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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンドアイランド 130

異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー          ・・・60歳  サウザンド・アイランド連邦国
                       科学技術省総裁
メラニー             ・・・33歳   科学者
長老               ・・・??    ???
レゼンダ             ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ              ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス             ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト               ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング               ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン              ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者  
       
ディラルド・ジェイントン博士      ・・・???  超遺伝子科学者 エリックの父



第百三十話 「 不思議空間?  」


エリックとリリア、それにカネムラは、ワインバーガーの研究室に通いながら
アンドロイド・グランドクロスらと交流をするようにワインバーガーに言われた。
ほぼ、それは命令に近く、特にリリアにはリフが常に張り付いていた。
メラニーはそのことに不安を感じているとワインバーガーには伝えたが、リリアや
エリックには、不安自体がないと思って、何も言わなかった。

戦闘があってから数日後。
リフとリリアが訓練と称してカードゲームを始めた時、エリックはカネムラと
ゲームをしたいと言った。

「え?リリア達とゲームすれば?」
「ぼくは、カネムラとゲームしたいんだ~~~!」
リリアは笑いながら言った。
「リフはゲームの初心者だから、よ。
カネムラさん、お願いね。」

エリックがゲームを始めると、いきなりPCから声が響いてきた。

「わ~~~~~~!!ずるいずるいっ!!
エリックううう~~~~!!あたしとゲームするって約束だよおお~~~!!」
顔文字がぐるぐる動いている。
「いいよ、カネムラの方についたらさ、ぼくと戦えるよ~~~!」

ひょこっ!!
れぜんだちゃんがPCから飛び出してきた。
カネムラが驚きながらも聞いた。
「前から思ってたんだけど、れぜんだちゃんってどうしてゲームの外へ
出てこれるようになった?」
「ええええっ??
何いまさらあ??
だって、あのゲームでみいんなげんじつに出てこれるようになったじゃん!!」
「いやいやそれは、ゲームが終わったら終わり、じゃないの??」
「ええええええ~~~~~??

こいつ、あたしのことデスってるのおおおお???
やだやだっ!!
あたし、ここにいるじゃん!!」
「いるんだよなあ・・・だから悩んでいるんだけど」
「いいからさあ、ゲームしようよっ!れぜんだちゃん、空中戦、負けないからねっ!」
「はっは~~~ん!!にせろぼっちなんかに負けるわけないじゃん!!

こい、ろぼっち!!!」
ろぼっちのカードがエリックの陣営に攻撃を始めた。
エリックはそれに対抗するように同じくろぼっちのカードを出した。

リフはカードの意味とゲームの方法に戸惑いながらも、すぐにカードの組み立てを
始めた。
リリアもカネムラと同じことを考えていたと言った。
「そうなのよね、だってキングが関わったゲームから、こんなおかしなことが
起こるようになったわけだから。」
「だってキングはゲームを創ったんだもん、当たり前でしょ!
いっけえ~~~~~!!ろぼっちあたっく~~~~!!」

エリックはむずむずしながら言った。
「ぼく、あのサウザンドアイランドでまたゲームがしたいな!」

その言葉にカネムラはぎょっとした。
「ま、まて。
そういうことを口にだしたら・・・」
「だってさ、本物の恐竜とかでてきたんだよ!
凄かったんだ、みんなもみたよね?」
「そーーーーだ!!
エリック、ここにアイランド出したらいいよお!!」

その言葉に今度はリリアが反応した。
「れぜんだ、それはできないのよ!」
「どーーーーーーしてえ?」
「だってこの敷地は・・・」


ズドドドドドドドドドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

ギャアアアアアアーーーーーーーーース!!!

「あれは、翼竜ですね。」
リフはカードを出しながら言った。
「恐竜って、10万年前くらいでしたっけ、この星にいたのは。」


全員が、真っ青な顔で、窓へと駆け寄った。
「えっ

エリック??????

やめろよ、何の冗談だよっ!!」

「あれえええ??

