サウザンド アイランド 50
2013年 09月 13日
異世界の島の物語。
サカマキ・ショウゴ ・・・28歳 検査員
カネムラ・オクトー ・・・19歳 研究員
能力者
エリック・ジェイントン ・・・5歳 S級会員
能力者
マーマレード・リリア ・・・20歳 保護委員
アンドロイド
ワインバーガー ・・・60歳 ???
メラニー ・・・33歳 科学者
長老 ・・・?? ???
レゼンダ ・・・29歳 オーズレーン国
カードマスター
能力者
イムズ ・・・47歳 リドル帝国将軍
能力者
マドックス ・・・26歳 リドル帝国空軍兵士
能力者
第五十話 「 全方位 包囲網 」
リリアはマジック・ガールとマジックのふたりでの攻撃について、すぐに調べた。
サカマキはPCを隣で覗き込んで、驚いていた。
「かなり・・・・・・・・・ですね!」「そうなの」「う~~~~~ん??このカードは?」
レゼンダもキングに言われて、焦りながらも対策を考え始めていた。
「ナイトも気がついていると思います。」
「そう願いたいが。」
おばけのニーソックスがふわふわとエリックのそばで笑っていた。
「なあ なあ ・・・・おもしろいな・・・・なんかおもしろいな」
「だよね~~~~~!!!!マジックとマジック・ガールってさ、ふたりで
攻撃できるんだよ~~~!!!」
「わわ・・・・ないと おこってるな おこってるないとはこわいけど
なんかおもしろい・・・・・・・やっぱりおまえおもしろいよ」
「さあ、まだわたくしとマジック・ガールの攻撃は残っていますよ。
エリック、攻撃命令を!!!」
エリックは手札を見ていた。
おばけのニーソックスものぞきこんで笑っている。
「ほんとはさ、このカード・・・・・どーしよーかな~~~!!って
思ったんだ~~~~!!!
僕ね、こいつ大好きなんだ~~~~!!!
よしっ!!!
かぼちゃのおばけ、ジャックランタン!!召喚!!!!
それで、ジャックランタンをマジック・ガールに装備!!!」
「イエ~~~~イ!!!!
炎のマジック・ガール ハロウィンスペシャルよっ!!!!」
マジック・ガールの帽子が、ジャックランタン仕様になり、マジック・ガールに
炎の魔法が付加された。
「それでは・・・・・・・!!!
飛空挺を攻撃致しましょう!!!!」
マジックとマジック・ガールは、ふたりで声を合わせて呪文を唱えた。
「炎の最大魔法、メガフレイム!!!!!」
ふたつの杖が光ると、球状になった巨大な炎の弾が、飛空挺を襲った。
飛空挺は、爆音とともに炎に呑まれ、堕ちていった。
ナイトであるオーディーンは、微動だにせず、そのダメージを受けた。
「流石だな、マジック、そしてマジック・ガール。
その魔法、未だ衰えず。
だが、私は、勝つ為にここに来た。」
そういうと、オーディーンはカードを掲げた。
「竜騎士軍団を墓場へ、そしてその効果により
死者をヴァルハラへ運ぶ戦の女神ヴァルキリー、召喚!!!
加えて我が軍の勇壮なる戦士クー・フー・リン召喚!!!!
ヴァルキリーは敵方であろうと死者を連れてゆくことが出来る。
ヴァルキリーはエリックのゾンビを墓からこちらの陣営へ連れてゆくぞ!!
戦士クー・フー・リンよ、マジック達を攻撃せよ!!!」
「戦の乙女、女神ヴァルキリーは、勇敢な戦士の魂を神々の国ヴァルハラへ
導くとされているわ。そこから、死者の魂を導くことが出来るというスキルが
発動したのね!!」「リリア・・・・それって・・・・?!」「ええ、やっぱりナイトは
とても実力のある上位者だということね!!」「どう戦うんだ??エリック??」
クー・フー・リンは、剣を構えると、その剣技を炸裂した。
「風よ唸れ!!烈風剣!!!!」
クー・フー・リンは横一文字に剣を払った。その刃先から、激しい三日月のような
風のヤイバがふたりを襲った。
「風の剣?!」エリックを庇うように、マジックは前に出た。
「下がってください!!!」
ズバン!!!!!
マジックとマジックガールのマントに、風のヤイバが刺さったような音がした。
「え・・・・・・・・・?!マジック???
マジック、マジックガールも?!大丈夫???」
「・・・・・・・・これ・・・・は、 魔法剣なので・・・・・・・・・」
「ぐっ・・・・・・・・・
さすが、ナイトの戦士クー・フー・リン!!!
・・・・・・いっ・・・・・た~~~~~~~いじゃない!!!!」
マントが斬られてふたりともダメージを受けていた。
「うわ・・・・・ふたりとも だいだめーじ だ・・・・・・うわわ・・・・・・」
「ニーソックス、大丈夫ですよ。あなたはエリックのそばにいてあげてくださいね。
さあ、反撃です!!!!」
・・・・・・・・・・・その頃。
リドル帝国空軍兵士マドックスは、やっとキングの足取りと、その周辺の
人間を特定出来た。
「・・・・・イムズ将軍。聴こえますか?
これから、キングの謎を解明しようと思います。」
「そうか。何が起こるかわからないからな。
気をつけるんだ!」
「はい!!!」
マドックスはテレパシーでその人物の思考に入ることが出来た。
「鬼が出るか、蛇が出るか、だな。」
イムズ将軍は異次元の中で目的地へ歩きながらつぶやいていた。
「どちらにせよ、キングに知られぬようにするのは至難の技だ。
マドックス、頼んだぞ!!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(このお話は フィクションです。)
サカマキ・ショウゴ ・・・28歳 検査員
カネムラ・オクトー ・・・19歳 研究員
能力者
エリック・ジェイントン ・・・5歳 S級会員
能力者
マーマレード・リリア ・・・20歳 保護委員
アンドロイド
ワインバーガー ・・・60歳 ???
