるてみす、いいからはやく、じゅうりょくむじゅうりょく
にしちゃって~~~~~~~!!」

「wwwだっておっかしーーじゃんwwwそれに私ぃ、魔法使いじゃないもーん。」

「月の女神さまでしょっ!!!月と、おんなじにできるじゃん!!!」


れぜんだちゃんとアルテミスのやりとりに、リリアが唖然として言った。

「月の女神って、ギャル娘なの?!」
サカマキが言った。
「なんか・・・イメージが崩れ落ちましたね?!」
カネムラも言った。
「大体、神話の神々ばっか出てくるっていうのが、信じられないです。
それであんなに綺麗なのにあんな風で・・・俺、泣いてもいいですか?!」

アルテミスはリリア達に聴こえてるわよ、と言った。

「キングとかヘカテとか敵って、マジぱねえわね!

ん~~~~~~~~!!どーーーーしたらこんなカオスっちゃうのか

教えて欲しいんですけどお。」

れぜんだちゃん、大きな声で言った。



「え~~~~とねえ、ここはクイーンの島でね~~~!それでね、私が強いから

クイーンが負けて、キングがとうとうお出ましになったの。」



ぶんぶん~~~~~~~~!!ぶんぶん~~~~~~~~~!!
沢山の、顔が、風を切った(笑)


「ちげ~~~~~~~~~~わっ!!!!」
「・・・そーきましたか。」
「執事。


もうそれ、止めた方が身の為じゃないかしら。」
「それですか。」
「それよ、ろ・く・がっ!!!録画!!!!」
「いえいえ。どういたしまして。」
「どういたしたらいいのかしら。」
「こんな場面にはやはりれぜんだちゃんの一発ギャグが合いますね。」
「ギャグじゃ世界は救えないわっっ!!!」


アルテミスはマジだった(笑)


「あっそう。なんか~クイーンもキングもいるなんて、おっかしーなーって
思ったwwwやっぱり~~~~!!

ヘカテ~~~~~!!あなたに怨みないけどお~~~~~!!

無重力、喰らいなさいね。」

月の女神の言葉はエリック達の体を、めちゃめちゃ軽くした。
特にウロボロスは、その首を高く伸ばし、自分を苦しめたヘカテを注視した。
味方はみな動ける。エリックはろぼっちに乗り込むと、すぐに上空へと飛んだ。

「れぜんだちゃん、ありがとう!!アルテミス、すごいや!!」

冥界の女神ヘカテは月の女神を睨んだ。

「月の女神、キングに逆らう気?」
「逆らう?違うわwれぜんだちゃんの願いを聞いただけよん。

うふっwww ヘカテを怒らせちゃったあwww

どーしよー!!

じゃあほんとに戦っちゃおっかなーーー!!」

アルテミスはいきなり銀の大弓を携えると、ヘカテめがけて矢を射た。

「冥界に還って頂戴!!!」

ヘカテはすっとマントを翻すと、その姿は闇に溶けた。
矢はその残像を掻き乱す事もなく、遠くに消えた。


「アルテミス。

ふざけた敵に加担するのなら、こちらは全てを闇に呑みこむまで。

我が神、冥界神ハデスよ。

この場の全員の眼を塞ぐ常世の闇をもたらし給え。

そして闇に潜む我が獣どもよ。

闇に乗じて敵共を喰らい尽くせ。」


闇が月明かりを呑み込んだ。

あっという間に光が全て消え、開けている筈の目は何も見えなくなった。

それと共に、怒号のような雄たけびが四方から襲ってきた。

「ぎゃ~~~~~~~~~~~!!怖いよおお~~~~~~~!!!!」
「れぜんだちゃん、どこにいるの?」
「エリック、動いてはダメよ!!」
「あの雄たけび・・・フェンリルと地獄の門番、ケルベロス!それとこの足音は
ヘカトンケイル!闇に光をもたらせ、ライトニングソード!」
「お師匠様、ソードの光がそこだけしか光らない?!」

