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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド・アイランド    24

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン       ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者


第二十四話 「 手のうち 」


「・・・・・レゼンダ、異次元の方はどうだ?」
イムズは機内からレゼンダに電話で話をした。

レゼンダは離れた場所から戦闘を見ながら、言った。

「カードは、無事に異次元に着いたわ。イムズのおかげね。
こっちで見た通りの、エリックの能力を発揮しているでしょうね。」

イムズはさっきカードを送ったばかりの自分の手を見つめた。

「敵さんも、驚いているだろうな!
俺も、カードにそんな使い方があるなんて、知らなかったぜ!」

「そんなことより、貴方達の方が心配じゃない?」

「まあな。

手加減しないのが、あのガキだからな!!!」


戦闘機は右へ左へ石つぶてを避けながらホバリングして
空中で揺れながら、銃を撃っていた。

「この戦闘機の性能は素晴らしいですが、エリックの攻撃に
対しての、防御は難しいです。」
彼は、以前の戦闘機と比べてと付け加えた。

「マドックス、被弾率は?」
「今現在、50%です。」
「まずいな!・・・・・・エリックは攻撃しながらこつを掴み始めて
いる。」「確かに・・・・・最初より石の量が増えています。
レーダーでは、1回の石の量が総重量で100キロを超えています」

2人はレゼンダに聴こえるように、声を出して話をしていた。

「だが、それはいい兆候だ。
それだけ、エネルギーの消耗が激しいということだ。」

マドックスは頷いたが、本心では不安だった。
そしてそれがわかったからか、イムズはテレパシーで応えた。

(マドックス、レゼンダには言うな。

俺達がエリックに負ける訳がない。いいな?)

(はい。・・・イムズ将軍も、エリックのエネルギーに不安を?)

(そうだ。

あんな奴を、俺は知らない。

誰かが、力を貸してるとしか、思えん!!!)



「カネムラ~~~!!
あの戦闘機、こわれない~~~~!!!」
「おまえな、プラスチックのおもちゃじゃないんだから
当たり前だろ!!!」

「どこだったらこわれるかな?」
「そうだな、エンジンの吸気口って・・・・いってもわからないか!!

あの、プロペラが中で回ってるだろ?あそこに石、ぶつけられるか?」

それはとてもじゃないが、どんな名狙撃手でも無理そうな的だった。

カネムラは冷静にエリックを建物の影に避難させていた。
そこで隠れながら敵が簡単には機銃掃射ができないようにしていた。

(さすがに、一般の民家には攻撃できません)
(それでいて、こちらには石つぶての雨あられ、か!


・・・・・一旦、引くぞ。

奴らは、我々が引いた後、異次元へ行くと思う筈だ。

・・・・・もしも、エリックが異次元へ行くなら、それでこちらも移動する。
攻撃は、異次元での方が、はるかに楽だからな!)

(異次元へ、行きますかね?)
(リリアがいるからな。)
(・・・・・・・そう、ですね・・・・・)

「レゼンダ、カードバトルの方はどうなっている?」
「・・・・・待って。時間の進み方が違うから・・・・・」




レゼンダはカードの状況を見た。



「あははは!!

逃げてばっか、だね~~~~!!


じゃあさ、もっと増やしたらどうかな?」

石つぶては、どんどん増えていった。

「リリア、何にもしないなんて、つまんないよ!!

どうしたのさ?」


石つぶてを走って逃げながら、サカマキは唸った。

「どうしたもこうしたもないな!!!

こちらは万事窮すだ!」拳銃の弾を確認してリリアを見た。


「私の銃の弾は残り2発・・・・・・・・

あの石つぶてが終わらなければ、撃てそうもないわね!


・・・一つ、試してみたいことがあるんだけど、いいかしら?」

リリアはバックから箱を出した。






「エリック!


さあ、遊びましょうか!

ここに、あなたと対戦出来るカードがあるわ。


どうする?

対戦する?」







・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2012-12-01 00:00 | SFサウザンドアイランド