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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  79

異世界の島の物語。


サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         


第七十九話 「  クイーン と キング   」


クイーンが水平線に消え、れぜんだちゃんとろぼっちはやる気満々でウロボロスが
動いて平らになった地上を、がしゃんがしゃんと歩いてきた。

「どういうことでしょう?リリア、この場所はクイーンが創ったゲーム空間なんですよね?」
「確かに、現実とは思えないんですけど、でも・・・」リリアが戸惑いながら言った。
「私は、何かを見落としているのかしら・・・」

―――リリア、この場所は現実の孤島なんだ。それでそこにさっきの
ゲーム空間を創り出していたようだけど。―――

「PC、そこまではわかるの。でも、それならゲームマスターが負けを認めたら
この空間は閉じるはずでしょう?」
「つまり・・・まだゲームは終わっていない?」サカマキはそういうと、エリックの顔を見た。
エリックはマジック達と、れぜんだちゃんについて話をしていた。
「そうなんですよね??何故れぜんだちゃんは動いているんでしょう??」
カネムラも納得がいかないように言った。

リリアは、クィーンの最初の言葉をPCから呼び出して見ていた。

「 新参の 愚者よ。

我は クィーン。

我は この絶海の楽園にある 千年城に そなたを 招待する。

ここが 我々にとっての 最後の楽園となるか それとも

最初の楽園 となるか ・・・・

そなたと 逢えるのを 愉しみに している 」


リリアがつぶやいた。

「ここが 我々にとっての 最後の楽園となるか それとも



・・・最初の楽園 となるか・・・ ??

これって、どういう意味なの?」




同時刻。

キングはリリアが読み上げたメールの言葉に、大きく頭を仰け反らせると
言った。

「! クイーンの、言っている意味が、わかった!!」

キングは自家用飛行機の中から急いでイムズに電話をした。

「島の場所はわかったんだな? 時間がかかってもいい。必ずそこに
行ってくれ。 クイーンはそこにいる。」

イムズは船に乗っていたが、まだ島へは10時間はかかると言った。
キングはそれでいいと言った。

「キングがクイーンのことを見つけたらしい。マドックス、やっとなんだか
幽霊の正体がわかったみたいだぞ。」




キングは、自分のカードを出した。

「 クイーンが見つけた道だ。


 エリック、君にはわかるだろう。」


キングの目が、絶海の孤島へと入っていった。



がしゃん がしゃん がしゃん

「さあこい~~~~~~!!えりっく~~~~~~!!勝負だあああああ!!!」


突然、空から声が降ってきた。

「・・・勇ましいな。 れぜんだ。   だが、私の元で、戦うのだ。

 これからは 」


キングのカードが現れると、煌きながら回転した。

次の瞬間、カードは扉のように開いて消え、キングが長く重いマントに包まれて
離れた塔の上に立っていた。


「  エリック。  


  待たせたな。   私が、キングだ。


  ・・・今度こそ おまえは、私の世界の駒になる。

          全力でくるがいい。  」






「キング様が参戦なさいました。」
「見ればわかるわ!どういうこと???」
「見ればわかるのではないのですか?」
「見ればわかるから、だから変なんじゃない!!」
「そうですか。何が変なのでしょう?」
「クイーンが負けを認めたのに、このステージは変わらないのよ??
その上・・・その上、キングがそのままここにいるって・・・


どういうこと????」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2014-12-24 00:00 | SFサウザンドアイランド