獣達が次々にウロボロスの胴体や西龍、フェニックスを襲い始め、そこかしこで
激しい戦闘の音がした。

クイーンの声がした。
「エリック、まだマジックのシールドは効いているわ。
それにフェニックスの光が少しだけど辺りの闇を退けている。」

エリックは大声で言った。

「おばけ~~~~~~!!君達の出番だよ~~~~!!」

ニーソックスは闇の中で透明なビニールのように光ながら笑った。

「あは・・・ほんとだな エリック・・・


じゃ  みんな   いくぞ・・・・・・・・・・

    そら  みんな とりつけ ・・・けものたちを うごかすんだ  」


おばけ達は一斉に笑いながら フェンリルやケルベロス、ヘカトンケイルに
とり憑いた。
唸っていた獣達は、その牙を収め、エリックの下に集まった。

「ぜんぶじゃ ない けどな・・・ もう だいじょぶ だぞ えりっく ・・・」

月の女神が銀の弓を鳴らした。

「冥界神ハデス。

月の女神の光は満ち欠けを繰り返し食われたと思っても回帰するのよね。

それが皆既月食ですも~んwwwあは。

月の光よ  煌々と 闇を照らせ 

  月光浄化。」

アルテミスの弓の音は、光の神話のように、闇から月を引き戻した。
それと共に、おばけ達の憑依した獣が、エリックの下で一斉に吼えた。
その姿は、怖ろしく、そして今は頼もしく皆の眼に映っていた。
月の光で、闇はサーっと潮が引くように影に戻った。

明るいれぜんだちゃんはドヤ顔で言った。

「わっはっは!!さすが私!!さすが月の女神ちゃん!!」

女神ヘカテは、無表情のままその様子を観て言った。

「我が神に、出来ぬことはない。

ハデス様 それではこのカードを使わせて戴きます。


敵であるアンデッドどもよ。

そなたらはハデス様の影である。

神は今すぐにそなたらを裁くのだ。

現世に現れよ 冥界の門。」


ーーーーーーズドンッ!!

女神ヘカテの目の前に、何百メートルあるかわからないような

巨大な黒く怖ろしい彫像が彫られた門が現れた。


クイーンは、その門を見るなり、叫んだ。

「冥界の門?!ニーソックス達が危ない!!」


エリックは何が起こったのかわからなかった。

お化け達アンデッドは、門が開き始めると、叫び声を上げて逃げようと
反対方向へ駆け出した。

それはニーソックス達が憑依した獣達も同じだった。
マジック達は、真っ青になった。

「吸い込まれたら、戻ってこれなくなる!!あれは、あれは

お化けの墓場だ!!」

「お師匠様~~~~!!助けられないの?!」


カネムラもサカマキも、その異様な門の迫力に、しり込みした。

「なんですか?!あれ!!」

「わからない・・・あんなものがカードから出てくるなんて!!」

リリアも考えていた。

「待って・・・あれって・・・」

エリックも叫んだ。

「月の女神~~~~~~~!!冥界の門の、弱点を教えて!!」


月の女神は弓を引いて、クイーンの方を見た。

「クイーン。

あなたなら、出来るわよね?」

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)
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by f-as-hearts | 2015-05-22 20:20 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語。


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第八十七話 「  想像を超える(笑) 」


ナイトであるオーディーンが消え、リバイアサンが戦闘不能、そしてバハムートは
フェニックスと西龍に阻まれ、鉄巨神兵とウロボロスは、何故かれぜんだちゃんの
サーベルタイガーと剣士あれきさんだーに襲われていた。エリックは飛行形態の
ろぼっちに乗ってごきげんで飛んでいた。太陽神はマジック達を回復した後、消え、
鉄巨神兵にバリアの魔法をかけつつ、マジックとマジックガールが笑いながら観ている
という状況。


