サウザンド アイランド 94
2015年 12月 24日
異世界の島の物語
サカマキ・ショウゴ ・・・28歳 検査員
カネムラ・オクトー ・・・19歳 研究員
能力者
エリック・ジェイントン ・・・5歳 S級会員
能力者
マーマレード・リリア ・・・20歳 保護委員
アンドロイド
ワインバーガー ・・・60歳 ???
メラニー ・・・33歳 科学者
長老 ・・・?? ???
レゼンダ ・・・29歳 オーズレーン国
カードマスター
能力者
イムズ ・・・47歳 リドル帝国将軍
能力者
マドックス ・・・26歳 リドル帝国空軍兵士
能力者
ナイト ・・・??? キングの配下のゲームマスター
オーディーンのナイト
キング ・・・40歳 リドル帝国次期総帥
仮想無限城の王
クイーン ・・・??? ゲームマスター
予知夢の能力者
第九十四話 「 逆転につぐ逆転 」
レゼンダが執事に言った。
「キングがロキを呼ぶなんて・・・執事、あなたはロキについての知識はあるかしら?」
「ゲームについての知識では少々。」
「神話よ、神話。
さすがのキングも、ロキを投入するしかなかったのね!」
「ラグナロク、でございますね。」
「そうよ、ラグナロクよ!」
執事は淹れていた紅茶を飲んだ。
「なるほど。」
エリックはおばけに叫んでいた。
「だめだ!!!!リリアは僕が助けるんだーーーーーー!!!」
ーーーピカッーーー
エリックの体から、激しい電撃が空へと向かった。
「キングを押しつぶすんだ!!!ウロボロス、召喚!!
オーディーンも召喚、ロキと戦って!!恐竜もみんなみんな召喚!!!
リリアを助けるんだーーーーーーーーー!!!」
れぜんだちゃんが驚いて言った。
「え~~~~~~~~~~~~????
エリック、そんなに呼んだらこの島沈んじゃわない???」
おばけはエリックを止めようとしていた。
「まじか・・・ えりっく 」
「リリアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
そのリリアは今完全に無意識の領域で漂っていた。
カードに表されたリリアも、同じだった。
連絡を受けたワインバーガーは、雷が落ちたという状況に理解ができなかったが
そこからひとつの確証を得た。
ワインバーガーがサカマキに話をした。
「これは完全なシンクロとみていい。どういう仕組みかは後で検証するとして
リリアがカードで具現化した途端に、現実のリリアと同化したのだ。
・・・ありえない・・・ 常識では!
助ける為には、敵から奪い返さなければならないが。」
ロキは雷と炎の攻撃で、マジック達を追い込んでいた。
「魔法合戦というのも悪くないな!」
マジックはロキの魔法力が自分達の10倍はありそうだと、珍しく
泣き言を言った。
「お師匠様~~~~!!ゼウスの雷が吸収されちゃう!」
「どうにかしたいんだが、今はいかづちから逃げるしか方法がない!」
エリックが呼んだオーディーンが現れると、ロキと対峙した。
「ほほう、オーディーン!貴様はキングの駒ではなかったのか?」
「ほざくな!!
どういう理由であれ、お前の側に立つ私ではないわ!」
「はっ!!
巨人族の怒り、今更だが思い出させてやろう!!
覚悟しろよ、オーディーン!!」
オーディーンは愛馬に乗って、空を翔るとロキにその巨大な剣を向けた。
「いつにもまして、ふてぶてしい顔だな、ロキ!!
貴様をこの大地に沈めることこそ、わが悲願よ!!」
ゼウスはろぼっちに乗っているエリックを助けて、共にキングの方へ
攻めていこうとしていた。
「キングを攻撃だと?
わらわがそのようなことを赦すとおもうか。」
ヘカテがゼウスとエリックをその暗黒の魔法で動けなくした。
ヘカテはその黒いマントを広げると口元を歪めて魔法を唱えていた。
「いつもいつも、同じような攻撃。
そこで、貴様の大事な機械人形が破壊されるのを、見ているがいい。
指をくわえてな。」
「うううっ!!!」
エリックは呪縛の魔法にかかって動けなくなってしまった。
おばけのニーソックスが叫んだ。
「おれの なかまたち もういちど ちからを かしてくれ !
かいぶつから みんな ででこい !」
怪物を操っていたお化け達がその言葉に応えた。
ひゅ~~~~~~~~~~~~~ううううう!!
空を飛ぶおばけたちは、一斉に集まると 巨大なおばけになった。
ヘカテは動じない。
「そのようなアンデッドにわらわが 怖気づくと思うのか。」
巨大おばけは、目にも留まらぬ速さで皆の周りを飛び回ると
べえええええ~~~~~っと舌を出して、笑った。
へっへへへへへへへ!!
「えりっく を はなせ。
へかて きんぐ が どうなってもいいのか」
ヘカテは振り向いた。
キングの後ろにリリアが立っていた。
その手には、キングの銃が握られていた。
「 お前は!? 」
クイーンが言った。
「大きなお化けで全員の気をひきつけたのね、ニーソックス!
その間に、リリアに憑依するなんて!!」
キングは微動だにしなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(このお話は フィクションです。)
「え、ええええええ???ここで続くって何????」
「全くですね。 作者は一体どれだけ休めば気が済むのでしょうか。」
「執事。
たまには意見が合うのよね。
たまにだけど。」
「御意にございます。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続くので。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サカマキ・ショウゴ ・・・28歳 検査員
カネムラ・オクトー ・・・19歳 研究員
能力者
エリック・ジェイントン ・・・5歳 S級会員
能力者
マーマレード・リリア ・・・20歳 保護委員
アンドロイド
ワインバーガー ・・・60歳 ???