そっか、ぼくゲームで恐竜を出そうと思ったんだった。」

リリアが困ったわと言った。
ワインバーガーから電話が入った。

「はい、そうです。
エリックがゲームしていて、恐竜のことを考えてました。
・・・すみません、では恐竜をハンティングします。」
ピッ・・・

「さあ、現実の恐竜をハンティングできるわよ。
リフ、データを仲間に送ってね。
さ、みんな、行きましょう。」
「あ、あのう・・・俺は?」
「カネムラ~~~~~!!ろぼっちに乗ろうよ~~~~!!」
「嫌だ、俺は行かないぞ!!」
カネムラは椅子にしがみついた。
「なあんだああああ~~~~~!!案外怖がりなのね~~~~~~!!」
「れぜんだあ~~~~!怖いもの知らずの君にだけは!言われたくないぞっ!」

リリアはリフに言った。
「ハンティングは、現実の戦闘モードでね。
今回の翼竜、力は、最上級クラスに設定ね。」
「OK、リリア。」

「ろぼっち~~~~~~!!さあ、恐竜と戦うよ~~~~~!!」
「そっちのろぼっちは、二番目なんだからっ!
そっちはろぼっちつーってことで!!」
「じゃあ、ツーだけでいいや。
ツー、いくぞ~~~~!!」

ひゅーーーーーーーん!!!

ギャーーーーーーーーーー!!

翼竜はエリックを待っていた。
そして、エリックの前で背中を見せて、れぜんだやリリアに対して
威嚇するように大きく鳴いた。

「ええっ??何よ~~~~?エリックのカードだからってことおおお??」
「あ、そうか!!」
エリックは嬉しそうに笑った。
「じゃあさあ、エリックと恐竜を倒せばいいんだね~~~~!!

よおしっ!!ろぼっち、攻撃開始~~~~~~!!」

「じゃ、リフ、こっちは研究所の屋上から狙撃しましょう!」

リリアとリフは外の階段から屋上へと駆け上がって攻撃を始めた。

ワインバーガーとメラニーはその不思議な光景を観ながら、記録を取る様に
研究員にてきぱきと指示を出していた。
「リアル・恐竜ハンティングですね。」
「まあ、エリックの能力ということで、国の上層部には伝えておく。
それにしても、はでな映画用パフォーマンスにしか見えないな。
それもゲームそのもの、のだ。」
「ええ。
一般の方々には3D映像ですと流してもらいましょう。」
「ここの広大な敷地が初めて役に立ったな。」
「そうですね。」


・・・・・・・・・キングの研究施設・・・・・・・・・・

キングはイムズに今度はゲームの中に将軍として参戦して欲しいと言った。
「さっきは仲間達がいたので言えなかったが、実際の戦闘能力の高さや
特殊能力である異次元移動は、今度私が構築するゲーム空間で必要不可欠
なんだ。
イムズ将軍、それにマドックス。
2人をゲームマスターとして招待したいが、いかがだろうか?」

イムズはゲームのことはわからないが、キングが新ゲームを創ると聞いて
興味を示した。
「もしかして・・・アンドロイドが活躍する世界のゲームですか?」
「・・・それについては、後ほど話すが。」
「わかりました。
私は参加させていただきます。」
「私も喜んで!」


・・・・・・・・再びワインバーガーの研究所敷地・・・・・・・・

「うわあっ!!みんな強いなあ!!
翼竜、頑張れ~~~~~~!!」

「エリック~~~~~!!
ろぼっちの操縦へぼへぼ~~~~~~!!
いえ~~~~~いっ!!ぱんちぱんちぱんちいいいい~~~~!!」
「へぼじゃないやっ!!えいっ!!」

「リフ、機関銃は出せる?」
「はい、今コピーします。」
「わああああ!!翼竜逃げて~~~~!!」


メラニーはカメラで何枚もの写真を写しながら言った。
「ワインバーガー氏。





その機関銃は、何ですか?」
「え?


特に、意味はないが。」
「それじゃあそのヘルメットもおとり下さい。」
「もしかしてあの翼竜がこちらに来るかもしれないからね。」
「きません。」
「ゲームじゃないんだから。」
「いよいよとなったら、ゲームを止めさせてください。」
「大事なデータが取れなくなる。」
「真面目な顔でおっしゃらないでください。」
メラニーの怖い顔にワインバーガーは渋々機関銃を置いた。
「お願いしますよ。」


・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・
(このお話は フィクションです。)



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by f-as-hearts | 2017-02-12 01:57 | SFサウザンドアイランド