キングは新たな戦略を打って出た。

「いでよ、冥界魔法の女神ヘカテよ。

そしてヘカテの能力によってこの場を夜の戦場とする。

ヘカテよ、その魔法を持って、新たな兵士を生み出すのだ。」

女神ヘカテは冥界の星をちりばめた黒い冠をかぶって、黒く光るマントと
美しい足が見える戦のドレスを着て、現れた。
その顔は白く、眼の色は銀色、唇は真っ赤だった。
その瞳で、マジックとマジックガールを見つめた。

辺りは一気に暗闇に包まれ、月が雲の間から覗いていた。


マジックとマジックガールは、あっと叫んだ。

「師匠~~~~~?!冥界の女神ヘカテだよ~~~~!!怖い~~~~!!」

「まさか、黒魔術の始祖と言われる女神をここに召喚するとは!!マジックガール
私の後ろに隠れていなさい。」

ヘカテは声を発した。

「キング。

それでは私の魔法をお見せしましょう。

ブラックマジック、超重力場よ、あれ。

この場の者共を皆、キングの御前にひざまずかせるのだ。」

ズズズズズザーーーーーーーーーー!!!!

一瞬にして、戦場が超重力場になり、皆が地面に押し潰された。

ウロボロスの巨体が地面に激しい地割れを起こしながら沈んでいた。
それによって、海の水がその地割れに吸い込まれて、リバイアサンは起き出し
咆哮した。
他の者達も、特に重い者が地面に這いつくばるように崩れていた。

ヘカテは白い手を水平に突き出すと、それを押すような仕草で言った。

「重力は10倍になる。

この場では体重が重い者程、身動きがとれない。

また、当然だが

キングの配下の者共は、この魔法にはかからない。」

クイーンが、ウロボロスの背中で、座り込みながらヘカテを見ていた。
鉄巨神兵は地中に足が埋まる程沈んでいた。
宙に浮いていたマジック達も、水の引いた地上に手をついて、立ち上がれずに
いた。フェニックスも西龍も、ウロボロスの背中にかろうじて横たわっていた。
鷲とあれきさんだーも地上に墜ちたろぼっちの傍で、れぜんだちゃんと一緒に
眼を回していた。

鉄巨神兵の中から、リリアが大きな声で言った。

「エリック、大丈夫?!バハムートの攻撃がくるわ!!」
「エリック、それにー」マジックも叫んでいる。
「リバイアサンが、復活しています!!」


見つめていたレゼンダが、大きな声で言った。

「一挙に形勢逆転よ!!さすがキングのブラックマジックマスター・ヘカテね!!
ここまでとは、想像もしなかったわ!!

いいわ、マジック合戦なら私も!!」


エリックはろぼっちから降りると、ゆっくり地上を歩いて、女神ヘカテを見上げた。

「超重力ってすごいね!!でも僕はまだみんなと戦いたいんだ~!


そうだ、もう夜なんだ。

おーーーーーーーい、おばけ~~~~~!!!

僕とまた、戦って!!」


ひゅ~~~~~~~~~~~ん!!

