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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  64

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

ナイト                ・・・???  キングの配下のゲームマスター
                            オーディーンのナイト

キング                ・・・40歳   リドル帝国次期総帥
                             仮想無限城の王

クィーン               ・・・???  ゲームマスター
                             予知夢の能力者         




第六十四話 「 新種  」



遺跡に入ってすぐの壁は円筒状で、石の窓が螺旋状に整然と並んでいた。
「明るいや!!壁にいっぱい葉っぱがあるよ~~~!!」
遺跡の中は視野が狭まったせいで、かなりはっきりと全体が見えるようになっていた。

ガルルルル・・・・・・・・・・

高い段の上からとても奇妙な牙の生えた獣が吼えた。
「うわあああああっ???」エリックは叫んだ。

その豹を見て、サカマキは大声を上げた。
「あれは?!サーベルタイガーじゃないかっ??」
「ええええ???サーベルタイガーって絶滅した筈じゃ・・・・・・・」
「エリック!!

その獣は、クィーンのーーー」

リリアが最後まで言う前に、その獣はエリックの前に飛び降りてきた。

スタッ

その獣は肩まででもエリックの背丈を越えていた。
その上顎から生えている二本の牙は、まるで象の牙のように、長く鋭く
ゆうに50センチはありそうだった。
獣は顔をあげて、エリックを見つめると、ゆっくり数歩歩いて止まった。
その後から、人の影が動いて現れた。

「あははっ!!!やっぱ驚いてる!!くくく!!やりいっ!!!」

「あっっ?!れぜんだちゃんだ!!!!」
エリックの声に、全員がびっくりしてその顔を見つめた。
そこにはさっき見た、可愛い(らしい)れぜんだが、いた。

「うふん。いやだな~~~!!!なんでその名前知ってんの???
まあさか、誰か言いふらしたのかっって???おっかしいな~~~???

エリックう~~~~!!!今度はまっけないんだからねっっ!!!!

あんたなんか、あんたなんかっっけっちょんけっちょんのぐっちゃぐっちゃの
ゴミなんだからあ!!!!!!!」


「うわあ・・・・・・・・・・
なんか、ひどいことになってませんか???」サカマキが慌ててリリアに
尋ねた。
「・・・・これ、やっぱりクィーンの作戦なんだわ・・・・」








「ぶーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!」
「期待にお応えしてますね。その反応。」
執事はティッシュボックスをレゼンダに渡しながら、ハンカチを口元に当てていた。

「クィーーーン!!!!!!

こ、こここここっっこれは何っっっ????」
「れぜんだちゃんだそうです。」
「ちがあああああああうっっ!!!!!!!

これは誰に許可をとって」
「取らなくてもいいそうです。クィーンの新種なんだそうです。」
「キングに電話をっっ!!!」
「メールしたそうです。あなたに」

レゼンダはメールを開けた。



「  レゼンダへ


クィーンは目覚めたが そのまま消えてしまった。

今わかっているのは 新種のひとつが 君そっくりだということと

どうやらクィーンは 君に言いたい事があるらしい。

不満はあるだろうが クィーンを見つけるまでは 我慢して欲しい。


                                 キング   」


レゼンダは息が止まったのか、顔が真っ赤になっていた。

「 が、我慢???????このキャラを見ても、我慢しろと?????」




レゼンダが見つめているスクリーンには、顔文字ヽ( ゜ 3゜)ノが浮かんだ
とんがり帽子を被ったれぜんだちゃんが、きゃっきゃとエリックに噛み付いて
いるところだった。

「私のさーべるタイガー、かっこいいだろ~~~~!!!えっへんっ!!!」

<( ̄^ ̄)>

「うわあ~~~~???帽子がうっさい~~~!!!!」カネムラが喚いた。
「ですね。これはかなり挑発してますね。」「そうなの・・・・・・困ったわ。」


「ねえねえっ!!!サーベルタイガーってさ、ペットなの?」
エリックは興奮しながら聞いていた。
「ふっ・・・・・・・・・・・


どーしよーかな~~~~!教えるの?




やっぱやーーーーーめたっっ!!秘密だも~~~ん!!!」

♪~( ̄。 ̄)

「ううううっっ!!!!!!

なんかむかつくっっっ!!!!!エリック、僕もそっちに行きたいんだけどっっ!!」
カネムラまでが興奮し始めていた。

エリックは目がぱっと見開くと、れぜんだちゃんに手にしていた骨を投げた。
それを跳んで咥えたのは、サーベルタイガーだった。

「あははははっっ!!!!!さーべるちゃん、やっぱさすが!!!!

エリック、それじゃああ~~~~!!!!

こっちの大広間で戦うよ~~~~~!!!!

さーべるちゃんもやりたいって!!!!ヽ(`◇´)/」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2014-02-15 00:00 | SFサウザンドアイランド