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紡ぐ夢 綴る夢

fashearts.exblog.jp

タロット占い師ASのブログです。

サウザンド・アイランド    13

異世界の島の物語。



サカマキ・ショウゴ         ・・・28歳   検査員
カネムラ・オクトー         ・・・19歳   研究員
エリック・ジェイントン       ・・・5歳    S級会員
マーマレード・リリア        ・・・20歳   保護委員
ワインバーガー           ・・・60歳   ???
メラニー               ・・・33歳   科学者
長老                 ・・・??    ???
レゼンダ               ・・・??    ???
イムズ                ・・・??    ???


第十三話 「 エリックの冒険(笑)2 」


エリックは対戦に必要なデッキを揃えていた。
だが、それはほとんど初期の、あまり強いカードが無いものだった。

「これならね、そこそこ このゲームに出てくるカードマスター達と
やりあえるわよ?」
「・・・それ、モンスターだよね?」「そうよ。でも見せない。どうする?」

エリックは頷いた。「じゃあさ、勝ったら絶対、もらうからねっっ!!!」

女性は名乗った。「私は魔法使い。レゼンダよ。君の名前は?」
「へえ?職業が魔法使い?そんなのあるんだ?魔法使いか~!!


僕?



うん、僕の名前は、カネムラ。オクトーって呼んでよ」

「オクトーね。・・・それじゃあ、ステージを作るわね」


レゼンダは魔女の姿に変身して杓杖を握ると、大声で言った。

「魔女レゼンダが命ずる。

いでよ!!!レゼンダとオクトーのカードバトルステージ!!!!」



それまでの町外れの静かな風景が、一変し、巨大な古い城壁に囲まれた
競技場の、その中心にいるようなステージになった。

「説明は短めだから安心して(笑)

ここは競技場で、対決はカードバトラーの2人の、ライフポイントが0になるか
・・・相手が負けを認めて、降りた時に、決着するのよ。

先攻か後攻か、は、普通コインで決めたりするけど、今回はバトルステージを
私が決めたから、オクトーが先攻でいいわ。

ステージ上では、自分を守るカードと敵を攻撃するカード、それに・・・」
「バトルの流れを変えるカードもあるよね!!!」「そうよ、わかってるようね。
それじゃあ、先攻でどうぞ。」



オクトー(エリック)は、PCとの戦いとは違うものを感じていた。
魔法使いだから??でも違う・・・・・・・
進むうちに、その気持ちはどんどん強くなっていった。

「その攻撃に対してカード発動。底なし沼、ワンターン敵の足止め。
僕のターン・・・・・・・」

敵の怪物が実体化して、襲ってきたところで、底なし沼に落ちて、動かなくなった。
それを見ながら、オクトー(エリック)は言った。

「・・・・あのさ、レゼンダ~!!

君のカードって、特殊だよね?だって魔法使いじゃん!!」
「いいえ、特殊じゃないわ。」
「そうかなあ~~~!!!僕が、魔法使いだったら、絶対魔法のデッキに
するもん。

例えばさ~~~、底なし沼に落っこちるでしょ、そうしたら・・・
羽根が生えるんだ!!」

怪物の、背中に、大きな羽根が生え、ばさばさとそこから抜け出した。




「・・・・・・・・・・・!!

・・・魔法カードが発動する条件が、何故わかったの??」

「だって、魔法使いでしょ?
僕なら、そうやって、脱出するよ。そうして攻撃してくる。」

その通りの攻撃が始まった。
巨大な怪物は、羽根のカードで底なし沼から脱出し、そのターン攻撃に
なったのだ。

「ずっる~~~~~いよね!!!!!
めっちゃくちゃ、レゼンダ、レベル高いじゃん!!!!

僕は、超初心者だぞ!!!!!!!」
オクトー(エリック)は怒って言った。




「強敵が攻撃してきた時に発動・・・・・・・・・

・・・・っていうか、召喚!!!!!!


召喚条件対戦相手とのレベル差20以上。
召喚できたら・・・
・・・つまり、そんだけ酷い相手ってことだよね?」



・・・召喚に、なった。

「召喚獣、バハムート、敵を攻撃!!!!」

竜王バハムートが、敵の怪物を撃破した。

レゼンダのライフが2つ、減った。

「何????

そんなカード、いつの間に????」


「うん。実は、カネムラが持ってたんだ~~~!!!



・・・勿論、PCの中でだけど。

あ、だから僕、カネムラになったんだよ~~~!!!
そうすれば、カネムラのデッキ、使えるもんね!!!!!」

レゼンダは唸った。

「ごめん。だって、レゼンダ、魔法使いだっていうから。
僕、負けたくないんだ。

ゲームって面白いね!!!!」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このお話は フィクションです)
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by f-as-hearts | 2012-06-24 00:00 | SFサウザンドアイランド