雲のかかる月を横切って、おばけの姿が、大きな透明な影を地上に滑らせた。

「・・・・・えりっく またおまえは ヘカテ なんかと たたかってるのか・・・

まじか・・・・・・・・・・・まじで しんじられないな・・・・・・

・・・へへへ・・・へへへ・・・ みんなうごけないのか・・・へへへ

・・・・・・えりっく また おれがいないと だめなのか・・・・・・・・」


ひゅん!!おばけのニーソックスはエリックの横で踊っている。

「増殖のカード!!おばけ、また沢山で助けてね~~!!」

おばけはまた空に溢れた。

それを見上げてマジックとマジックガールが笑った。

「あはは!!おばけじゃ重力は関係ないのねえ~~~???そっか~~~!!」
「さて、我々はバハムートの攻撃をなんとかしましょう!!」

「防御シールド発動!!みんなの上に巨大なドーム型シールドよ現れよ!!」

巨大な透明なシールドが、丸い半円形のドームになって、味方の頭上を覆った。
それは間一髪で、バハムートの炎の攻撃を防いだ。

おばけのニーソックスはエリックのまわりで嬉しそうに踊りながら、仲間に言った。


「おおい~~~~~みんな~~~~~おれたちも こうげきしよう・・・

・・・おおぜいのなかまがいるとき よべる

あんでっど もんすたー どらごんぞんび しょうかん~~~~

おばけだから ・・・おもくないからな・・・とんで ばはむーと にこうげき・・・・」

エリックは笑った。

「あ~~~~~~!!おばけ~~!!また見たでしょ~~!僕のカード!!」

「あはは・・・

おばけ だから な・・・ えりっく の かーど おもしろいな

いけいけ~~~おばけぐんだん~~~~」

ドラゴンゾンビはバハムートの炎に負けない程の炎を吹いて戦った。


それを観ながら女神ヘカテは静かに言った。

「お化けのニーソックスか。

まさかお前ごとき 下位アンデットと戦うなどと 思いもよらなかった。

キングを愚弄するつもりか、エリック。

ではわたくしが、徹底的にお前達を負かして差し上げよう。」


レゼンダがまたしても叫んだ。

「ヘカテ~~~~~~~!!!!

違うからっ!!!そーーーーゆう余裕は、見せちゃダメだからっっ!!!

キング~~~~~~~~~~!!!言ってあげて!!!

私がすぐに行きますからっ!!!」

執事がボソッとつぶやいた。

「レゼンダ様。多分レゼンダ様にも余裕は無いかと。」
「聴こえないわ~~~~~~~!!
余裕なんてないわ~~~~~!!
無いから私が手伝うんだもの~~~~~~!!」
「いえそれはキング様がお考えになることではないかと。」


へろへろなれぜんだちゃんも叫んだ。


「へかて~~~~~~~~~!!

私を、こーーーーーーんな重~~~~く しちゃってくれちゃって!!!

どーーーーーーーーーしてくれよう~~~~!!!

む~~~~~~~~ううう!!あったまきた~~~~~~あああああ!!

こんなじゅうりょく、むじゅうりょくにしてやるううううう~~~~~~!!

月の女神 召喚~~~~~~~!!

ここをすぐ月と同じ重力にしちゃってええええ!!!!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「えっ???月の女神?ちょっと待ってよ、ここで続くってどういうこと??」
「さすがれぜんだちゃん。想像の斜め宇宙をいきますね。」「それってどういうー」
(このお話は・・・「ちょっと、こういうのは納得がいかないわっっ!!!
まだ書けない訳でもあるの??」・・・フィクションですから。)
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by f-as-hearts | 2015-05-21 22:22 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語。


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
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ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
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イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第八十六話 「  やっぱりれぜんだちゃんだから~ 」


エリックは楽しそうにれぜんだちゃんに話しかけている。

「ろぼっちってさあ、変形しないの?」
「わっかんな~~~~いっ!!でも変形するよ、絶対~~~~!!」
「そうだよね!!飛べるようになればいいんだよね!!」

れぜんだちゃんおおいに悩むの巻。

「う~~~~~~~ん??

飛ぶのってどんなボタンだろ???これ、かな?」

ぽちっ!

がちゃんっがちゃんっ!

ろぼっち足がひっこんでだるまモード。

「ちがった!じゃあこっちだなっ!!」

ガヒュン!!

腕がひっこんだ。いよいよだるまさんである。

エリック、大笑い。

「くちょおおおおおおお~~~~~~^!!!

なんだなんだああああっっ!!これじゃ手も足もでないじゃないかああああ!!」

れぜんだちゃん大暴れ。

「えっ????」



ごろん・・・・・・・・

ごろんごろんごろんごろん~~~~~~~~~~!!

「うろぼろす~~~~~~~~!!!ちょっちょっ!!!!