メラニー ・・・33歳 科学者
長老 ・・・?? ???
レゼンダ ・・・29歳 オーズレーン国
カードマスター
能力者
イムズ ・・・47歳 リドル帝国将軍
能力者
マドックス ・・・26歳 リドル帝国空軍兵士
能力者
第五十話 「 全方位 包囲網 」
リリアはマジック・ガールとマジックのふたりでの攻撃について、すぐに調べた。
サカマキはPCを隣で覗き込んで、驚いていた。
「かなり・・・・・・・・・ですね!」「そうなの」「う~~~~~ん??このカードは?」
レゼンダもキングに言われて、焦りながらも対策を考え始めていた。
「ナイトも気がついていると思います。」
「そう願いたいが。」
おばけのニーソックスがふわふわとエリックのそばで笑っていた。
「なあ なあ ・・・・おもしろいな・・・・なんかおもしろいな」
「だよね~~~~~!!!!マジックとマジック・ガールってさ、ふたりで
攻撃できるんだよ~~~!!!」
「わわ・・・・ないと おこってるな おこってるないとはこわいけど
なんかおもしろい・・・・・・・やっぱりおまえおもしろいよ」
「さあ、まだわたくしとマジック・ガールの攻撃は残っていますよ。
エリック、攻撃命令を!!!」
エリックは手札を見ていた。
おばけのニーソックスものぞきこんで笑っている。
「ほんとはさ、このカード・・・・・どーしよーかな~~~!!って
思ったんだ~~~~!!!
僕ね、こいつ大好きなんだ~~~~!!!
よしっ!!!
かぼちゃのおばけ、ジャックランタン!!召喚!!!!
それで、ジャックランタンをマジック・ガールに装備!!!」
「イエ~~~~イ!!!!
炎のマジック・ガール ハロウィンスペシャルよっ!!!!」
マジック・ガールの帽子が、ジャックランタン仕様になり、マジック・ガールに
炎の魔法が付加された。
「それでは・・・・・・・!!!
飛空挺を攻撃致しましょう!!!!」
マジックとマジック・ガールは、ふたりで声を合わせて呪文を唱えた。
「炎の最大魔法、メガフレイム!!!!!」
ふたつの杖が光ると、球状になった巨大な炎の弾が、飛空挺を襲った。
飛空挺は、爆音とともに炎に呑まれ、堕ちていった。
ナイトであるオーディーンは、微動だにせず、そのダメージを受けた。
「流石だな、マジック、そしてマジック・ガール。
その魔法、未だ衰えず。
だが、私は、勝つ為にここに来た。」
そういうと、オーディーンはカードを掲げた。
「竜騎士軍団を墓場へ、そしてその効果により
死者をヴァルハラへ運ぶ戦の女神ヴァルキリー、召喚!!!
加えて我が軍の勇壮なる戦士クー・フー・リン召喚!!!!
ヴァルキリーは敵方であろうと死者を連れてゆくことが出来る。
ヴァルキリーはエリックのゾンビを墓からこちらの陣営へ連れてゆくぞ!!
戦士クー・フー・リンよ、マジック達を攻撃せよ!!!」
「戦の乙女、女神ヴァルキリーは、勇敢な戦士の魂を神々の国ヴァルハラへ
導くとされているわ。そこから、死者の魂を導くことが出来るというスキルが
発動したのね!!」「リリア・・・・それって・・・・?!」「ええ、やっぱりナイトは
とても実力のある上位者だということね!!」「どう戦うんだ??エリック??」
クー・フー・リンは、剣を構えると、その剣技を炸裂した。
「風よ唸れ!!烈風剣!!!!」
クー・フー・リンは横一文字に剣を払った。その刃先から、激しい三日月のような
風のヤイバがふたりを襲った。
「風の剣?!」エリックを庇うように、マジックは前に出た。
「下がってください!!!」
ズバン!!!!!
マジックとマジックガールのマントに、風のヤイバが刺さったような音がした。
「え・・・・・・・・・?!マジック???
マジック、マジックガールも?!大丈夫???」
「・・・・・・・・これ・・・・は、 魔法剣なので・・・・・・・・・」
「ぐっ・・・・・・・・・
さすが、ナイトの戦士クー・フー・リン!!!
・・・・・・いっ・・・・・た~~~~~~~いじゃない!!!!」
マントが斬られてふたりともダメージを受けていた。
「うわ・・・・・ふたりとも だいだめーじ だ・・・・・・うわわ・・・・・・」
「ニーソックス、大丈夫ですよ。あなたはエリックのそばにいてあげてくださいね。
さあ、反撃です!!!!」
・・・・・・・・・・・その頃。
リドル帝国空軍兵士マドックスは、やっとキングの足取りと、その周辺の
人間を特定出来た。
「・・・・・イムズ将軍。聴こえますか?
これから、キングの謎を解明しようと思います。」
「そうか。何が起こるかわからないからな。
気をつけるんだ!」
「はい!!!」
マドックスはテレパシーでその人物の思考に入ることが出来た。
「鬼が出るか、蛇が出るか、だな。」
イムズ将軍は異次元の中で目的地へ歩きながらつぶやいていた。
「どちらにせよ、キングに知られぬようにするのは至難の技だ。
マドックス、頼んだぞ!!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(このお話は フィクションです。)
by f-as-hearts
| 2013-09-13 00:00
| SFサウザンドアイランド