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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  67

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クィーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         




第六十七話 「  クィーンのゲーム  」


クィーンはシェヘラザードを名乗るだけあって、縁取りが金色の紅い薄絹を
ベールのように纏い、全体にシャラシャラ音が鳴る金の丸い飾りと、同じ
金で出来た腕輪やイヤリングをつけて、こっちを見ていた。

「クィーンは一体いくつなの?エリック、歳を聞いてみて!」
リリアの声に、エリックは笑った。

「ええ??クィーンてさ、ほんとに若いの?」

「うふふ、14歳よ。」
「うそだあ!」
「うふふっ!!リリア、貴女の声も聴こえてるわ。

ここでは年齢を気にすることもないわ。そんな場所ではないもの。」

クィーンはそう言うと、腕を伸ばした。
薄い色ながらつやつやしてふっくらした唇が、おかしそうに笑っている。
伸ばした手の先に、鷲のくちばしが触れたが、まるで命令がなければ
動かない人形のように、鷲はじっとしていた。

レゼンダがはっとして、言った。

「キングに電話をっ!!」

「はい。かしこまりました。」

執事が電話をレゼンダに渡した。

「キングです。」
「ありがと。


キング、大変です!!

クィーンが、ゲームに現れました!」


「・・・・・・・?!すぐにこちらでも確認する。

レゼンダ、そのゲーム、始めてどれくらい時間が経っている?」

キングは自家用飛行機の中で、PCを開いて確認していた。

「はい。 かれこれ1時間くらいでしょうか。」

「・・・・・・・・わかった。

君はそこで状況を監視していてくれ。
何かあれば・・・・ゲームに参加するように。
ただし、クィーンの邪魔はするな。

いいな。」

「はい。」

電話は切れた。



イムズの電話が鳴った。
キングの声が聞こえてきた。

「イムズ。

クィーンがエリックとのゲームを始めた。
ゲーム内の場所が、調べている場所だろうと特定できる。
私がPCで捜索してみる。

それを手がかりに、君達はその孤島へ急いでくれ!」

イムズは電話が切れた後、マドックスにテレパシーで言った。

「聞こえてたよな?そっちもPCの情報をリンクしておいてくれ。

・・・・・よし!!

地図が着た!!



・・・・・・・・・わかるか?俺はこの海域は飛んだことがないからな。」

海図は明らかに不明だった孤島を指し示していた。

「待ってください。知人からの情報と重ねてみます。

・・・・・・・・はい、一致しました。

イムズ将軍、この地図の、半径30キロくらいの島です!
今、その島を中心に移します。」

イムズはすぐにその場所をロックした。

「やっと動ける!!マドックス、今度はもっと丈夫な戦闘機を選んで
いくことにしよう。」
「ははっ!!!そうですね~!
あ、でも問題があります。ここ、絶対滑走路無いですよ?!」

「う~~~~ん?!それじゃ、一番近い飛行場はどこだ?!
・・・・なるほどな。ここか。」

それはその孤島から西に10キロは離れた島だった。

「非常にまずいな。ここじゃ、船を出しても3時間はかかる。
・・・・だが今は、この飛行場まで行くしかないな!」

ふたりはすぐに動いた。イムズはこの孤島に到着するのに半日は
かかるだろうと予測した。

これも、予知の範囲内なんだろう・・・・
漠然とした不安が、イムズの胸に去来していた。

俺が行くのを、拒否している・・・・
それは、キングも感じていた。
ここを知られたくない何かがあるのか?

それとも・・・・



ーーーこちらはクィーンとエリック。ーーー

・・・・・・・・・・塔の上の玉座は、太陽の光でキラキラ光っていた。

クィーンが言った。

「ここではね、自由な形で戦えるのよ。

相手のターンとか気にしないでいいわ。

どんどん新しい仲間も呼んでいいの。

ただ、エリックが指示を出さないと、仲間達は何もできないから

指示して動けるようにしてあげられさえすればいいの。

動かせるんなら、100体の仲間を呼んでもいいのよ。

さあ、まだ戦闘を開始しないでいいから、エリック、仲間を

呼んでみたら?」

エリックは驚いて言った。


「すごいや!!!!

それってすごいことだよね!!

じゃあねじゃあね、マジックとマジックガール、召喚!!」


2人が一緒にカードから飛び出して来た。

マジックは目の前のクィーンを見ると、すぐに片膝をついた。

「おおっ?!

これは!!!クィーン!!!なんと光栄なことでしょう!!!

マジシャン冥利につきます!!」

マジックガールはぴょんぴょん跳びながら喜んでいる。

「わあっ!!!!クィーン様だ~~~~~!!!

お会いできて光栄でーーーーす!!!

おもっいっきり戦わせていただきまーーーーす!!!」

クィーンは微笑んだ。

「貴方達でしたか。

エリック、私も召喚しますね。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2014-04-14 00:00 | SFサウザンドアイランド