わたしをころがしてどーーーーーーーすんのよおおおおお~~~!!」


ウロボロスの眼が笑っていない。

「あれえ??ウロボロス、ろぼっち、どこに連れてくの??」

エリック、思わず鷲の背中から乗り出して聞いた。

ごろんごろんごろん~~~~~~~~!!ひゅーーーーーーん!!

ぱっこ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!!

ギャアアアアアア~~~~~~~!!!



リバイアサンの後ろ頭にろぼっち直撃。

そのまま海の中へ撃沈。

リバイアサンも海に沈み、一時戦闘不能になった。

「あっちゃああ~~~~~~!!!」

「エリック、よくやった。」
「カネムラ~~~~!!ぼく ろぼっち操縦したかったのに!!」
「カネムラさん、な。ろぼっちは死なない。」
「ほんとに?!」


「ええっ?!

ほんとにれぜんだちゃんと一緒に戦いたかったの?!」
「マジックガール。
エリックならそうするでしょうね。絶対ですから。」
「お師匠様~~~~~~!!
なんか、こっち片付いたから、バハムートにみんなでかかれば~~!!」


「そんなに簡単にいくかな?」

キングのマントが翻っていた。


レゼンダ絶叫モード。

「キング!!今こそ私が、そちらに参戦すべき時ではないでしょうか!!」




ぶくぶくぶく・・・・・・・・・・・・・・

海の泡から何かが生まれた。

「ぶふうゎああああああ!!死ぬっ!!マジ死ぬからっ!!!!クイーン!!!!

私のことをなんだとおもっっ!!!ぶ~~~~~~!!!!」

海水を噴水のように噴出すと、ぷかぷか浮いているろぼっちの上によじ登り
れぜんだちゃん大抗議ちゅう。

「くちょ~~~~~~!!こーーなったらっ!!クイーンもキングもみ~~~~んな

みーーーーんな、やっつけたる~~~~~~~~~~!!!!!」

「れぜんだちゃん、つかまって!!!」

エリックが鷲の背にれぜんだちゃんを乗せた。

「えっ??エリック???」

エリックはろぼっちの中に入っていった。

バヒュンッ ボコン!!バンバン!!!!ドシュ!!!!
ろぼっち、飛行モードに変形。

「わあいっ!!!やったあ~~~~~~!!!

じゃあ、これで僕は戦うね~~~~~!!!れぜんだちゃん、それに乗って

空から見ててね!!」

「やだっ!!!私も戦うんだもんねっ!!!

よーーーーーしっ!!みてなさいよ~~~~~~!!

無敵の剣士 あれきさんだー召喚~~~~~~!!

この鷲の背中に乗って、空中さっぽうだーーーーーー!!!

いっけ~~~~~~え~~~~~!!オーディーンなんかぶっとばせ~~~!!!

そしてそして もっちろんサーベルタイガーも召喚~~~~~~~!!

さーべるちゃんはうろぼろすにこうげ~~~~~~~き!!!!いっけえええええ!!!」


マジックとマジックガールが顔を手で覆った。

「あらら・・・またまたとんでもないことを思いつきましたね?!」
「お師匠様~~~~~???あれ、助けなきゃ死んじゃうよ???」
「助けなくてもいいんじゃないかしら?あれはあれで頑張ってもらえば。」
「リリア???なんか怒ってます??」
「サカマキさん、怒ってるんじゃないわ。いかっているのよ!!」
「げっ・・・」

PCが答えた。

―――激おこぷんぷん丸ですね。―――

「激おこぷんぷんまる~~~~~????」
カネムラ、腹を抱えて笑っている。

「ぴ、PCに言われたくね~~~~~~~~~~!!!」

鉄巨神兵 爆走モード(笑)
オーディーンへとその斧を向けた。

「そんな鉄のかたまり、私の剣の錆にしてくれるわ!!!」

オーディーンの叫びに、れぜんだちゃんも応えて騒いだ。

「ナイトのくせに~~~~~~~!!!なまいきだぞ~~~~~~!!

