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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド アイランド  54

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

第五十四話 「  仮想無限城の王  」


キングがこの大きな仮想無限城の世界を自ら破壊したーーーー
それはレゼンダら、カードを創った上位者に衝撃を与えた。

「キング!!!

クィーンは!!・・・・・クィーンはなんておっしゃられたんですか?!」

「・・・・次のステージはもう始動しはじめているそうだ。

だったら、ここを破壊することに、何のためらいも無い。

・・・・フールに、このまま乗っ取られるよりは、そうした方が格段によい。」

「私は、乗っ取られません!!!」
「いや・・・・・・・・

君にはわかるまいが。

レゼンダ、エリックが戦っている間、何故私との接触を嫌った?
それが、ひとつの答えだ。

それから・・・・・・

私は、自らの自由を手放すつもりは無い。

・・・・わかっているな?




イムズ?」


じっと椅子に足を組んで、指を見つめているキングが、唐突にイムズの
名を挙げたので、レゼンダはえっと声をあげた。

「・・・・・・・・・?!ここに、着ているんですか?!」
レゼンダはきょろきょろと辺りを見回して、そしてはっと気がついて
下を向いた。

キングは仮面の中の眼を、閉じた。

「 必要最小限の情報しかもっていないよな、執事?」

執事はレゼンダ以上に驚いているようだった。

マドックスはその声にぞくっとして、執事から離れた。



マドックスは慌ててテレパスの防御を行うと、沈黙した。
イムズ将軍はいつの間にかマドックスの隣に現れた。

「キングが、まさかレゼンダの・・・・・カードマスターの中のキングだったとはな!!」
「どういうことでしょう??私のテレパスを、感じていたんですか??」
「・・・・さあ、な・・・・

だが、能力については、おおよそのことがわかった。

・・・・・仮想無限城を創造する能力・・・・・・


そして、それは、まったく新しい世界、だ。

ゲーム、なんてもんじゃない!!

その中では彼の操る主が、人々を支配もし、遊ばせもする。
そこでのルールは・・・・・・
どうやら、エリックには通用しなかったようだが。

・・・・・・ふん。

レゼンダも、主のメンバーだということか。それじゃあ、今頃、俺の名前を
聞いて、腰を抜かしてるだろうな!!!」
マドックスが頭を抱えて言った。
「 ・・・でもそれ、必要最小限の情報だって、言われてしまいました。」
「・・・・カードを持たざる者には、どうやっても関われないっていうんだろ?

異次元でも異空間でもない、彼らが全てを支配出来る世界ってことだ!!!

・・・・それと、アンドロイドとどういう繋がりがあるんだ????」

マドックスとイムズは揃って唸り声を上げた。

「俺は、つくづく、科学者の頭ん中ってえのは、理解できねえよ!!!」
「・・・・イムズ将軍、異次元の中も、私には理解できませんけど。」
「!ま、いまさら、か~~~~~~!!!」「ですよね。」



キングは先程までの状況と時間の経過を振り返っていた。
そこに、ナイトが戻ってきた。
ナイトの紋章がPCの中に浮かんで、キングにコンタクトを求めていた。

「キング。

申し訳ございません、エリックをーーー」

「・・・・君のカードが、エリックに渡らずに済んだ。それが重要だ。

今回は最悪の結果にならなかった、だが、当然君には猛省してもらうがね。」

「! 申し訳ございませんでした!」

「君が少し壁を叩いてヒビを入れていたおかげで、素早くあの世界を破壊できた。
数秒の誤差で、救われたな。

・・・・ところで・・・・何があって、あの壁にヒビを入れたんだ?」

ナイトは口ごもった。
「・・・・・口惜しいことがありまして・・・・その、おばけのニーソックスの叛乱で・・・・」
「フールのことを、全く知らなかったようだな。」「ですが、今までこんなことは!!」
「我々はクィーンに救われたよ。
彼女が起きたことで、最悪の状況を回避した。
そして、新しいステージが出来ることを、我々はエリックに伝えねばならない。

・・・・新種が、すでに思考し始めているそうだ。
伝えるように言われたのだ、クィーンに。

今度こそ、私の出番だということらしい。」

ナイトが驚いて叫んだ。
「まさかっっ?!キング直々に???」
「状況は、これ以上待ってはくれないようだ。・・・・また君には連絡する。
今は、休んでいるように。」

レゼンダはじっとその話を聞いていた。




・・・・・その頃、エリック達は・・・・・

「カネムラ~~~~~~~~!!!!

聞いてよ~~~~~!!!僕ね、僕ね、すっごいお城で戦ったんだよ!!!!」

「うう・・・・・ん・・・・そう・・・・・・・・」「それでねそれでねっっ!!!!凄いんだ!!
見て見てっっおばけのカードだよっっ!!!!
でもさあ、オーディーンのナイトのカードは、どうして手にはいらなかったんだろう??
ねえどうしてっっ????」
「・・・・・・・・・・う・・・・・・うるさい・・・・・・わかった・・・・・いま起きる から・・・・・・」

サカマキがエリックの肩に手を置いた。
「エリック、リリアが呼んでるよ、さあ、こっちへ!」「ふあああい~~~~!」


「リリア~~~~!!どーしたの?」
「・・・・エリック宛に、メールが届いているのよ・・・・


・・・・キングから ですって。」

エリックの目が途端に輝きだした。

「ほんと???すごいやっっ!!!!早く読んで!!!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2013-10-18 00:00 | SFサウザンドアイランド