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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド 95

異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第九十五話 「  何が 起こったのか  」



キングが背後の銃で狙われている。

それも、リリアに憑依したお化けのニーソックスに。


クイーンはこの状況に、大きなショックを受けていた。


ヘカテもさすがにこの状況を変えるのは不可能だと判断した。

そしてわなわなと震える杖を、まだ置かずに言った。


「ニーソックス!!

おまえごとき!

おまえごときが!

キングの背後をとるなど!!



あってはならぬのだ!」


ニーソックスは、意志を強くするように言った。

「 おれ 

 おれ は・・・


  へかて も きんぐ も  こわい

  おれなんて  いちばん よわい 




  しってる んだ ・・・

  おれ なんて   ただの  ざこ だ





 だけど  えりっく だけは  さいしょ から  おれを なかま だと いってくれた 


  おれは えりっくを ぜったい    ぜったい  たすけるんだ 」
 

キングが 後ろも振り向かずに言った。





「・・・知っているか?ニーソックス。


おまえは、敵として現れるキャラでは、なかったのだ。


私は、おまえをただ、 トラップとしてダンジョンに登場させた。

ダンジョンで迷わせる為の。



だが、おまえはエリックに会って、何故か意志をもつようになった。

何故か、考えて動けるキャラになった。


おまえがしていることは、全て、この世界の創造主である私を

否定することなのだ。



そう・・・ニーソックスがこの私の背後をとったことで、 この勝負はついた。


 面白い ものだな・・・

     
        こんな 勝負が、 この世界で起こるとは。


 フール・・・ 愚者  か !


エリック、 そして

・・・クイーン。

       この勝負、私の負けだ。」



その言葉で、全ての仲間が雄たけびを上げた。

リリアの意識が戻り、長かった戦闘が 全て終了した。


強大な敵がひとり ひとりと消えていく。

ヘカテが、キングに静かに頭を下げて、黒い霧になって消えた。

エリックも声が出るようになった。


「お化け!!! ありがとう、ここにきてよ!!」

ニーソックスはくるくると嬉しそうにエリックの周りで踊った。

「ずっと一緒に戦ってくれて、ありがとう!!」




光が、戻ってきた。

ニーソックス達はきらきらと光る粒になって消えた。

マジック達も笑いながらカードになった。




その様子を観ていたレゼンダが、叫んだ。

「待って、そんな馬鹿な?!  キングが負けることなんてありえないわ!!」

「ですが、確かにあれは王手と言えるのではありませんか?」

「執事、それがどういうことか、わかっているの?!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2016-01-20 00:11 | SFサウザンドアイランド