いっけえ~~~~!!あれきさんだーーーーーーーーー!!」


エリックのろぼっち、オーディーンの頭上から直滑降で攻撃、それを防ごうと
上空を見上げた瞬間、鷲に乗ったあれきさんだーが背後に回って剣を突いて
きた。

その剣を鎧で防ぐも、ろぼっちが眼前を塞いだ。
鉄巨神兵の斧が、オーディーンを直撃し、オーディーンはあえなく消えた。

リバイアサンのところにいたフェニックスが、西龍とともにバハムートに向かって
激しい空中戦を繰り広げていた。



「執事。

何かしら、柱から半分だけ覗いてるっていうのは、新しい遊び?」

「いえとんでもございません。テーブルにお茶お持ちしてもよろしいでしょうか?」
「よろしくてよ。
キング様には、なにか打つ手があるのかしら???この状態から???」
「そうでございますね。今まで無敗のキング様ですから。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は「ああら??無敗って言葉を聞いてから、続くって、一体何かしら???
もしかしてなんにも考えてないんじゃないかしら??」

・・・・・・フィクションです。「逃げたわね~~~~~???」
・・・・・・いえいえフィクションですから。)
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by f-as-hearts | 2015-05-04 00:00 | SFサウザンドアイランド
異世界の島の物語。


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
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                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第八十五話 「  大混戦  」


キングはその鉄巨神兵を見て、驚いたように言った。

「エリック、もうその手を使うのか?!」



執事はちらっと後ろを振り向いた。
振り向いたが、すぐに前を見ながら、言った。

「レゼンダ様。

お気持ちは痛いほどわかります。」
「ん~~~~~~んんんんっ!!!んん~~~~~~!!!!」
「そうでしょうそうでしょう。」
「んんんんんんんっっ!!!!!」
「ではわたくしが、代わりに応援いたしましょう。

キング様~~~~~~!!頑張れ~~~~~!!」
「んんんんんんんん!!!!!!」
執事、振り返らずに、ふっと笑った。
「んんんんん?!んんんん~~~~~~~!!!!」


同じく、れぜんだちゃんもろぼっちの中で、絶賛大暴れ中。

「なんかさ~!れぜんだちゃんも戦いたいんだろーなー!」

呆れたようにサカマキが言った。

「エリック。

そうやって問題を増やすのはどうかと思うけどな。」

「サカマキさん、れぜんだちゃんが気になってゲームにならないんじゃ
ないですか?エリックは」
「カネムラ君、れぜんだちゃんを甘くみると、大問題になるんだよ!」


「その通りです。

わかっていますね、敵ながらあっぱれです。」
「ん~~~~~~~~~~!!んんんんっ!!!」


エリックは鉄巨神兵がウロボロスの上に出現したのを見て、うなずくと言った。

「ウロボロス、鉄巨神兵の為に道になって!」

クイーンは頭上にいる鷲とエリックにうなずいてから、ウロボロスに合図をした。

「リバイアサンの引き起こした海の面の上に、道をつくれ!ウロボロス!」

ズザザザザザザーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


海から巨体を持ち上げると、それはまるで細長くどこまでも続く灰色の道の
ようになった。
その上を、動き出す鉄巨神兵。

鉄巨神兵を最強のアンドロイド・リリアが操縦している。

エリックは顔が赤くなるほど、興奮していた。

「リリア~~~!!リバイアサンをやっつけて!!」

鉄巨神兵はがしゃんがしゃんと勢いよく駆け出した。

「そうはさせるものかっ!!」

そこに飛び出してきたのは、オーディーンだった。


だがすぐにオーディーンは激しい向かい風に煽られた。

風の主はウロボロスだった。
ウロボロスの息吹が、嵐のようにオーディーンを襲った。


「ナイトよ。

私を差し置いて、鉄巨神兵を攻撃できると思うのですか?

