ブログトップ

紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド・アイランド    35

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン        ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者


第三十五話 「 そして敵方は・・・ 」



イムズ将軍とマドックスは、無人の飛行場に戻って休息をとっていた。
なにしろあれほどまでに大きな力を何度も使ったのだ。
将軍はマドックスには言っていなかったが、とっくに限界を超えていたのだ。
痛む頭を抱え、ようやくベッドに辿り着いた二人は、ものも言わずに倒れた。
丸二日寝て、起きてからも暫くはボーっとしたまま、二人はどちらともなく朝食
の準備をして、食べた。

「情けないと思うのは・・・・」イムズが言った。
「エネルギーを使い切ると、まるで電池のないおもちゃのようになることだ。
・・・・人間なんだから、せめてエネルギーを温存できるようにしたいが。」
「・・・・そうですね・・・・そうです・・・か・・・・・・?
でも温存、できる状況じゃなかったですから・・・・・」
マドックスはわかったようなわからないような顔をして、トーストを食べている。
その顔を見ながら、イムズはコーヒーを飲んで、少し落ち着いた口調で言った。

「今になればわかるんだが・・・・エリックはこどもだからすぐに興奮状態に
なる・・・・あれを、静かにする方法は、やはりレゼンダが適役だろう。」




・・・・・・・こちらダンジョンの中・・・・・・・・

「レゼンダ、やっぱり面白いや~~~~!!!!
魔女ってすごいんだな~~~~!!!!

ねえねえ、おばけ~~~~!!!
おまえも一緒においでよ~~~~!!!!」

「・・・・・・・・かんぺきなおばかちゃんだな おまえ・・・・・・・

なんでおれを つれていこうとするんだよ・・・・・

おれにとりつかれたいの?・・・・・」

「ダメなの?」

「はあ??・・・・・・ダメとかいいとか おまえに

わかるのかよっ・・・・ぜったいわかってないよな・・・・

わかってない・・・・わかってないよな・・・・・・・・

はあ・・・・・・とりついてやるよ しょーがねえなあ・・・」


おばけがパーティーに加わった。


「リリア~~~~!!!!

ねえねえ、おばけがとりついたよ~~~!!!

なんか、パーティに加わったって壁に書かれてる~~!!」


「ええええええ???」「サカマキさん落ち着いて。」

リリアは冷静だ。





「・・・さすがエリックを育ててきただけはあるわね。」

「レゼンダ。

紅茶がこぼれているが。」

「・・・・・・・・ま・・・・まさかね。

こんな手でくるなんて・・・・・・・・ええっとこの場合

どういうことになるのかしら??

・・・・・・この先・・・・・・・」

「ふむ。

さすが愚者ではあるな。」

「キング。お言葉ですが、まだ愚者だと決まった訳では・・・」

「レゼンダ。彼をどうにかして仲間にするのだ。」

「はい、勿論そのつもりですわ。」




「リリア~~~~!!!!見ててね~~~!!!

よっし、行こう~~~!!!おばけ~~~~!!!」

「・・・・・なんでそんなに うれしそうなんだよ・・・・・

おばかちゃんにとりついちゃった おれってふこう・・・・・」

「ぼくは しあわせだけどね~~~~!!!あはははは!!!」





「・・・・・・・・な、なんだか寒気が・・・・・・・」

「レゼンダ、風邪でもひいたのかな?」

「そうだったらいいんですけど。」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(この お話は フィクションです)
[PR]
by f-as-hearts | 2013-03-27 00:00 | SFサウザンドアイランド