メラニー ・・・33歳 科学者
長老 ・・・?? ???
レゼンダ ・・・29歳 オーズレーン国
カードマスター
能力者
イムズ ・・・47歳 リドル帝国将軍
能力者
マドックス ・・・26歳 リドル帝国空軍兵士
能力者
ナイト ・・・??? キングの配下のゲームマスター
オーディーンのナイト
キング ・・・40歳 リドル帝国次期総帥
仮想無限城の王
クイーン ・・・??? ゲームマスター
予知夢の能力者
第九十四話 「 逆転につぐ逆転 」
レゼンダが執事に言った。
「キングがロキを呼ぶなんて・・・執事、あなたはロキについての知識はあるかしら?」
「ゲームについての知識では少々。」
「神話よ、神話。
さすがのキングも、ロキを投入するしかなかったのね!」
「ラグナロク、でございますね。」
「そうよ、ラグナロクよ!」
執事は淹れていた紅茶を飲んだ。
「なるほど。」
エリックはおばけに叫んでいた。
「だめだ!!!!リリアは僕が助けるんだーーーーーー!!!」
ーーーピカッーーー
エリックの体から、激しい電撃が空へと向かった。
「キングを押しつぶすんだ!!!ウロボロス、召喚!!
オーディーンも召喚、ロキと戦って!!恐竜もみんなみんな召喚!!!
リリアを助けるんだーーーーーーーーー!!!」
れぜんだちゃんが驚いて言った。
「え~~~~~~~~~~~~????
エリック、そんなに呼んだらこの島沈んじゃわない???」
おばけはエリックを止めようとしていた。
「まじか・・・ えりっく 」
「リリアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
そのリリアは今完全に無意識の領域で漂っていた。
カードに表されたリリアも、同じだった。
連絡を受けたワインバーガーは、雷が落ちたという状況に理解ができなかったが
そこからひとつの確証を得た。
ワインバーガーがサカマキに話をした。
「これは完全なシンクロとみていい。どういう仕組みかは後で検証するとして
リリアがカードで具現化した途端に、現実のリリアと同化したのだ。
・・・ありえない・・・ 常識では!
助ける為には、敵から奪い返さなければならないが。」
ロキは雷と炎の攻撃で、マジック達を追い込んでいた。
「魔法合戦というのも悪くないな!」
マジックはロキの魔法力が自分達の10倍はありそうだと、珍しく
泣き言を言った。
「お師匠様~~~~!!ゼウスの雷が吸収されちゃう!」
「どうにかしたいんだが、今はいかづちから逃げるしか方法がない!」
エリックが呼んだオーディーンが現れると、ロキと対峙した。
「ほほう、オーディーン!貴様はキングの駒ではなかったのか?」
「ほざくな!!
どういう理由であれ、お前の側に立つ私ではないわ!」
「はっ!!
巨人族の怒り、今更だが思い出させてやろう!!
覚悟しろよ、オーディーン!!」
オーディーンは愛馬に乗って、空を翔るとロキにその巨大な剣を向けた。
「いつにもまして、ふてぶてしい顔だな、ロキ!!
貴様をこの大地に沈めることこそ、わが悲願よ!!」
ゼウスはろぼっちに乗っているエリックを助けて、共にキングの方へ
攻めていこうとしていた。
「キングを攻撃だと?
わらわがそのようなことを赦すとおもうか。」
ヘカテがゼウスとエリックをその暗黒の魔法で動けなくした。
ヘカテはその黒いマントを広げると口元を歪めて魔法を唱えていた。
「いつもいつも、同じような攻撃。
そこで、貴様の大事な機械人形が破壊されるのを、見ているがいい。
指をくわえてな。」
「うううっ!!!」
エリックは呪縛の魔法にかかって動けなくなってしまった。
おばけのニーソックスが叫んだ。
「おれの なかまたち もういちど ちからを かしてくれ !
かいぶつから みんな ででこい !」
怪物を操っていたお化け達がその言葉に応えた。
ひゅ~~~~~~~~~~~~~ううううう!!
空を飛ぶおばけたちは、一斉に集まると 巨大なおばけになった。
ヘカテは動じない。
「そのようなアンデッドにわらわが 怖気づくと思うのか。」
巨大おばけは、目にも留まらぬ速さで皆の周りを飛び回ると
べえええええ~~~~~っと舌を出して、笑った。
へっへへへへへへへ!!
「えりっく を はなせ。
へかて きんぐ が どうなってもいいのか」
ヘカテは振り向いた。
キングの後ろにリリアが立っていた。
その手には、キングの銃が握られていた。
「 お前は!? 」
クイーンが言った。
「大きなお化けで全員の気をひきつけたのね、ニーソックス!
その間に、リリアに憑依するなんて!!」
キングは微動だにしなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(このお話は フィクションです。)
「え、ええええええ???ここで続くって何????」
「全くですね。 作者は一体どれだけ休めば気が済むのでしょうか。」
「執事。
たまには意見が合うのよね。
たまにだけど。」
「御意にございます。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続くので。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by f-as-hearts
| 2015-12-24 16:30
| SFサウザンドアイランド