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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド・アイランド    18

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
                             能力者
エリック・ジェイントン       ・・・5歳    S級会員
                             能力者
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
                            アンドロイド
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・29歳  オーズレーン国
                            カードマスター
                             能力者
イムズ                ・・・47歳   リドル帝国将軍
                             能力者


第十八話 「 異変 」


サカマキは、その将軍の堂々とした風貌を、どこかで見たように思っていた。
だが、一体どこで?

カネムラは写真を見ながら、エリックと話をしていた。
「能力者で、将軍だぞ??勝ち目なんてないじゃないか!」
「どうして?」「国がバックについてる。軍隊とどうやって戦う?」
「でもさ、異次元ではひとりだよ!!カネムラはあんな奴に負けてもいいの?」
「そうじゃない、現実だよ!!異次元にいかないでも戦える最強の男が
目の前で笑っているんだぞ??」

サカマキは2人の会話に入ってきた。

「これは、私の仲間も絡んでいる問題だからね。
もう少し、計画を練らないとー」「計画っていっても、相手が・・・」
「びびってるんだ、カネムラ~~~~!!!」「におっっ???この~~~!!!」

ヘッドロックをかましながら、カネムラはエリックに言った。
「誰が、びびってるってえええ????」

「サカマキさん、情報が必要ね。
あなたの仲間は、どうしてこの将軍に接触したの?」
「ご存知のように・・・ワインバーガー氏の計画の為ですよ。

彼は、あなたの上司だ。彼が何故、他国へスパイ行為をするのかは、
ご存知ですよね?」

「・・・・・・・100年計画。

グランドクロスの為、ですか・・・・・・」
「そうです。

今ある軍事国家の、その戦力---軍の勢力図、武器量と、武器、火気の性能
・・・それらを把握して初めて、わかることがある。
その国の、戦略と今後・・・未来予想図は、いかに先を読むかで変わる。

今回、初めてわかったが、この将軍・・・
イムズ将軍のような、能力者は、ひとりで国を潰すことが出来るほどの力もあるが
・・・その彼を動かすのは、誰なのか?

・・・多分、それを仲間は、探りに行った筈なんです。」

「カ・・・カネムラ~~~~~!!!いっ・・いたいって!!!!」
「いたくしてるも~~~~~ん!!!」「ヘルプ~~~~!!リリア~~~!!」

「そう(笑)

サカマキさん。
イムズ将軍は、このスパイの正体を知ったでしょうか?」
「・・・・・・・・んん~~~~?!わからない・・・・・・
仲間はそんな簡単に自分のことを吐かないけどね。仲間同士でも」
「そう?」「そうですよ」
じっと見つめるマーマレードの瞳は綺麗な湖のようだとサカマキは思ったが
今そんなことを言っている場合ではないのでやめた。

スピーカーから声が聴こえてきた。

「緊張感がまるでないな~~?!おいおい!!
リドル帝国の将軍があんたらの敵なんだろ?!
聞いてたよ!!サカマキさん、どうするんだ?」

「オーナー・・・そうだな。軍隊を連れてくるとは思えないんで、彼の超能力とどう戦うか
だけが今、問題なんだよ。」
「軍隊を連れてこない?本当ですか?」カネムラはエリックを放すと、言った。
「軍を動かすには、理由がいる。
・・・彼には、その理由を作れないだろう。」「確かに、エリックを捕まえるには・・・
理由が必要ですね」「今は、ただの悪ガキだからな~~~!!」
「悪ガキアタ~~~~ック!!!!!!」「ぐおっ?!このやろ~~~~!!!」

「はいはい。

仲間を救出する為には、イムズ将軍と戦うしかないのか・・・・
ちょっと、またリリアと相談したいんだ。
2人は席を外してくれないか?」

「いやだ!!」「サカマキさん、相談なら皆でした方がいいかと思います。
なにしろ、みんな関係ありそうで・・・」「そうね」

「・・・・・・・・・・・う~~~~~ん・・・・・・・・・・・


仕方ないか。・・・それじゃあ、難しいところは言ってくれ。
後で説明するから。」「大丈夫です。私が説明しますから。」
「助かります。・・・それじゃ、イムズ将軍とどう戦うか、だけど・・・」
「それと、レゼンダとね」

「僕、レゼンダと戦いたいな~~~~!!!」
「だけど、2人だけになれるとは限らないだろ?イムズ将軍が先に
エリックを異次元へ連れて行こうとするかもしれない」
「じゃあ、カネムラがイムズ将軍を連れ出してよ!!」

「・・・!それは・・・出来るか?カネムラ君?」

「・・・・・・・・・・・・・考えてみます。


確かに、将軍とエリックじゃ、相性が悪すぎだと思います。
もしも・・・イムズ将軍が本気でエリックを捕まえにきたらと思うと
怖ろしいですね。」

「相性?どんな風に悪い?」
「イムズ将軍は、前はエリックの能力を知らないままでした。
でも今度は、少なくとも多次元空間での能力を、駆使するんじゃないか
と思うんです。」
「・・・・・・・・・・!」「そうです、イムズ将軍は僕と同じ、マップ能力を
もっている筈なんです。

そうだとしたら、エリックを多次元の中で迷子にだって出来る。」

「ええ??僕、迷子になんかならないよ!!」
「・・・でも、エリックはひとりで多次元は歩けないと思うんだ。
僕が一緒だから大丈夫だったんで・・・」
「じゃあ、今から教えて~~~!!」

これには皆が驚いた。
「教えてって・・・出来るのか?カネムラ君??」
「わかりません・・・・・・・・だって、今まで能力を人に教えたことが
ありませんから・・・」「・・・・・・ううう~~~~ん?!」

「エリック、それじゃ、まずはーーーー」

ガタン!!!!!

トレーラーが突然止まった。

スピーカーからオーナーの声が響いてきた。
「道路上に、何か降ってきた。危険を避ける為、緊急停止したが
皆、大丈夫か?」「だ、大丈夫です。」「どうしたんだ?」

オーナーが確認して再び話をした。
「何か、の部品だろう・・・車、か??」

キィイイイイイイーーーン!!!!!

皆の耳に、機械音が聴こえた。

カネムラが顔色を変えた。

「この、音!!!!

戦闘機の??

どこからーーー」言いかけて、はっとしたようにカネムラは
叫んだ。

「皆、私につかまってください!!異次元へ跳びます!!!!」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2012-09-23 00:00 | SFサウザンドアイランド