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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  65

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クィーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         




第六十五話 「 それでいいのか?! 」




レゼンダは執事にティーカップを渡すと、映像に身を乗り出した。

「新種? 

クィーンはその創造する能力を、私にくれた筈だったのに?



・・・・でも、待って???

目覚めてどこかへ消えたってことは・・・・・

・・・・何か新しいことがそこにあるっていうこと???」

執事は黙ってカップを下げに行った。

皆の目の前に光を放つ巨大な石が現れた。
その広間には中央に柱のような灰色の巨岩があった。それに支えられて
いるのだが、それは繋ぎ目の無いひとつの岩で、人が5、6人で手を繋い
でも周囲を測りきれないだろうと思われた。
その石は、表面に沢山の粒子が付いていて、その粒子は多面体の
せいか、光を乱反射し、全体的に光っているように見せていた。
上を見上げると、そこには沢山の窓があり、そこから入る自然の光が
石を煌かせている・・・・

「きれいだな~~~~~!!!これ、石だよね?」

れぜんだちゃんは笑っていた。

「この大広間は、上層の王座へ続く柱に支えられているのさっっ!!

ここで私のしもべたちと戦って、エリックがもし勝てたら~~~!!
この柱を登れるわ!!!( `ー´)ノ

勝てたらっっ!!!ねっっっ!!」

エリックは自分のカードを出した。

「始めようよ!れぜんだちゃん!!」

エリックはカードを手に大声で言った。

「僕、いいこと思いついたんだ!!!

じゃあ、これっ!!!


マジックサーカス団 の猛獣使い!!!

ビーストマスター、ぴえーる召喚!!!」


猛獣使いぴえーるが現れた。

そして叫んだ。



「はいっ!!!!私がっっ!!ぴ・えーるでえす!!!!

さあこいっ猛獣ちゃんっ!!!!」

ばしーーーーーーーーん!!!

鞭がうなった。


バッタン!!!!!!!



「レゼンダ様。 倒れている場合でしょうか。倒れたら負けです。」





「リリア?!どうしたんですか???」

「~~~~~~~~!!」

―――あのビジュアルが問題ではないかと―――

サカマキが頷いた。

「確かに。

気の抜けた炭酸のような・・・
なんかずるずるした毛皮を着たホネ男って感じですが???

エリック!!!聴こえるかっっ?!リリアが気絶しそうだぞ?!」

「ええええ???でもこれ、すごいカードなんだよ~~~??
だって猛獣使いなんだから!!

みててっ!!!

ぴえーる、サーベルタイガーを操って!!!」


「OKOK!!!!!

さあさあっっ!!!!

サーベルちゃん、お客様にいいとこ見せましょうっ!!!!!

まずはっ!!!

玉乗りっっ!!!!!いえ~~~~~~~~い!!!

そらっこいっっ!!!たまちゃん!!!!!」

ごろごろごろーーーーーーーーーー!!!!
巨大な玉が転がってきた。

「で、でかいっっ!!!」



れぜんだちゃんは慌ててサーベルタイガーに命令をした。

「逃げるんだ、サーベルタイガーっっ!!!」

だが戦闘態勢だったサーベルタイガーは、その巨大な玉にモロにぶつかって
しまった。

サーベルタイガーはそのまま玉に押しつぶされたが、一回転して玉に乗っていた。

「よおしっ!!!サーベルちゃんっ!!!

乗ったらそのまま れぜんだちゃんまで玉乗りして行こう!!!!」

ぴえーるが言うと、サーベルタイガーは逆らえずに言う通りにした。
どうやら、玉がぶつかった衝撃で、頭がくらくらしているようだ。


「ぎゃあああああっっ!!!!ばかばかばかっっ!!!!

くるなくるなっこっちへくるなあ~~~~~~~!!!!」



逃げまくるれぜんだちゃん。

その様子を半眼で見つめるレゼンダ。

ある意味凄い戦いだと執事は思った。


逃げながられぜんだちゃんが叫んだ。

「う~~~~~それならっっ!!!

無敵の剣士あれきさんだー召喚!!!!あの玉を斬っちゃって!!!!」

れぜんだちゃんの召喚で剣士あれきさんだーが現れた。

「あれきさん???わあっっ強そうっっ!!!」

あれきさんだーは笑えるほど大きい剣を振りかざすと、サーベルタイガーの乗っている
玉をあっという間に斬った。

すっぱーーーーーーーーーーーーーーーん!!

サーベルタイガーはやっと玉乗りから降りられた。

れぜんだちゃんは得意になって言った。

「ふふ~~~~ん!!

この剣はね~~~~!!!大根をいっきょに1000本は斬れるのよっっ!!!!」

「すごいっっ!!!!ほんとに斬れそうな剣だな~~~~~!!!」

エリックの目がキラキラしている。


「・・・・・いやそこっっ!!!!なんで大根なんですかっっ?!」カネムラは言わずには
いられなかった。

サーベルタイガーはかなりなダメージで、猛獣使いを見ようとしなかった。

「続けて今度は巨大イモムシ召喚っ!!!

ぴえーる、イモムシを操って!!」

「OKOK!!!!

それじゃあいってみようっ!!!!!

巨大イモムシ、あれきさんだーを糸巻きだっ!!!!!!」

巨大イモムシは現れてすぐに口から絹糸を吹き出すと、あれきさんだーの動きを
封じた。




「あっそれ!!!

それそれ~~ま~~きまき~~~ それそれ~~ま~~きまき~~!!!」



歌いながら糸巻きの踊りを踊るぴえーる。

イモムシといわれて遥か彼方に離れてあらぬ方向を見ているレゼンダ。

ある意味終わったなと執事は思った。






「・・・・レゼンダ様。

巨大イモムシは大根食べますか?」

「知らないわ。イモムシ消えたら教えて。」

「今巨大イモムシは柱を絶賛移動中です。」

「イモムシの話はいらないわ。」

「今巨大イモムシが繭を作り始めました。お約束ですね。」

「早く斬ってしまえばいいのに!」

「いえそれが・・・・剣士もサーベルタイガーも動いてません。」

「えっっ?????」

振り返って映像を見ると 確かに動いていなかった。

れぜんだちゃんが糸でぐるぐる巻きになって、口も封じられていたのである。

「  れぜんだ~~~~~~~~!!!!あんたよわっっ!!!!

よわすぎっっっ!!!!!!」レゼンダは絶叫した。


「むぐぐぐぐ~~~~~~!!!!」



「あはははっ!!!れぜんだちゃん、この柱登ればいいんだよね!!」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2014-03-18 00:00 | SFサウザンドアイランド