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サウザンド アイランド  73

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クイーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         




第七十三話 「  メタル昆虫とメタルプテラノドンとドラゴンゾンビと雪だるま 最強はどいつだ?!(長)」


メタルプテラノドンを次々と襲うメタル昆虫軍団、そしてドラゴンゾンビとキングフロストの戦いは
かなりの迫力で部屋中に展開していた。


「凄いっっ!!!!」「うわっっ!!!映像だと思っていても、怖いです!!」
「困ったわ。エリックが見とれちゃって動かないわ。」「仕方ないですよ!!リリア。」



「そこだっ!!!!いけえっ!!!キングカブトムシ1号~~~~!!!!」
メタル古代トンボは、体長6メートルはありそうだった。それに乗って指揮するエリックは
誰よりも生き生きしていた。

「プテラノドンはやはりあの羽が弱点でしょうか。金属になっていてもあそこは薄いようです。」
「うんっ!羽、ベコベコになったよ!!強いねっキングカブトムシの角って!!」
「お師匠さま~~~!!私達も魔法で参戦しましょう!!」
「それなんですが・・・

どの魔法なら味方に当たらないか、考えていたんですが・・・
とても難しい。」

メタル昆虫は全部がとても素早い動きだった。
トンボが巨大飛空挺で、カブトムシが戦闘機、そしてスズメバチがまるで機関銃から放たれた
弾のように、それぞれが星空の中できらりと光っていた。

「確かに昆虫も強いですが・・・

本当に怖いのは、あのウロボロスです。

・・・エリック、もしこちらが勝たなければ
恐竜がこの世界の覇者になってしまいますよ!!」

マジックの言葉に、エリックは驚いた。

「えっ?!そうなの?

・・・・う~~~~~ん・・・・僕、それも見てみたいかも!!!」

「エリック、それはダメよ。必ず勝つ方法を考えなけりゃ!!」
「リリア、それも難しいですよね?!どうやったら??」




そしてこちらはレゼンダと執事のお部屋。

「恐竜軍団それにメタルプテラノドン。
そして最強最悪の蛇、ウロボロス。まさにこれに勝てるモンスターはいません。」
「執事。

久しぶりに、生き生きしてるわね?」
「おかげさまで。」
「それより・・・・何をしているの?さっきから」

執事、それには答えず一心に画像をPCに移している。

「・・・・なにかしら・・・・

私、執事のこと、ほんと知らなかったわ。
こんな一面もあったなんて。

もしかして、この怪獣を知ってるのって、貴方の父親の影響よね?」
「いえ、祖父からの継承です。」
黙々と画像をスナップ化する執事。
「祖父、からの~~~継承???」

「祖父はSF及び恐竜、怪獣関係の映画、書籍、文献等のコレクターであり
研究者でした。当然、父も私も研究者です。
あまりに多岐に亘る為、私の代ではカード化したものまで分類上収集せざる
を得なくなりました。その膨大な資料と研究を、キングに見込まれてここに
おります。」

レゼンダは唖然とした。

「あ、あら、そうだったのね。

私はただ執事の資格があったからだとばかり・・・・」

「執事の仕事冥利に尽きます。」
「・・・・それじゃあ、怪獣の弱点なんてのもご存知よね?」
「一通りは存じております。」
「教えて。」
「教えません。」
「けち。」
「知ってどうするか、想像がつくからです。」
「けち~~~~~~!!!!けちけち~~~~!!!!」


「・・・・いいんですか?クイーンに聴こえていると思いますよ?」
「いいもの。



れぜんだちゃんなんかつくっちゃって~~~~!!!

クイーンはどうせ、私のこと嫌いなのよっっ!!!!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案外ダメージだったんですね。」
カチャカチャ・・・・

「ちょっ・・・・・何データに記入してるのよっ!!!
まさか、私のデータ????」

レゼンダが覗くと、そこにあったのはれぜんだちゃんのデータだった。

「おいっっっ!!!!!」
「あれは私のお気に入りにさせていただきました。」
「消してっっっ!!!!!」
「嫌です。」

ー非常に無意味で無駄な戦いらしきものが、そこには存在した。
などと書き込んでみる。(by 執事)

「つくづく貴方ってっ!!!!ダークサイドねっっ!!!!!」
「お褒めにあずかり光栄至極。」
「どういたしましてっっ!!!!」



ーさて、気を取り直して。再びエリックとクイーンの戦い。


「・・・・・・・・・・・・お師匠様。




ええっとお、あの~~~~~~??

あれって、まさか・・・・・・」

マジックガールが指差した先には何故かロボットがいた。

がっちゃん がっちゃん がっちゃん・・・


「あそこ・・・・・・・・」






「あのロボットの真ん中の、頭に・・・・・・・・」







「 れぜんだちゃん?? 」






「じゃまっっ!!!!!!

私が、エリック達をやっつけるんだからっっ!!!!!

どけどけ~~~~~!!!いやっほ~~~~~!!!!」

それは非常に四角いロボットで。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやどこから持ってきたのかと。

なんというか、絶句ものであった。

そしてれぜんだちゃんがコントローラーを握っていた。





「れぜんだああああああああああ~~~~~~~!!!!!!

あんた何してんのよ~~~~~~~~~~~~!!!!!!」

「非常に無意味で無駄な戦いらしきものが」

「だ~~~~か~~~~ら~~~~~書かなくていいからっっっ!!!!!!!!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(フィクションです。ええ。絶句ものですね。)
by f-as-hearts | 2014-06-20 00:00 | SFサウザンドアイランド

タロット占い師ASのブログです。


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