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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  82

異世界の島の物語。


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第八十二話 「  王の力  」


レゼンダは唖然としていた。

何が起こったのだろう?!一体何が??

それはリリア達にとっても驚きの事態だった。
サカマキはリリアに聞いた。

「大鷲が、どうして?」
「わからないわ。 でも、仮定だけど・・・
クイーンが、負けを認めた、から??」


キングは、大きくマントを広げると、空のバハムートに命令した。

「バハムート、飛行要塞に炎の攻撃!!

エリックを近づけるな!!」

エリックは上昇しながら、対岸にいるバハムートと飛行要塞の戦い、それから
マジック達が竜巻の風に巻き込まれないように、魔法でリバイアサンを攻撃しているのを
見た。

そして、ろぼっちと格闘(?)中の、れぜんだちゃんのところへ飛んで行った。

「れぜんだちゃん、なにしてるの?」

「わっ?!えりっく!!おまえこそなにしにきたんだよっ!!

はっはあ~~ん?

さては、このわたしを、先に攻撃にきたんだなっ?!」

「ちがうよ?



ねえねえ、僕さ、そのろぼっちに乗ってみたいな~!乗せてよ~!」



「はあ????

この、おとぼけ小僧めっ!!

なんで私が、おまえをこのろぼっちに乗せてやらなきゃなんないのだ?!」


「乗せて。」

「やだ。」



ひゅ~~~~~~~~~ん!!!

バハムートの火球が、ろぼっちを襲った。



ギャアアーーーーーーーー!!!

大鷲が大声で危険を告げ、ろぼっちもすんでのところで火だるまに
なるのを避けることができた。

「キング~~~~~??えりっくを攻撃してちょ!!」

「れぜんだちゃん、逃げた方がいいよ~~~!!

なんかバハムートが怒ってる~!!」

「むっき~~~~~~~!!!!ばはむーとのくせに、なまいきだぞ!

ばはむーと、かかってこいっ!!!」



レゼンダが絶叫した。

「ばっかじゃないの!!!!!!ほんともうバハムートにやられてしまえっ!!」
「絶叫シーン満載ですね。」
「解説どうも。

れぜんだ~~~~~~~~!!!もうひっこめ~~~~~~~!!!」
「やじでは殺れません。」
「執事。わかってるけど一応言っておくわ。
   これが正しい観戦の仕方よ。

ひっこめ~~~~~~~~!!!ばっかやろ~~~~~!!」

「暴徒になる一歩手前ですね。」
「大丈夫。すぐにあっちで私も戦うから。

キングも手を焼いておられるんだからっ!!!!

本物がいいに、決まってるわっ!!!!!」

「・・・つまり控えの選手という」
「!!!だれが、控えよ~~~~~~!!!!!!」

ちゅど~~~~~~~~~~~~ん!!!!!


キングが呆れて言った。

「れぜんだも中のレゼンダも、緊急退避でよいな。

バハムート、空中要塞にメガファイヤの魔法攻撃!!」


その途端、レゼンダの声が消えた。
執事は振り返った。

「んんんんんん???ん~~~~~~~~!!!」

「レゼンダ様。

これは何か新しい遊びでしょうか?」

レゼンダは口にバッテンマーク(X)のマスクをつけ、手は椅子の後ろに回され
太いゴムでくくられていた。

「私の指示は絶対だ。」

執事はモニターを観た。
れぜんだちゃんも同じく戦闘不能になっていた。

「なるほどなるほど。」

執事はレゼンダの前までいくと、頭をなでた。

「なるほどなるほど。」
「んんんん~~~~~~~~~!!!!!」
「なるほど。」

執事勝利の笑顔。


こちらは戦闘不能のれぜんだちゃんとろぼっち。

「んんんんん~~~~~~!!!!!んんんんん~~~~~~~!!」

それを観ていたリリアが言った。

「キングが命令したら、戦闘不能に??
・・・ということは、れぜんだちゃんはクイーンの駒じゃないっていうこと??」
「色々と謎が多いですね!」
「サカマキさん、私はバハムートの攻略を考えないといけないから、あなたは
キングのことを見ていて。」
「わかりました。」


マジックとマジックガールは、リバイアサンと戦闘中だった。
べヒーモスはまだ光の檻を解かれていない。なので、戦力は互いに拮抗していた。
太陽神はマジック達の魔法力を上げる曲をかき鳴らしていた。
しかし、飛行要塞はキングの指令であるバハムートのメガファイヤに押され始めていた。

「火力の差が歴然としています。リリア、大丈夫ですか?」
「せめてマジック達がこっちにいてくれたら、違うんだけど・・・」
「でもそうしたら・・・」
「そうなの。リバイアサンを抑える者がいないわ。」

光の檻が消えた。
リバイアサンは竜巻を今度はマジック達にぶつけ、べヒーモスと共にエリックを
狙って一気に動きだした。
その2体の攻撃は、山すら破壊しかねなかったのである。

「エリック!!逃げて!!」
「マジックガール、君がシールドでエリックを」
「師匠~~~~!!魔法力が~!!もう全然ダメ!!!」

4つの竜巻を防ぐ二人は、もうほとんど力が残っていなかった。


黒い雲、唸る竜巻を見上げながら

キングが叫んだ。


「オーディーン、召喚!!

その斬鉄剣にて、全てを切り裂け!」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話はフィクションです。)
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by f-as-hearts | 2015-02-11 01:00 | SFサウザンドアイランド