ブログトップ

紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  90

異世界の島の物語


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第九十話 「   最大最強の敵   」


こちら孤島のイムズ達。
なにやら雑草の中で腰を落として探し物の最中である。

「・・・なあおい。

ねずみってえのは、何を食べてるんだったか?」
「ええっと・・・雑食じゃなかったですか?パンとか肉とか・・・」
「ねずみを探すのに、まずねずみの食べ物を探すっていうのが、とんでもない
大問題だったわけだ!ミミズはどーだ?ミミズ」
「ミミズ、いけそうですけど。そーですねー・・・あ、そこにある根っこなんて
ねずみ食いませんかね。」
「・・・・・・・・・手元にあるのは飴玉くらいだからな~~!!
ここの島に着くまでに、あらかた食っちまったし・・・

アメが好物だっていう、文化的なねずみはいねえのかよっ!」
「食物連鎖っていうのが仕方ないですねー・・・
あ、これ、果物っぽくないですか?

そーだこれ、逆に大鷲にどうでしょう?」

「おおっ!!
それはいけるかもしれんな!!大鷲にねずみを差し出すより、そっちの方が
断然早いぞ!!よしっその果物集めるぞ!!」


大鷲はその様子を観ながら、ゲップをした。
・・・実はさっき小動物を食べたばかりだったのだ。

(大鷲が、そんな小さな木の実を食べるわけないじゃない・・・まあいいわ。
あれでも私を捕まえる為に頑張ってくれているのだから。)

・・・とクイーンは思っていた。


目の前の岩山には、大勢のアマゾネスが陣取って、迫力ある姿でクイーンを
守っていた。

エリックはクイーンに大きな声で礼を言った。

「クイーン!ウロボロスで門を閉じてくれてありがとう!!」

クイーンもうなずくと返事をした。

「まだこれからよ。冥界の女神の攻撃に備えてね。」

お化け達が憑依したケルベロスやヘカトンケイル、フェンリルらが、アマゾネス軍の
前で、その背中を見せながら言った。

「俺達に乗って戦え!」

アマゾネス一の女戦士がさっと一番大きいケルベロスに乗って叫んだ。
「みな、戦闘態勢!!これから化け物に乗って戦うぞ!!」

おおーーーーーーーーーーーー!!!!

ろぼっちの中でエリックも命じた。

「いっけええええーーーーーーー!!アマゾネス軍ーーーーーーーー!!!」

冥界の門が消えて、戦力が増えたことでエリック側はいよいよ勝負を賭けてきた。

冥界の女神ヘカテはそう判断した。

夜の闇に雷鳴が轟いた。

「キング。

こちらも兵隊を出しますが、よろしいですか?

・・・アマゾネス軍を掃討するに相応しい 軍神をここに召喚しよう。

     軍神 アレスよ。

     このヘカテが召喚す、キングの下に多くの兵を率いて現れよ。」

巨大な馬が牽く戦車が現れた。その中央には銀でできた兜をかぶり、同じく銀の
見事に磨き上げた鎧をつけたアレスが、片手で手綱を操り、キングに手を上げた。

そしてその戦車の周りには、冥界のエレボス山に住むと言われる復讐の女神達と
巨人が数十体、アレスの不死の軍隊も数千体現れた。

アマゾネス軍はその姿をみるなり、激しい戦意を見せ、怒涛の攻撃を仕掛けていった。

軍神アレスも、軍隊に激を飛ばした。
そこにバハムートとリバイアサンが加わったので、鉄巨神兵とろぼっちは、マジック達
と連携してアマゾネス達を、空と地上から援護した。

軍神アレスは巨人を砦の城壁のように前へ動かすと、その手に持たせた鉄球を
振り回させ、地上のアマゾネスを押し潰そうとした。

「あ~~~~~~!!ずるいずるいっ!!ろぼっち、返してよっ!!」
「れぜんだちゃん、大鷲の上でそんなに暴れたら落ちるわ!」
「う~~~~~~~!りりあにしんぱいされたくない!
そーだ!じゃあそのりりあの鉄巨神兵に乗せてよっ!!」
「それはだめよ。
それより、れぜんだちゃん、あなたが呼び出した月の女神アルテミス、凄いわね!」
「えっ?えっへっへっへ~~~~~~!!ふふん♪そうよ~~~~!!」

リリアの鉄巨神兵は、リバイアサンの首に斧で斬りかかりながら
れぜんだちゃんに言った。

「ねえ、もしかしてアルテミスの他にも、すごいカードあるんじゃないの?」


それを聞いたレゼンダは、はっとして自分のカードを見た。
「リリア、何を言っているの?!それって・・・」
「あるんですね。」
「執事。

少し黙っていてくれないかしら。」
「あるんですね。」

執事ドヤ顔。


れぜんだちゃんドヤ顔。

「あるよ!!!あったりまえじゃん!!!
でもやだ!!!!わたしがその鉄巨神兵に乗れないんだったら、
出っさないよーーーーーーーーーーーーだっ!!」



その間にも、アマゾネス軍は美しい弓や大刀で巨人と戦いながら、敵陣へと
斬り込んでいた。バハムートの火炎攻撃を、マジック達が防ぎ、敵のアンデッド
兵士とケルベロス達に乗ったアマゾネスが戦っていた。
そしてフェニックスと西龍も、冥界の女神ヘカテと軍神アレスに向かっていった。

「えりっく  ろぼっちでたたかうのか

・・・こわいものしらず だからな  えりっく へかてこわくないのか・・・
  ほんとうに なんにも こわくないんだな  すごい な  

  みんな けるべろすは つよいぞ  へかとんけいる ばかぢからあるぞ
  だいじょうぶだ  まけるもんか  」

「ありがとう、おばけ達!!!

うん、ぼくは 新しいカードを作ろうっと!!

ーーー飛空挺、出撃!!巨人を爆撃!!---」

皆が驚いた。

爆音の中、以前オーディーンが呼び出した飛空挺が、皆の背後から
爆弾を激しく落としながら現れたのだ。
マジックがその姿を見て、言った。

「エリックの、能力ですか!!やはり・・・エリックはクイーン様やキング様と
同じーーー」

アンデッド兵士は爆撃によって粉々に吹っ飛んでいた。
軍神アレスはヘカテに魔法であれを撃墜してくれと頼んだ。

「いいでしょう。

その前に、味方を退避させるように。」

軍神アレスは号令をかけた。

「全員、退避!!!全員このアレスの元に集まるのだ!!」

ヘカテは呪文を唱えた。

「   巨大隕石 招来!!  メテオ!! 」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
[PR]
by f-as-hearts | 2015-06-14 16:32 | SFサウザンドアイランド