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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  85

異世界の島の物語。


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第八十五話 「  大混戦  」


キングはその鉄巨神兵を見て、驚いたように言った。

「エリック、もうその手を使うのか?!」



執事はちらっと後ろを振り向いた。
振り向いたが、すぐに前を見ながら、言った。

「レゼンダ様。

お気持ちは痛いほどわかります。」
「ん~~~~~~んんんんっ!!!んん~~~~~~!!!!」
「そうでしょうそうでしょう。」
「んんんんんんんっっ!!!!!」
「ではわたくしが、代わりに応援いたしましょう。

キング様~~~~~~!!頑張れ~~~~~!!」
「んんんんんんんん!!!!!!」
執事、振り返らずに、ふっと笑った。
「んんんんん?!んんんん~~~~~~~!!!!」


同じく、れぜんだちゃんもろぼっちの中で、絶賛大暴れ中。

「なんかさ~!れぜんだちゃんも戦いたいんだろーなー!」

呆れたようにサカマキが言った。

「エリック。

そうやって問題を増やすのはどうかと思うけどな。」

「サカマキさん、れぜんだちゃんが気になってゲームにならないんじゃ
ないですか?エリックは」
「カネムラ君、れぜんだちゃんを甘くみると、大問題になるんだよ!」


「その通りです。

わかっていますね、敵ながらあっぱれです。」
「ん~~~~~~~~~~!!んんんんっ!!!」


エリックは鉄巨神兵がウロボロスの上に出現したのを見て、うなずくと言った。

「ウロボロス、鉄巨神兵の為に道になって!」

クイーンは頭上にいる鷲とエリックにうなずいてから、ウロボロスに合図をした。

「リバイアサンの引き起こした海の面の上に、道をつくれ!ウロボロス!」

ズザザザザザザーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


海から巨体を持ち上げると、それはまるで細長くどこまでも続く灰色の道の
ようになった。
その上を、動き出す鉄巨神兵。

鉄巨神兵を最強のアンドロイド・リリアが操縦している。

エリックは顔が赤くなるほど、興奮していた。

「リリア~~~!!リバイアサンをやっつけて!!」

鉄巨神兵はがしゃんがしゃんと勢いよく駆け出した。

「そうはさせるものかっ!!」

そこに飛び出してきたのは、オーディーンだった。


だがすぐにオーディーンは激しい向かい風に煽られた。

風の主はウロボロスだった。
ウロボロスの息吹が、嵐のようにオーディーンを襲った。


「ナイトよ。

私を差し置いて、鉄巨神兵を攻撃できると思うのですか?

ウロボロスよ、激しい石つぶて攻撃をオーディーンに向けるのです!」


オーディーンは石つぶてが隕石のようにウロボロスの口から吐き出されるのを
剣で斬りながら、その場から逃れようとした。

そして一方、鉄巨神兵がリバイアサンに斬りつけようとした時、上空からは
バハムートが襲いかかってきた。

キングが号令をかけた。

「バハムートよ、鉄巨神兵に炎の攻撃!灼熱の炎で鉄を溶かしてしまえ!!」

バハムートは灼熱の炎を噴いた。


ビューーーーーーーーーーーーー!!!!

バシーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!


「おお、危ないところでしたね!」

「お師匠様~~~~~!!シールドは私が作っておくから
バハムート、なんとかして~~~~~~~~~!!」
マジックガールが叫んだ。

バリバリバリバリ!!!!!!!

鉄巨神兵は、魔法のシールドで守られていた。

黒と赤の魔法使い2人が、マジックエネルギーを全回復して、そこに浮かんでいた。


「やった~~~~~~~~~~!!マジック、すぐにバハムートと戦って!!」

エリックの声に、マジックの眼がギラリと光った。

「はい。

魔法使いの真の力、エリックにおみせいたしましょう!

いでよ炎の神 フェニックス!
リバイアサンを攻撃!!

そして水の神 西龍よ!
現れてバハムートに氷結風刃攻撃!!」


マジックの叫び声で、西と東から神の化身が現れた。

フェニックスは炎のように揺らめきながら、リバイアサンに激しくぶつかった。
西龍はバハムートの頭上から氷の刃を隙間なく爆弾のように落とした。


鉄巨神兵はフェニックスの攻撃に助けられて、リバイアサンに巨大な斧を打ち込んだ。
リバイアサンの水流と竜巻攻撃。
それを防いだのは、マジックガールのシールドだった。

オーディーンは焦りながらも、目の前のウロボロスから逃げ切れずにいた。
エリックは全体を見ていたが、ふいにれぜんだちゃんが気になって、またろぼっちの
ところへ飛んで行った。

「れぜんだちゃん、あのさあ、ぼくが助けてあげたら、ぼくの味方になってくれる?」
「んんんんん????ん~~~~~~!!」
「あ、そっか。外してあげるね。」

「ぷふぁああああ~~~~~!!!


ばっかじゃないのおおおおお???

なんでわたしがあんたなんかのーーー」

エリックは再びマスクを着けようとした。

「わあわわわわわわわっ!!うそうそうそっ!!!!!

今のうそっ!!!!!

わかった、わかったからっ!!!!


いいわよ、味方になってやるさ。
ふんっ!!!

早く外してよっ!!!手もっ!!



はあ~~~~~~~~!!!!





やあっと、自由ねっ!!!!

いいけど。

じゃあ、わたしは誰と戦えばいいのさ?」

「うん。

オーディーンかな~~~!!」

れぜんだちゃんは鼻息荒く、うなずいた。

「そーーーーーーーよね!!!!!!


そりゃあそーーーーーよねっ!!!!!

いっちばん強い奴だからねっ!!!!!

んじゃ、いっきまーーーーーーーーす!!!!!」




執事は、後ろを振り向けなかった。

「ふふふふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふふふふふふふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あっはっはっは!!!!!



れぜんだ~~~~~~~!!

あんたにしちゃあ、いい判断だったわ!!!!!



・・・執事。

お茶、煎れてちょうだい。」

執事、さっとキッチンへと向かった。

(あーあ、短い夢だったな~)

と、言ったとか言わなかったとか。



部屋ではレゼンダが大声で叫んでいた。

「キング~~~~~~~~~~!!!!!

私に、指示を出してくださいませ!!!!」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(短い夢ではないようなフィクションです。)
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by f-as-hearts | 2015-04-27 00:00 | SFサウザンドアイランド