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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド・アイランド    22

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン       ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者

マドックス              ・・・26歳   リドル帝国空軍兵士 
                             能力者


第二十二話 「 エリックの能力 」


カネムラはサカマキの指示に従った。
カネムラの計算は終わっていた。

「エリック!!手を繋ぐんだ!!!!」

エリックはその声に驚いて、咄嗟にカネムラへと手を伸ばした。

「サカマキさん、行きます!!!!」

一瞬、エリックはカネムラが何をしようとしているのかわからなかった。
異次元がまた現実世界に変わるのを見て、叫んだ。

「カネムラ?!!!!リリアが???」



「大丈夫だ、僕らの方が危ないんだからっ!!!!」

カネムラは現実の、そのトレーラーから数十メートル離れた場所に
2人で飛び出して、道路を塞いでいるトレーラーから、大急ぎで路肩へ
逃げた。

「え??ここは??」
「話してるヒマなんかないぞ!!!!」

その通りだった。

イムズが再び異次元のゲートを開けて、戦闘機を現実世界へと連れて
きたのだ。

「しつこいなあ!!!!もうっっ!!!!!」
「あちらさんもあきらめる訳がないからな!!!!」
そう言いながら、カネムラはあきらかに焦り始めていた。




(イムズ将軍、やはりこの2人だけになりましたね)
(そうするしか、彼らにも手がないからな。

4人で移動では、エネルギーの無駄だろう。

・・・・・さて、いつまでカネムラのエネルギーがもつかな?)

イムズはやはり計算していた。

自分が異次元へ戦闘機とともに移動できる回数・・・・・・
そして、カネムラのエネルギー残量・・・・・・・・

カネムラの嫌な予感は、的中した。

最初に4人も移動したのは、計算外だった。
無限にこの力が使える訳ではない・・・・・・・・・・・

だが、それは敵も同じだった。


2人は走っていた。

「作戦を考える時間もないってのが、最悪だな!」
「じゃあさ、僕が作ってやるよ!!時間~~!!」
「頼もしいことで。

おまえ、自分が狙われてるってわかってる?!」
「あのさあ、ほら襲ってくるよ?!」

(マドックス、私が乗り込んだらすぐに攻撃開始だ!!)
(了解)



ドドドドド・・・・・・・・・・・

「SF映画みたいだ!」「違うね、アクション映画だろう!」
「戦闘機って滑走路必要じゃないの?」
「あれは垂直上昇できるタイプみたいだから、滑走路は
いらないな!」「カネムラ知ってるんだ??」
「何でも知ってるさ!!!」「うわあ?!!もう追いついた!!」


カネムラは映画で見ただけで、その通りにできると言った
エリックの能力に、だんだん気がつき始めていた。

「エリック、映画でさ、石ころとか飛ばして物を攻撃するとか
見たことないよな?」
「え?う~~~~~ん・・・・」「無理だよな、出来る訳ないよ!!」

エリックの眼が光った。

「僕、出来ないなんて言ってないよ?!」

「いややっぱり無理だな!!
最強の野球のピッチャーだって、そんな芸当できる訳
ないもんな!!!」

「野球、かあ・・・・・・・・


こんな感じ?」

エリックは、わああああーーーっと大歓声の中
マウンドにいるピッチャーを思い浮かべた。

フォームは、何度も見た・・・・・・
ただ、今は仮想のマウンドに立っているのは
自分だ・・・・・・・・・・・

「えいっっ!!!!!」

足元の石が、戦闘機へと弾かれるように飛んだ。

「あ 外した」

カネムラは驚きながらも言った。

「やるな!!!その調子だ!!!!」

やっぱりだ・・・・・・・・・・!

イメージ・・・・・・・・・・それができれば
エリックはそのままそれを具現化できるんだ!!!!

カネムラの明るい声に、エリックは呆れて言った。


「カネムラ~~~~!!!どうすんの?!こいつ!!
もう一回やるの?!」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2012-11-06 00:00 | SFサウザンドアイランド