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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

2017年 10月 16日 ( 1 )

異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百三十三話 「 ゲームマスター・レゼンダ 」


ナイトはキングに、これから始めるゲームの概要を連絡した。
キングはイムズがまだすぐには動けないということもあり、ナイトとレゼンダの共闘に期待すると言った。
「こちらでも、エリック達がサウザンドアイランドに移動したのは確認した。
では健闘を祈る。」

・・・・・・サウザンドアイランド・・・・・・・

深い森の中の神殿に、カネムラは圧倒された。
「なんだよ、これ??それに、恐竜の声が鳥の声に混じってないか??」
「そーだよ、あ、どこで戦う?
僕、この神殿もいいけど、山の上がいいな~~♪」

ピクニック気分だ。

絶望的な気分で、カネムラの顔色はみるみる真っ青になった。
機関銃を背負って、山の上に行くって??いやいやいやいや、俺はそこまで本格的なゲームを望んでいないっ!!
「大体、リリアと約束しただろ、昼には帰るぞ!!だからここでいいのっ!!」
リフもそれに賛成だと言った。

れぜんだちゃんがPCから出てこれて自由に走り回っている。
突然その背中を掴んでひっぱる人物が現れた。

「れぜんだ、あなたは私の分身なんだから、いう事を聞くのよ!

久しぶりね、エリック。
リリア、それに・・・誰だっけ?」
「・・・カネムラですけど。」
「そうそう、それにアンドロイド・グランドクロスのリフ。

ふふ、驚いてるようね。」

「おどろいてなんかないも~~~~~~ん!!
あんたのぶんしんなんかじゃないんだからああああ!!
なにしにきたのさレゼンダああああああああ!!じゃまじゃまじゃま!!
はなせっこのっこのっ!!」

ばんっ
レゼンダの鼻にパンチが当たった。
鼻血。

「ふ、     ふっ  おふっ!




・・・・・・・・私が、    鼻  血  ・・・鼻 血ですって・・・・
鼻血 ・・・・・・・



もう絶対、許さない~~~~~~~~~~~~~~!!」

れぜんだちゃんが首をすくめると、レゼンダが手で叩こうとした。
「わああ~~~~!!レゼンダ、叩かないで、可哀想だから!」
「うんそう。
痛いからやめてよおおお~~~~!」
オホンッ

どこからか声が響いてきて、レゼンダが気を取り直した。
鼻血をハンカチで拭うと、涙目をきっ!とエリックに向けた。

「・・・ま、まあいいわ。

そう、そうだったわ。
そうよ。
れぜんだは分身なんだから。

まあね、この私が、ゲームの面白さを教えてあげてもいいのよ、エリック。
そこの、壊れかけた城壁を覗いてごらんなさい。」

エリックとリリア、他の皆が城壁から中を覗きこんだ。

「わっ?!

すごいっ!!これ、全部ロボット???」

そこはまるでスクラップ場で、また他にも新しい部品の見本市のように、大きなロボットが作れるキットまであった。
リリアもリフも唖然として言った。
「機械工場??」

「そうよ、ロボットになる部品やパーツ。
あらゆる物が探せばあるわ。

ここのゲームの世界では、エリックが無意識に望むものが、隠されているのよ。
知らなかったでしょう!」


さっきまでレゼンダとナイトは、サウザンドアイランドにエリックが行ったとして、どうなるかを話していた。
勿論、ゲーム世界として。

リリアがそれを見て驚いたのは、今ある事に気がついたからだった。
「これはとてもまずいことになったわ。」
カネムラがリリアに聞いた。
「まずいって、何が・・・」
「いつ帰れるかわからなくなったということよ。」



その通り。
レゼンダは心の中で勝利宣言をしていた。

(うわああああ、実は俺もこういうの・・・こういうのずっと憧れていたんだよな~~~!!)
「そうだね、ほんとに困るよね。レゼンダ、君、とても卑怯だよ。」
「カネムラさん、目が笑ってるわ。
リフ、あなたも作ろうとしないで。」

「さすが、リリア。
冷静ね、アンドロイドだから。
でもね、彼らはロボット作る気満々みたいよ。」

いそいそ。
「ねえ、ろぼっち~~~!これね、ロボット用の剣みたいなんだけど。
それとね、これつけたら、絶対かっこいいよ!!」


じゃじゃ~~~~~~~ん!!


「なんだよ、ハンダまであるじゃないか・・・うん、このロボット、ちゃんと命令で動くんだ、すごいじゃないか。
それで何、ロケットで飛べるの、いいね、そうかそうなるか。」
「私はよくわからないのですが、これで戦車が造れそうですね。
キャタピラーがあります。
設計図、ああ、これでしょうか。
装甲が分厚くていいですね。」


ばば~~~~~~~~~ん!!


おばけがエリックの周りで飛び回っている。
「すごいなえりっく・・・そんなの つくれるんだ

おれ それいらないけど  また それで あそべるんだな」

れぜんだちゃんは呆れて言った。

「えりっくううううううう~~~~!!

そんなのつくってたら、あそぶ時間なくなっちゃうじゃん!!」


その通り。

キングは椅子に深く座ると、肘掛に置いた手を口元に持ってきた。

「まあそうなるな。

レゼンダ、今度こそ、期待してもいいんだな。」



・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです。)

「わかってるよ~~~~!!ねえ、そんなこといいから、ネジ探して~~~!!」
「エリック、この工場は何でもあるのですか?」
「あるよ~~~!」

(・・・フィクションです。)



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by f-as-hearts | 2017-10-16 02:18 | SFサウザンドアイランド | Comments(0)