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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  76

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         




第七十六話 「   次の 一手  」


鉄巨神兵が動き出したのを見て、クイーンは初めて椅子から立ち上がった。

椅子の背中にいた大鷲が、一声啼いた。

「なんということ!


    あの、鉄巨神兵が?!」




エリックはおもわず大声で叫んだ。

「 おばけ~~~~~~~~~~!!!待って、僕も行くっっ!!!!!」

マジックは、マジックガールと共にうなずくと、空へと飛び上がった。

マントが風を孕んで羽根の様に二人を宙へと舞い上げた。

「行きましょう。

ほら、キングフロストが・・・・・・・・」


キングフロストは大きく息を吸うと、その身体を浮かす為に、息を下に吹き付けた。
そして、そのままジェット機のような勢いで、おばけの元へと飛んだ。

マジックが言った。
「エリック。 知っていますか?

トンボの最高速度を?」

メタル古代トンボは加速した。

「種によりますが瞬間的に、時速100キロにもなるそうです。」




ヒューーーーーーーーーーン!!!!!

トンボはキングフロストよりも、マジック達よりも速く、あっという間に鉄巨神兵の所まで飛んだ。


「おばけ~~~~~~~!!!待って、蛇は大きすぎるよっっ!!!!」

鉄巨神兵の周りを、飛び回りながらエリックは叫んでいた。

がしゃん・・・ がしゃん・・・ がしゃん・・・ がしゃん・・・

規則正しく足を動かして、鉄巨神兵は動き続けた。



クイーンは背を伸ばすと、その右腕を大きく開くように動かして、言った。


「 いまこそ、迎え撃て。


       永遠なる大地の大蛇 ウロボロスよ!!!」



ウロボロスは横たわっていたその鎌首を、ずいと持ち上げた。その頭は岩の様に苔が生え、
まるで山が動いたような震動が、辺りを揺るがした。

鉄巨神兵がビルのような大きさならば、あちらは・・・

「ううっうわっ!!!!!!

あんなに離れている筈なのに、目玉の大きさが鉄巨神兵より大きい????」

カネムラは叫んでいた。

皆がこれからの展開を固唾を飲んで見守っていた。


がしゃん・・・ がしゃん・・・ がしゃん・・・ がしゃん・・・


「おばけ!!止まってよ!!一緒に戦おう!!!!」


がっしゃん・・・ がっしゃん・・・ がっしゃん・・・ がっしゃん・・・


「なんで何も言わないの?!おばけ~~~~~!!!」



マジックとマジックガールが、エリックの前に飛んで来ると、二人はエリックの進行方向を
塞いだ。

「おばけは、エリック・・・あなたを守ることがかっこいいことなんだと思っているんですよ。」

「嫌だ、僕はおばけと一緒に戦うんだ!!!」

「お師匠様、はっきり言ってあげた方がいいから~~~~!!!

エリックは、どうすれば勝てるか、わからないんでしょ?ウロボロスに!」


エリックの目から涙がこぼれた。

「でも・・・・でも・・・・」

「今は、おばけが、エリックを守ってくれます!

だから、今!! エリックは次の手を考えないと。」





ビューーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!

すぐそばを、キングフロストが飛んで行った。


「キングフロスト。

おばけを助けに来たのね。」

クイーンがじっとその姿を見つめた。



鉄巨神兵の隣に、キングフロストは並んだ。


「ウロボロス!! 攻撃開始!!」

クイーンの号令で、ウロボロスはその巨大な口を、開けた。
その口は奥の奥まで洞窟が広がっているようだった。

ウロボロスは口から巨大な岩石を、つぶてのように吹き出した。


キングフロストは、すううううーーーーーーっと息を吸うと、その岩つぶてめがけて

おもいっきり吹いた。

隕石のように襲い掛かる岩のつぶては、キングフロストの吹雪で押され、凍って吹き飛ばされた。

「凄いっ!!!!!」

エリックはそのキングフロストの防御に、勇気づけられた。





「へ・・・・へへ・・・・・・

 うろぼろす  こわい・・・な・・・・・・・・ほんとに  こわい ・・・

・・・でも  おれ  ・・・ おれは・・・・・・・   !」



がしゃん がしゃん がしゃん がしゃん がしゃん ・・・・・・・・・

ぎゅっと握った 巨大な斧を振りかざして、鉄巨神兵はウロボロスの口の中へ

飛び込んでいった。

キングフロストは、その前を飛んで、吹雪でウロボロスを凍らせようとしていた。

ウロボロスの口、舌が鞭のようにしなって鉄巨神兵を襲う。

その舌は、すぐに凍らされた。

「 くち    こおった    な・・・

    よし   いくぞ   」



後を振り向かずに、鉄巨神兵は、その口が閉じる前に飛び込んでいった。

バクンッ 口が大きな音と共に閉じられた。

鉄巨神兵は口の中で大暴れした。


「おばけ~~~~~~~~~~~!!!!


マジック、マジックガール!!!!ふたりであのウロボロスを攻撃して!!」


ふたりは頷いた。

「どうせなら、キングフロスト!!!

あなたも一緒に!!!!!


いっくよ~~~~~~~~~~~~!!!!!


    超 特大 ブリザード!!!

         そして、アイス・キャノン砲!!!!!!発射!!!!!!」


3人の、合体技だった。

「凍てつく波動の吹雪、そして巨大な氷のキャノン砲。

これで凍らないものはないわ!」

リリアがうなずいた。




クイーンはその様子をじっと見ていた。

そして、賞賛の言葉を、皆にかけた。



「・・・おばけのニーソックス。

あなたには、鉄巨神兵を操れる力などなかった。

だから

・・・れぜんだちゃんを利用したのは、正しかったわ。

あの娘の力を、そのまま乗っ取ったのね。



・・・エリック。

この戦い、このままでは、引き分けなのよ。

・・・鉄巨神兵は、私の兵。

そして、エリックの仲間でもあるわ。

ウロボロスはそれを、飲み込んで、攻撃を封じた。

外からでは、ウロボロスは殺せない。

攻撃を凍らせて止めることはできるけど。

私も、自分の兵である鉄巨神兵を殺せない。

それが、ダメージになるからです。

でも鉄巨神兵は、ウロボロスの中でじわじわ弱っていくでしょう。





・・・さあ、どうするの?

         愚者の子  エリックよ。」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は   「えっ? ちょっと待ってよ??まさか、これから続きを

考えるなんて、いわないわよね??」「クイーン様万歳。」「執事~~~~~~~~~~~~~~?!」

・・・フィクションです)
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by f-as-hearts | 2014-11-07 00:00 | SFサウザンドアイランド