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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド・アイランド    40

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者

第四十話 「 アンドロイド・アンドロイド 」



・・・・時間を遡り、ここは「アンドロイド・グランドクロスについて」の研究発表会場。

会議室ではプロジェクターが会議の内容を映し出していた。
会議の進行を務める司会者が入室したキングをみると、皆に手で合図を
した。皆が立ち上がると、一斉に拍手が沸きあがった。
皆は威厳はあるが若いその男性の胸に光る沢山の勲章に眼を留めていた。

会場には、リドル帝国の大臣とその書記、側近も特別席に詰めていた。
ワインバーガー氏と科学者メラニー、そしてプロジェクトのメンバーが粛々と発表を
続けていた。

「・・・・・・・この、アンドロイドの基本性能は、以下の通りです。
画像、資料は画面上でご確認下さい。

・・・・ここに特記させて頂きましたのは、グランドクロスの意味でもあります、
全ての人々との体験の共有という、未曾有のプロジェクトによる実験です。

・・・・この性能、この今まで培われた科学によって平和と愛を・・・・・・
言葉だけでは伝わらない世界の広がりをもたらすことによって
多くの人々に、人間では到底達することが出来なかった世界の体験を
可能にし、それをもって、この世界を見つめる眼を育てるのが

この、アンドロイドの使命であります。」

メラニーが、補足した。

「つまり、宇宙開発など、人間では不可能、もしくは大変なリスクを負う
場所での作業や、また地球上でも到達不可能な箇所での作業を担う
アンドロイドの、その視覚・聴覚などを大多数の人々と共有できるように
することで、世界をより大きく捉え、今まで知り得なかった情報と研究
材料の収集、それによって科学を一部の科学者のものとする閉塞状況
を打開できると思われます。

それは、これからの科学のあり方、情報のあり方、平和のあり方を大きく
変えるものと、我々は思っております。」


ざわざわ・・・・・・・・・・

「キング、無茶苦茶な科学者達ですね。」
「・・・・・ジェネラル・イムズ。着ていたのか。
・・・・ふふふ。相変わらず、神出鬼没だな。」

キングは背後のイムズに振り返らずに返事をした。
「・・・・・我々の大臣が話しをするようだよ。」


リドル帝国の大臣が挙手して登壇した。
「我々はリドル帝国の代表として、質問させて頂きます。

・・・・平和目的だというのは、理解しております。
おりますが、

それを可能にするには、国という規制を外さねばならないという
大前提があることを、まず伺いたいですな。

その、全人類的な表現には、大きな間違いがあると言わざるを
えませんな。

最大の出資者である我々の、当然の利益を護る為の
最低限の公約であると、ここでもう一度確認をお願いしたい。」

ワインバーガーの方を、メラニーはちらっと見た。
ワインバーガーは頷いていた。

「国の規制を外すことは、ありません。

それよりもっと大きな枠がある、という考えです。

それぞれの国、国籍、人種・・・・・国に護られている人々を
これからも国が護る必要は、絶対になくなりません。

ですので、国益が損なわれることはありません。」

「何故、言い切れるのですかね、話に整合性がありませんが?
その、もっと大きな枠、というものの存在を、示して頂きたいものです。
国連や国際条例など今更!そういうことをまさか、持ち出さない
でしょうな?」

ざわざわざわ・・・・・・・・・

ワインバーガー氏が、研究者達の間を縫って、壇上に上がった。
皆が、この研究チームの頭脳である男を、期待をもって見つめた。


「・・・・・・それが、どういうことなのか、皆様に理解していただく為に
我々のチームは秘密裏に動いてきました。

人々が自由に行き来できる世界は、あります。

それは、貴方が一番ご存知ですね?

リドル帝国次期総帥閣下。」


キングは微動だにしなかった。

イムズ将軍は、人に見られぬようにすっと壁から異次元へと消えた。

「・・・・・・・何のことか、わかりかねるね。

研究者という者は、どうも想像で話を進めるのがお上手のようだ。

・・・・・我々は、このプロジェクトの開発研究には興味はあるが、

さて・・・・・・では、このアンドロイドが実際に稼動するのは

何年後かを聞かせてくれ給え。」

「・・・・・・いつからでも。」

「・・・・・・ほう?

ではまず、我々出資者に、その恩恵を受けさせてもらいたいものだ。」

皆が、その迫力ある声に黙った。






・・・・こちら、エリックのいるダンジョン。


マジックは杖を真っ直ぐにエリックのその要塞ロボットに
向けた。

「リバイアサン!!!要塞ロボットを攻撃!!!!」

リバイアサンは吼えると、その巨大な海竜のような姿でロボット
目がけて壁のような波に乗って突進した。

「アンドロイド・リリア、要塞ロボットを変形せよ!!!」

アンドロイド・リリアがメタルレディの姿で現れ、ロボットに乗り込むと
ロボットを変形させた。

「キング・エリック1号、飛行モード、ON!!!!

巨大飛行要塞に変形。

空中へ移行、リバイアサンのアタック、回避。

回避行動完了。回避率100%。」


「なんと!!!!おお、そういう手がありましたか!!!!」
マジックは感心したように言った。

「それにしても、アンドロイド・リリアのカードとは!!素晴らしい
切り札をお持ちですね!!!」


リリアが頷いた。
「エリックの、特殊な能力のおかげだわ。」
「???どういうことですか??」





「!!!まさか・・・・・・・

見た事のあるものは・・・・・・・・出来る??????




まさか・・・・・・まさか・・・・・・・・・

そんな?!」

「レゼンダ様。

もしや、貴女様の能力を?」

「・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」




「へっへ~~~~~~!!!!!!

だって、アンドロイド・リリアは最強だよね~~~!!!

メタルレディリリアが、めっちゃくちゃかっこよかったんだ!!!!

だから、僕、カードができたらいいな~~~ってさ!!!!

ここも、カードの世界でしょ、やっぱ、最高だなっ!!!!」




・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(え~~~~~~??僕まだ眠くないよ~~~~!!!

・・・・・このお話はフィクションで・・・・・えええ~~~??

・・・・・もう遅いので寝ましょう。フィクションです)
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by f-as-hearts | 2013-06-21 00:00 | SFサウザンドアイランド