ウロボロスよ、激しい石つぶて攻撃をオーディーンに向けるのです!」


オーディーンは石つぶてが隕石のようにウロボロスの口から吐き出されるのを
剣で斬りながら、その場から逃れようとした。

そして一方、鉄巨神兵がリバイアサンに斬りつけようとした時、上空からは
バハムートが襲いかかってきた。

キングが号令をかけた。

「バハムートよ、鉄巨神兵に炎の攻撃!灼熱の炎で鉄を溶かしてしまえ!!」

バハムートは灼熱の炎を噴いた。


ビューーーーーーーーーーーーー!!!!

バシーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!


「おお、危ないところでしたね!」

「お師匠様~~~~~!!シールドは私が作っておくから
バハムート、なんとかして~~~~~~~~~!!」
マジックガールが叫んだ。

バリバリバリバリ!!!!!!!

鉄巨神兵は、魔法のシールドで守られていた。

黒と赤の魔法使い2人が、マジックエネルギーを全回復して、そこに浮かんでいた。


「やった~~~~~~~~~~!!マジック、すぐにバハムートと戦って!!」

エリックの声に、マジックの眼がギラリと光った。

「はい。

魔法使いの真の力、エリックにおみせいたしましょう!

いでよ炎の神 フェニックス!
リバイアサンを攻撃!!

そして水の神 西龍よ!
現れてバハムートに氷結風刃攻撃!!」


マジックの叫び声で、西と東から神の化身が現れた。

フェニックスは炎のように揺らめきながら、リバイアサンに激しくぶつかった。
西龍はバハムートの頭上から氷の刃を隙間なく爆弾のように落とした。


鉄巨神兵はフェニックスの攻撃に助けられて、リバイアサンに巨大な斧を打ち込んだ。
リバイアサンの水流と竜巻攻撃。
それを防いだのは、マジックガールのシールドだった。

オーディーンは焦りながらも、目の前のウロボロスから逃げ切れずにいた。
エリックは全体を見ていたが、ふいにれぜんだちゃんが気になって、またろぼっちの
ところへ飛んで行った。

「れぜんだちゃん、あのさあ、ぼくが助けてあげたら、ぼくの味方になってくれる?」
「んんんんん????ん~~~~~~!!」
「あ、そっか。外してあげるね。」

「ぷふぁああああ~~~~~!!!


ばっかじゃないのおおおおお???

なんでわたしがあんたなんかのーーー」

エリックは再びマスクを着けようとした。

「わあわわわわわわわっ!!うそうそうそっ!!!!!

今のうそっ!!!!!

わかった、わかったからっ!!!!


いいわよ、味方になってやるさ。
ふんっ!!!

早く外してよっ!!!手もっ!!



はあ~~~~~~~~!!!!





やあっと、自由ねっ!!!!

いいけど。

じゃあ、わたしは誰と戦えばいいのさ?」

「うん。

オーディーンかな~~~!!」

れぜんだちゃんは鼻息荒く、うなずいた。

「そーーーーーーーよね!!!!!!


そりゃあそーーーーーよねっ!!!!!

いっちばん強い奴だからねっ!!!!!

んじゃ、いっきまーーーーーーーーす!!!!!」




執事は、後ろを振り向けなかった。

「ふふふふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふふふふふふふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あっはっはっは!!!!!



れぜんだ~~~~~~~!!

あんたにしちゃあ、いい判断だったわ!!!!!



・・・執事。

お茶、煎れてちょうだい。」

執事、さっとキッチンへと向かった。

(あーあ、短い夢だったな~)

と、言ったとか言わなかったとか。



部屋ではレゼンダが大声で叫んでいた。

「キング~~~~~~~~~~!!!!!

私に、指示を出してくださいませ!!!!」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(短い夢ではないようなフィクションです。)
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by f-as-hearts | 2015-04-27 00:00 | SFサウザンドアイランド